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    AGAの薬を徹底比較!受診前にあらかじめ知っておきたい価格や効能について

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    「AGAに悩んでいるけれど、治療内容が分からず受診する勇気がでない」そんな方も多いのではないでしょうか。AGAは進行型の病気であるため、症状を悪化させないためには早急な治療が必要になりますが、どんな治療をするかまでは調べても分からない部分もありますよね。そこで今回は、AGAの治療に使用する薬について、薬の特徴をふまえたうえでの比較や、価格、効能についてご紹介していきます。AGA治療に不安を感じている方は、受診前に是非一度目を通してみてくださいね。

    ■この記事の著者■ AGA薄毛予防治療クリニック 医師

    柏﨑 喜宣 (かしわざき よしのり)

    名古屋大学医学部卒。創業以来日本全国のAGA・薄毛で悩む男女に対して適切な診察とAGA治療薬の効果最大化をしている。

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    AGAの治療薬の効能は大きく分けてふたつ

    AGAの治療薬はたくさんの種類があるため、それぞれに効果が違うと思われがちですが、治療薬の効能を分けるとふたつに分類することができます。まずはAGA治療薬のふたつの効能を知っておくと、AGA治療薬の種類が多くても特徴や効能を整理しやすくなりますので、ここではAGA治療薬のふたつの効能について解説をしていきます。

    今ある髪の毛を守る

    AGAの治療薬と聞くと、発毛をさせるイメージが強いですが、今ある髪の毛を守る薬もあります。髪の毛を守る薬の具体的な働きは、抜け毛を減らしたり防ぐことで、今あるAGAの症状を悪化させないことがメインです。そのため、髪の毛のボリュームを増やしたい方や見た目にすぐ変化が欲しいという方には向きませんが、少し薄毛が気になり出した方や現状維持したい方、もしくは今よりも悪化させたくないという方にはオススメの治療薬となります。

    発毛を促進して髪を育てる

    もうひとつのAGA治療薬の効能は、発毛を促進して髪の毛を育てるものになります。「攻めの治療薬」とも言われることがあり、見た目に明らかな変化が欲しい方や薄毛が進んでしまっている方にはオススメの治療薬になります。

    AGA治療薬の特徴と効能

    AGAの効能について、大まかな分類を知っていただくことができたかと思います。では、実際にAGA治療の現場で使われているAGA治療薬のそれぞれの特徴や効能について見ていきましょう。

    プロペシア

    プロペシアは日本では最もポピュラーなAGA治療薬です。発売当初はCMや広告を多く打ち出していた薬でもあるため、プロペシアをご存じの方も多いのではないでしょうか。そんなプロペシアはアメリカのメルク社が開発し、多くの国で使用を承認されている世界初のAGA治療薬です。日本では2005年に国内での使用を承認されています。具体的な効能は、AGAの原因であるDHTが生成されるのに不可欠な5α-リダクターゼと呼ばれるものをブロックすることで、AGAの原因物質となるDHTが作られるのを抑制します。その結果、毛髪の成長期が長くなり、細くなった髪の毛にコシ・ハリが生まれ髪の毛が強く成長します。また休止期にある毛穴から髪の毛が成長するため、AGA改善の効果が期待できます。

    ◎合わせて読みたい記事
    プロペシア(AGA治療薬)の効果と正しい服用方法
    https://aga-yobou.jp/propecia/good-way

    ザガーロ

    ザガーロは日本では2015年に承認された、AGA治療薬です。効能はプロペシアとほぼ同じです。5α-リダクターゼと呼ばれるものをブロックすることで、AGAの原因物質となるDHTが作られるのを抑制し、髪の毛を成長させる働きがあります。ただし注意したいのが、プロペシアよりも広い範囲の5α-リダクターゼをブロックするとう点です。どういうことかというと、5α-リダクターゼにはⅠ型とⅡ型のふたつがありますが、プロペシアはⅡ型のみに有効です。一方でプロペシアは、Ⅰ型とⅡ型両方に効果があるため、プロペシアで効かなかったという人がザガーロに変更することで効果を得ることができたという例も多く存在しています。

    ◎合わせて読みたい記事
    【医師監修】AGA治療薬ザガーロの有効性と正しい服用方法
    https://aga-yobou.jp/zagaro/effectiveness

    フィナステリド

    フィナステリドはアメリカで開発されたAGA治療薬の「成分名」のことで、もともとはアメリカの製薬会社メルク社が元々は前立腺肥大や前立腺がんのために発売していたものです。使用中にフィナステリドに発毛効果があることが分かり、現在はプロペシアの安価なジュネリックとして日本国内でも販売されています。効果はプロペシアと同様で、プロペシアよりも安く買えることから、フィナステリドを選択してAGA治療薬として使う方も多いです。

    ◎合わせて読みたい記事
    【医師監修】AGA治療薬フィナステリドの有効性と正しい服用方法
    https://aga-yobou.jp/finasteride/effectiveness

    ミノキシジル

    ミノキシジルは「攻めの治療薬」と言われることもあり、内服薬と外用薬のふたつの処方があるAGA治療薬です。内服薬のミノキシジルは「ミノタブ」と呼ばれることが多く、発毛効果を実感したい人に向いてる薬です。ミノキシジルはもともとは高血圧患者に使用されていた薬のため、血管を広げる作用があります。これにより血流が改善され、毛乳頭細胞に栄養がいきわたり、毛髪が育つ手助けをしてくれます。またミノキシジルにはヘアサイクルを改善してくれる働きがあるため、ヘアサイクルの乱れで抜け毛が増えている方は、抜け毛の改善にも役立ちます。外用薬に関してはミノキシジル濃度2%~5%のものがほとんどで、ドラックストアなどで購入することが可能です。ただし、5%以上の濃度が高いものは医師からの処方が必要になります。

    ◎合わせて読みたい記事
    AGA治療薬のミノキシジルの効果
    https://aga-yobou.jp/aga/usuge-minoxidil

    AGAの治療期間

    AGAの治療薬は、使用する薬によっても費用が変わりますが、続ける期間によっても治療費の予算が変わりますよね。AGA治療をしたことがないという方にとっては、「いつまで治療を続ける想定なのか」「治療効果が発揮されるのはいつか」気になるところです。そこでここでは、AGAの治療期間や治療効果が得られる期間についても詳しく解説をしていきます。

    AGA治療の効果が発揮されるまでの期間

    AGAの治療効果が発揮されるまでの期間は、最短で3ヵ月程度、長くても6ヵ月程度でなんらかの変化を感じると言われています。治療薬が合う合わないもありますし、治療開始したときのAGAの進行具合によっても変わりますが、最短で効果を感じる人は早期段階で治療を開始しているケースが多いです。一方でAGAが進行していても、根気強く治療を続けていくことで効果を実感することは十分可能です。ただし完全に脱毛しているような状態からは、理想の髪の毛の状態に戻すまでに時間がかかるため、6ヵ月以上かかることもあります。AGA治療は焦らないことが大切ですので、長い目で見て治療計画を立てておくことが大切です。

    AGA治療の継続期間

    AGAは8割以上の方が遺伝によって発症する病気ですので、治療を行ったからと言って完治を目指せる病気ではありません。AGAになったらAGAと一生付き合っていく覚悟が必要です。AGAの症状を悪化させたくない場合は、AGAの治療を続けていく必要があります。そのためAGA治療を始める前には、AGA治療のゴール設定をしておくことが大切です。多くの方はAGAの症状が出ても年齢相応で気にならないタイミングでやめることが多いです。もちろんずっと続けていくという方もいます。AGA治療をいつまで続けるかは個人によって違うため、なんとなく始めるのではなく、計画性を持って治療開始をするのが望ましいです。

    AGA治療費用を少しでも安くする方法

    AGA治療はAGA症状を改善・予防したいと考えている人は、その期間ずっと続けていく必要がある治療ですので、やはり気になるのが治療費用ですよね。少しでも安く治療を続けたいと考えるのは当然のことです。そこでここでは、AGA治療を少しでも安く長く続けるための方法についてご紹介していきます。今後AGA治療を検討しているという方は、ぜひ参考にしてみてくださいね。

    オンライン診療のあるクリニックを選ぶ

    今はオンライン診療に対応しているAGA専門クリニックが多く、実際に利用されている方も多いです。オンライン診療であれば、通院する際の交通費も不要ですし、在宅中でも外出中でも時間がある好きな時に診療を受けることができます。通院費用を安く抑えつつ、通院の手間を軽減することで、AGA治療がより続けやすくなります。ただしオンライン診療でも、血液検査や髪の毛の状態を確認するための診察などは直接クリニックに出向く必要があるため、通える範囲内でクリニックを探しておくと楽です。

    ジュネリック医薬品を選ぶ

    本記事内でもご紹介しているAGA治療のジュネリック医薬品ですが、抵抗がなければジュネリック医薬品を選ぶというのも治療費を安く抑えるコツです。例えばプロペシアは月に7,700円~8,200円ほどの予算が必要になりますが、同じ血用効果のあるジュネリック医薬品であるフィナステリドは月に4,500円~4,800円と3,000円以上安くなります。ジュネリック医薬品を上手に活用して、治療費用を安くすることで長期間の治療も続けやすくなります。

    まとめ買いをする

    自分に合う薬が見つかったら、治療薬をまとめ買いするのもオススメです。まとめ買いをすることで、多くのクリニックでは毎月買うよりも一ヵ月あたりの負担額が安くなります。自分に合う薬かどうか、また副作用が出ていないかきちんと確認する過程は必要になりますが、治療薬が安定したらまとめ買いをしてみるのもオススメです。まとめ買いをする際には、担当医や薬剤師に相談してみてくださいね。

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