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    髪の毛の位置によって太さは違うの? あなたの抜け毛は大丈夫?

    炎症,頭皮

    髪の毛の太さや質感が部分ごとに違うことに気づいたことはありますか?例えば、前頭部や頭頂部の髪が細く感じる一方で、側頭部や後頭部の髪は比較的太いことが多いです。このような違いは、実は男性型脱毛症(AGA)の初期兆候であることが考えられます。AGAは、遺伝やホルモンの影響によって、髪の成長サイクルが乱れ、特に頭頂部や前頭部の髪が細くなりやすくなるのです。抜け毛や髪の毛の質に変化を感じたとき、単なる一時的なものなのか、それともAGAの進行によるものなのかを見極めることは重要です。特に、抜け毛が細くなったり、髪の毛が徐々に薄くなってきたと感じる方は、早めに対策を取ることで、薄毛の進行を遅らせたり、予防することが可能です。本記事では、髪の毛の位置による太さの違いや、抜け毛の状態からわかる髪の健康状態について詳しく解説します。自分の髪の毛の変化に気づいたら、専門医の診察を受けることを検討してみてください。

    ■この記事の著者■ AGA薄毛予防治療クリニック 医師

    柏﨑 喜宣 (かしわざき よしのり)

    名古屋大学医学部卒。創業以来日本全国のAGA・薄毛で悩む男女に対して適切な診察とAGA治療薬の効果最大化をしている。

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    髪の位置による髪の毛の太さの違い

    髪の毛の太さは、頭の各部位ごとに異なることがあります。普段髪の毛を見たり触ったりするだけでは、髪の太さの違いまで気付くのは難しいこともありますよね。主に髪の毛の太さの違いは、頭皮の特性や毛根の深さ、頭部の形状など、物理的な要因によって生じます。それぞれの部位における髪の毛の太さを理解することで、ヘアケアの仕方やヘアスタイルの選び方にも役立ちます。ここでは一緒に、頭の部位別の髪の毛の太さについて一緒に確認していきましょう。

    前頭部の髪の毛は比較的細い

    前頭部の髪の毛は、他の部位に比べて細く感じることが多いです。これは、前頭部の頭皮が薄く、毛根も比較的浅いためです。また、この部分は顔に近いこともあり、皮脂分泌が多いため、毛穴が詰まりやすく、髪の成長が抑えられることも影響しています。こうした要因により、前頭部の髪の毛は他の部位よりも細くなりやすいです。

    頭頂部の髪の毛の太さ

    頭頂部の髪の毛は、比較的太く、しっかりとした毛質を持つことが多いです。頭頂部は血流が豊富で、髪の成長に必要な栄養が供給されやすい環境にあります。また、毛根が深いため、髪の毛自体が強く、太い状態を保つことができます。日常的に触る機会も少ないため、他の部位に比べてダメージを受けにくいことも、太さに影響しています。

    側頭部の髪の毛は太さにばらつきがある

    側頭部の髪の毛は、部位によって太さにばらつきが見られます。耳の周りやこめかみの部分は、比較的髪の毛が細くなる傾向がありますが、耳の後ろや側頭部の中央に近い部分は、太めの髪の毛が生えていることが多いです。これは、側頭部の頭皮が部分的に違った特性を持っているためです。側頭部は血流が比較的良好ですが、外的な刺激にさらされやすく、摩擦や引っ張りなどの影響を受けることも多いため、髪の毛が部分的に太さを変える要因となっています。

    後頭部の髪の毛は太くて強い

    後頭部の髪の毛は、一般的に太く、強い特徴があります。この部位の頭皮は比較的厚く、血流も安定しているため、健康な髪が育ちやすい環境です。また、後頭部は日常的に外的な刺激を受けにくく、髪の毛がダメージを受けにくいことから、全体的に髪の毛が太くなりやすいです。さらに、後頭部は頭全体のバランスを取るための重要な部分であるため、強度の高い髪が生えやすいと言われています。

    毛質や太さの個人差

    髪の毛の太さには、個々の遺伝的な要因も大きく関わっています。髪の質が全体的に細い人もいれば、太くて硬い髪の人もいます。また、年齢とともに髪の太さが変化することもあります。例えば、若い頃は全体的に髪が太かった人でも、加齢により毛根が弱り、髪が細くなっていくケースもあります。こうした個人差を踏まえ、適切なヘアケアが必要です。

    AGAが原因で髪の毛が変化する可能性

    頭の部位ごとに髪の太さや質が異なることは、自然な現象です。しかし、AGA(男性型脱毛症)が進行すると、こうした髪の特性に変化が現れることがあります。AGAは、特定のホルモンの影響で髪の成長サイクルが乱れることによって起こり、特に前頭部や頭頂部の髪の毛が薄くなりやすい特徴があります。この変化は徐々に進行し、髪の毛自体が細くなったり、弱くなったりすることがあります。AGAが進行すると、部位ごとに見られる髪の特性がさらに顕著になるため、髪の毛の変化を敏感に感じ取ることは薄毛や抜け毛予防において、とても大切なことです。そこでここでは、AGAが原因で髪の毛が変化してしまうことについても、解説をしていきます。

    前頭部の髪が特に影響を受けやすい

    AGAは、特に前頭部の髪に影響を与えやすいです。前頭部は元々髪が細くなりやすい場所であり、AGAの進行によってさらに細く、短い髪に変わってしまうことがあります。この部分はホルモンの影響を受けやすく、毛根が弱まることで成長が止まり、次第に髪が薄くなっていきます。早期に治療を始めることで、この部位の髪の薄毛進行を食い止めることができる可能性があります。

    頭頂部もAGAの影響を強く受ける

    頭頂部は血流が豊富で、通常は太く健康な髪が育ちやすい場所ですが、AGAの進行によって薄毛が顕著に現れる部位でもあります。この部分の髪は次第に細くなり、成長が止まりやすくなります。AGAが進行すると、頭頂部の髪は全体的にボリュームが減少し、髪の密度も低くなるため、頭皮が目立ちやすくなります。

    側頭部は比較的影響を受けにくい

    AGAは、側頭部の髪にはあまり影響を与えないことが多いです。これは、側頭部の髪がホルモンの影響を受けにくい構造をしているためです。そのため、AGAが進行しても、側頭部の髪の太さや量には大きな変化が見られないことが一般的です。ただし、加齢や他の要因で、側頭部の髪の毛が徐々に弱くなることはありますので、定期的なケアが必要です。

    後頭部の髪は残りやすいが変化は起こる

    後頭部は、AGAの影響を受けにくい部位とされています。しかし、AGAが進行する中で、後頭部の髪も次第に細くなることがあります。後頭部は、一般的に太くて強い髪が残ることが多いものの、長期間の影響を受けると毛根が弱まり、髪が抜けやすくなることもあります。後頭部の髪の質が変わったと感じたら、AGA治療の検討が必要です。

    受診の目安となる髪の毛の変化

    AGAは徐々に進行するため、早期の兆候を見逃してしまうことも少なくありません。しかし、髪の毛の変化には、AGAが進行している可能性を示す明確なサインがいくつかあります。特に、髪の質や量に変化を感じた場合、早めの対応が必要です。自己判断で放置すると、進行が進んでしまう可能性があるため、気になる変化があれば早期に医師の診断を受けることが推奨されます。ここでは、受診の目安となる髪の変化について解説します。

    髪の毛が細くなってきた

    髪の毛が以前よりも細くなったと感じる場合、AGAの初期症状である可能性があります。AGAが進行すると、髪の成長サイクルが短くなり、毛根が十分に強く成長しないため、髪が細くなってしまいます。特に、頭頂部や前頭部の髪が細くなることが多く、この変化に気づいた場合は、早めに受診して適切な治療を検討することが重要です。細くなった髪の毛をそのまま放置すると、さらに抜けやすくなることがあるため、注意しなければいけません。生えている髪の毛で太さを確認することは難しいので、抜け毛を観察しておくと太さの変化に気付くことができますよ。

    抜け毛の量が増えた

    通常、1日に50〜100本の髪が自然に抜けると言われていますが、抜け毛が異常に増えたと感じた場合は、AGAの進行が始まっている可能性があります。特に、シャワー後や枕に残る髪の量が急に増えたと感じたら、注意が必要です。AGAは進行が遅いことも多いですが、抜け毛の増加は比較的早期に現れるサインですので、日常生活の中で抜け毛の変化を感じたら、早めに医師に相談することをおすすめします。

    髪の密度が低くなった

    髪の毛全体の密度が減り、地肌が透けて見えるようになった場合は、AGAが進行している可能性があります。特に、頭頂部や前頭部の髪の毛が薄くなり、髪のボリュームが減少している場合は注意が必要です。髪の密度が低下すると、髪型のセットがしにくくなったり、頭皮の日焼けが目立ちやすくなったりすることもあります。この段階で適切な治療を行うことで、進行を食い止めることができる可能性があります。

    髪が抜けた後に新しい毛が生えない

    通常、抜けた髪の毛の代わりに新しい髪が生えてきますが、AGAが進行すると新しい毛が生えにくくなることがあります。抜け毛が増えているにもかかわらず、新しい髪が生えてこないと感じた場合、AGAの影響を受けている可能性が高いです。髪の成長サイクルが乱れ、毛根が十分に活性化されないため、新しい髪が成長できなくなります。この段階での対策が遅れると、薄毛が進行し、治療が難しくなることがあります。

    髪のボリュームが急激に減った

    髪のボリュームが急に減少し、全体的に髪がペタンとしてきたと感じる場合も、AGAのサインかもしれません。ボリュームの減少は、髪の毛が細くなり、成長が止まってしまうことで引き起こされます。髪の毛の量が減ると、全体的な印象が変わり、見た目に大きな影響を与えることがあります。特に短期間でボリュームの変化が著しい場合は、早急に専門医に相談し、適切な対策を講じることが大切です。

    髪の分け目が広がってきた

    髪の分け目が以前よりも広がってきたと感じる場合、特に女性ではAGAやFAGA(女性型脱毛症)の兆候である可能性があります。分け目が徐々に薄くなり、地肌が目立ち始めることは、髪の密度が減少しているサインです。特に、分け目部分の髪が細くなったり、薄くなったりすることが多いので、鏡でチェックしてみてください。分け目が広がるのは、早期のAGA進行を示す場合が多く、この段階での治療は効果的です。対策が遅れると、分け目の広がりが進み、さらに薄毛が目立つようになるため、早めの対応が大切です。

    髪の質感が変わった

    髪の質感に変化が現れた場合も、AGA進行の可能性があります。髪が以前よりも硬くなったり、逆に柔らかくなったり、全体的に乾燥をしてパサついた感じが続く場合は注意が必要です。髪の質感は、健康状態や栄養のバランスにも影響を受けますが、AGAが進行すると髪の毛が弱くなり、ハリやコシが失われることがあります。頭皮に影響が出ることも珍しくありません。特に、AGAによる髪の質感の変化は頭頂部や前頭部に現れやすいため、このような変化が見られたら、専門のクリニックで相談することをおすすめします。質感の変化を放置すると、髪がさらに弱くなり、抜け毛が進行する可能性があります。

    より安心して薄毛予防・治療と向き合うために

    AGA薄毛予防・治療クリニックではみなさんの症状に応じて適切な処方を行っております。より身近に・続けやすいAGA治療を行っていただくためにオンライン診療を充実。まずはお気軽にお問合せください。

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