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髪の毛が絡まる原因とは? 丁寧なケアが抜け毛には重要!
「髪の毛が絡まる」「ブラッシングがスムーズにいかない」とお困りではありませんか? 髪の毛が絡まるのは年齢によるもの、自分の髪の毛が細く生まれつきの性質だから・・・と諦めてしまっている方もいらっしゃるかもしれません。しかし実は髪の毛が絡まるにはいくつか原因があり、その中にはAGA(男性型脱毛症)の影響を受けているものもあります。AGAの場合「以前より絡まりやすくなった」という方であれば特に注意が必要です。今回は髪の毛が絡まる原因と、そのケア方法について解説をしていきます。
■この記事の著者■ AGA薄毛予防治療クリニック 医師
柏﨑 喜宣 (かしわざき よしのり)
名古屋大学医学部卒。創業以来日本全国のAGA・薄毛で悩む男女に対して適切な診察とAGA治療薬の効果最大化をしている。
髪の毛が絡まる原因とは?
髪の毛が絡まる原因はさまざまですが、原因を知っておくことで対策できることもあります。ここではなぜ髪の毛が絡まってしまうのか、その原因について解説をしていきます。
髪の毛の性質によるもの
髪の毛の色やヘアスタイルが似ていても、一人一人髪の毛の性質は違うものです。黒い髪の毛、茶色い髪の毛、直毛の真っすぐな髪の毛、癖毛・・・など少し例を挙げるだけでもさまざまな髪質があるのが分かりますよね。しかしその中でも「絡まりやすい髪の毛」というものが存在します。絡まりやすい髪質の方は「細い髪の毛」の持ち主であることが多いです。髪質は生まれ持ったものですのでコントロールしにくい部分でもありますが、太い髪の毛の方と比べて細い髪の毛の方は一般的に絡まりやすいことで知られています。
静電気によるもの
寒くなってきたこれからの時期、空気の乾燥とともに増えてくるのが静電気です。そんな不快な静電気ですが、髪の毛にも影響を及ぼします。静電気によって髪の毛がくっついたり離れたりが繰り返され、知らないうちに髪の毛が絡まっていってしまいます。特に冬場はマフラーなどを巻くことで髪の毛がこすれ、更に静電気によって絡まりやすくなってしまうという悪循環が発生してしまいます。
髪の毛の乾燥によるもの
お肌と同様に髪の毛も乾燥をしてしまいます。特に冬場は暖房などの影響により髪の毛の中の水分量が減り、髪の毛が乾燥し広がったりごわついたりしてしまいます。乾燥によって艶を失った髪の毛同士は非常に絡まりやすく、傷つきやすい状態です。
髪の毛のダメージによるもの
カラーやブリーチ、パーマを頻繁に繰り返していることにより、髪の毛がダメージを受けてしまい艶が失われ、絡まりやすくなってしまう場合があります。特にブリーチは髪の毛表面にあるキューティクルが開いてしまうため、髪の毛内の水分や栄養が失われやすく、引っかかりの原因につながります。またパーマは主に頭皮にダメージが大きく頭皮トラブルの原因になり、その結果髪の毛に上手く栄養が行き渡らなくなってしまうなんてこともあります。
紫外線によるもの
紫外線が強い夏などの時期に、紫外線を長時間頭皮に浴びてしまうと頭皮で光老化現象が発生してしまいます。これにより白髪の発生や切れ毛、また頭皮にある毛母細胞にダメージがかかってしまうことにより髪の毛がやせ細ってしまい絡まりやすくなってしまいます。
AGA(男性型脱毛症)によるもの
「特に何もしていないのに髪の毛が絡まりやすくなった」という方はAGAを発症している可能性もあります。AGAは遺伝的要因が強く、薄毛の8割以上の原因は遺伝によるものであるとされています。AGAは男性ホルモンの一種であるテストテロンと5αリダクターゼ(5α還元酵素)と呼ばれるものが結びつき「ジヒドロテストロン(DHT)」と呼ばれる男性ホルモンに変換されます。このジヒドロテストロンがホルモン受容体に取り込まれ毛母細胞の働きを低下させ毛髪の成長サイクルが短くなり、ハリ・コシのある髪の毛が生えにくくなってしまいます。その結果髪の毛が細くなり、絡まりやすくなってしまいます。
髪の毛が絡まることによって何が起きる?
髪の毛が絡まることによって以下のことが起きる可能性が高くなります。
・負荷がかかることにより切れ毛が増える
・ブラッシングなどにより絡まっている髪の毛が抜けてしまう
・絡まり部分にホコリなどがつき不衛生、頭皮トラブルの原因にもなる髪の毛は自然に生活していても1日に100本以上は抜けていきます。この範囲内であれば老若男女問わず問題ない正常値ですが、髪の毛が絡まることにより本来抜けなくてもいい髪の毛が抜けてしまい、また抜ける際に引っ張られることにより頭皮にも負荷がかかってしまいます。そのため髪の毛の絡まりを防ぐことはとても大切になってきます。
AGAが原因の髪の絡まりはどうすればいい?
次のトピックスでは日常生活で可能な髪の毛の絡まり防止対策についてご紹介していきますが、AGAが原因だと疑われる場合、また心当たりがある場合は先にAGA専門医院やクリニックを受診するようにしましょう。AGAは放置してしまうとどんどん進行していってしまうため、髪の毛の絡まりだけではなく直接髪の毛が抜け落ちてしまう抜け毛や薄毛に発展する可能性があります。
・最近になっていきなり髪の毛が絡まり始めた
・髪の毛が以前より細くなっている気がする
・AGAの抜け毛の特徴に当てはまる(※以下参照)AGAの治療は早期発見・早期治療が何よりも大切です。気になる症状がある場合は要注意です。
※【医師監修】AGA(男性型脱毛症)の抜け毛の特徴とは?
https://aga-yobou.jp/aga/feature-aga日常生活でできる! 絡まり防止のためのケア方法!
最後に日常生活の中で是非行っていただきたい、髪の毛が絡まることを防止するためのケア方法についてご紹介していきます。どれも今日からすぐにできることですので、まずは1つずつできる範囲から実践するようにしましょう。
丁寧なブラッシング
シャンプー前やお出かけの際などには、丁寧にブラッシングを行うようにしましょう。たまに頭皮にくしの先端を突き刺すようにしてブラッシングを行う方がいらっしゃいますが、これは頭皮に負担をかけてしまうためNGです。できるだけ頭皮にくしが当たらないようブラッシングを行い、絡まりの原因にもなるホコリやチリを落としましょう。また髪の毛が既に絡まってしまっているという場合は、オイルなどをつけて滑りをよくしてから絡まりを取るのもオススメです。間違っても絡まりの塊ごとブラシで取り除かないよう注意しましょう。
丁寧なタオルドライ
男性の方であればシャンプー終わりにバスタオルで髪の毛をガシガシ拭いてしまう、なんてこともあるかと思います。しかしこれをやってしまうと、髪の毛同士が擦れあってしまいキューティクルが傷つき、乾燥の原因になってしまいます。髪の毛は乾燥すると絡まりやすくなってしまうため、できる限りタオルドライでトントンと優しく水分を拭き取り、ドライヤーも髪の毛に長時間高温で当てすぎないよう工夫しましょう。
トリートメントを行う
カラーやブリーチ、パーマで髪が乾燥してしまっているという方は、定期的にトリートメントを行い髪の毛を乾燥から守ることで絡まりにくい髪の毛をキープすることもできます。できればカラーやブリーチ、パーマは今後控えると髪の毛のダメージ回復もできますが、どうしてもお洒落も楽しみたいという方は定期的なトリートメントを継続しましょう。
解説した医師の紹介
■この記事の著者■ AGA薄毛予防治療クリニック 医師
柏﨑 喜宣 (かしわざき よしのり)
名古屋大学医学部卒。創業以来日本全国のAGA・薄毛で悩む男女に対して適切な診察とAGA治療薬の効果最大化をしている。
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