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ハゲる年齢の平均って何歳? 日本人は何歳ごろから薄毛になり始める?
薄毛、ハゲ・・・男性にとっては耳が痛くなる言葉ですが、その一方で「自分は大丈夫だろうか」「いつから髪の毛を気にするようになるのだろうか」と不安に感じている方もいらっしゃるかと思います。また既に薄毛で悩まれている方も「自分と同じ悩みを持つ人は、日本にどのくらいいるのだろうか」と気になってあるのではないでしょうか。今回はそんな日本人男性のハゲる年齢について、実際に行われたアンケート調査の結果を元に解説していこうと思います。
■この記事の著者■ AGA薄毛予防治療クリニック 医師
柏﨑 喜宣 (かしわざき よしのり)
名古屋大学医学部卒。創業以来日本全国のAGA・薄毛で悩む男女に対して適切な診察とAGA治療薬の効果最大化をしている。
薄毛に関する意識調査において読み取れる男性の薄毛事情
株式会社リクルートの調査研究機関『ホットペッパービューティーアカデミー』(https://hba.beauty.hotpepper.jp/)が毎年行っている「薄毛に関する意識調査」が、10月13日に公表されました。例年行われているスクリーニング調査で、今年度の実施期間は2022年7月6日~2022年7月7日となっており、まさにリアルタイムで薄毛に悩む人々の統計が取られています。ここではこのアンケート結果を元に、数字から読み取れる男性の薄毛事情について解説を行っていきます。
◎参考元:株式会社リクルート
https://hba.beauty.hotpepper.jp/search/trade/hair/42218/
https://hba.beauty.hotpepper.jp/wp/wp-content/uploads/2022/10/data_usuge_20221013.pdf薄毛が気になりだした年齢は「約38歳」
「薄毛に関して、あなたは、何歳くらいから気になり始めましたか。気になりだした具体的な年齢をお聞かせください。」という質問に対し、1,487人の男性の回答平均値は37.9歳となりました。アンケート結果により、男性の薄毛が気になり出す年齢は約38歳であると言えます。また2020年は38.1歳、2021年は38.4歳のため過去3年の統計において一番低い年齢であることが分かります。薄毛を気にする年齢がここ3年の中で一番低くなっている、という見方もできますね。また一番多く票が集まったのが30代前半~40代前半であったため、この年代で薄毛が気になりだす方が多い傾向にあります。
薄毛が気になる部位NO.1は「頭頂部」
薄毛が気になっている人に対して、「あなたが今、薄毛に関して具体的に気になる部位をお聞かせください。」という質問に対する答えで一番割合が高かったのは66.0%で頭頂部という結果になりました。次いで前頭部が57.6%と大きな数値を示しています。薄毛に悩む半数以上の方が頭頂部、前頭部を気にしているということが分かりました。その他参考までに分け目が26.1%、全体的な薄毛が18.3%、後頭部が16.8%、側頭部が8.0%という調査結果になっております。
薄毛には「鏡を見ていた時」に気付く人が多い
「薄毛に関して、あなたが気になりだしたきっかけをお聞かせください。」という質問に対して、男性では「鏡をみていた時」に気付いたという回答が最多の35.7%でした。次いで「家族からの指摘」が15.4%、「友人・知人からの指摘」が12.8%という結果になっています。頭頂部、前頭部の薄毛を気にしている方が半数以上とお伝えしましたが、鏡で見た時に自分で一番見える部分がその2部位であるという状態も関係してそうですね。逆に後頭部は合わせ鏡で見る、写真を撮ってもらう以外に自分で気付く手段がなく、身内や親しい間柄の人に指摘されて初めて気付くといったパターンが多そうです。
なぜ薄毛になってしまうのか?
アンケート結果を見て、いかがだったでしょうか。意外にも多くの方が薄毛に悩まれている、ということがお分かりいただけたのではないでしょうか。また薄毛が気になる年齢に関しても平均38歳との結果が出ましたが、早いと感じるか遅いと感じるかは人それぞれかと思います。しかし38歳は働き盛りで若い年代である、との見方が一般的化と思います。なぜそんな若い年代から薄毛が気になりだしてしまうのでしょうか。ここからは薄毛になってしまう理由について解説をしていきます。
AGAの発症によるもの
若く健康な方が薄毛になってしまう原因としては、AGA(男性型脱毛症)が一番多い原因のひとつかと思います。AGAは男性ホルモンが起因して発症する男性特有の脱毛症状で、遺伝によって起きる割合が高い病気です。遺伝によりAGAが発症する割合は8割以上とも言われており、若い方でも発症してしまうことが「薄毛が気になる年齢が若い」原因でもあると言えます。AGAが広く知れ渡るまでは薄毛の原因は老化によるもの、という考え方が一般的でしたので、今もそのように考えている方が多いです。しかし近年AGAは10代での発症も確認されており、いつ発症してもおかしくないということになります。
乱れた生活習慣や間違ったケアによるもの
AGAの8割以上が遺伝によるもの、とお伝えしましたが、AGAの原因になるものは遺伝だけではないのではないかとも言われています。その中であげられる内容が、乱れた生活習慣や間違ったケアの積み重ねによる薄毛、抜け毛です。生活習慣や間違ったケアが直接AGAに影響していることは証明されていませんが、積み重ねにより頭皮環境が悪くなってしまうことがあり、頭皮に負担がかかってしまった結果薄毛につながることがあります。乱れた生活習慣とは、「偏食や過食」「睡眠不足」「ストレスの溜めすぎによる自律神経の乱れ」「運動不足」「飲酒喫煙」などがあげられます。これらをひとつひとつ見直し、改善することで頭皮環境を整えることにつながります。また間違ったケアについても見直すことで、頭皮や毛髪を健康に保つことができます。以下の関連記事で食生活についてや、髪の毛の正しいケア方法について解説しておりますので、是非参考にしてみてくださいね。
◎薄毛・AGAの方必見、薄毛予防に効果的な食事とは?
https://aga-yobou.jp/aga/shokuji-eat
◎【医師監修】絡まる髪の毛は抜け毛の大敵
https://aga-yobou.jp/aga/entangled薄毛に気付いたら、すぐに専門クリニックを受診しましょう!
「髪の毛が薄くなってきた」「抜け毛が増えてきた」現在このようなお悩みはございませんか? 髪の毛や抜け毛の増加は、一見季節性のものやストレスによる一時的なもの・・・と思われ放置されてしまいがちですが、多くの場合でAGAが原因になり発生しています。AGAは進行性のため、放置をしていると更に症状が悪化してしまいます。そのため抜け毛や薄毛に気付いた際は、すみやかに専門クリニックを受診するようにしましょう。生活習慣やケア方法の改善は、もちろん髪や頭皮にとっていいことですが、AGAは根本的な原因を改善しないといけない病気です。早期発見により早い段階での症状改善も見込めますので、「AGAか分からない」という方でも大丈夫ですので、まずはお話を聞かせてくださいね。
執筆した医師の紹介
■この記事の著者■ AGA薄毛予防治療クリニック 医師
柏﨑 喜宣 (かしわざき よしのり)
名古屋大学医学部卒。創業以来日本全国のAGA・薄毛で悩む男女に対して適切な診察とAGA治療薬の効果最大化をしている。
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