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    髪のパサつきに要注意!正しく知っておきたい髪の毛の状態

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    「髪の毛がパサついている」このようなお悩みはありませんか? 年齢のせいだろうと、髪の毛のパサつきを諦めてしまっている方、そこまで深く考えていない方も多いかと思います。しかし、髪の毛のパサつきは老化だけではなく、日常生活の中で受けたダメージが蓄積されたものがほとんどです。そのため放置することで悪化してしまうことがあります。また、髪の毛がパサついた状態を長く放置してしまうことで、抜け毛や薄毛の原因になることもあります。今回はそんな髪の毛のパサつきについて、その原因と解決策について詳しく解説をしていきます。

    ■この記事の著者■ AGA薄毛予防治療クリニック 医師

    柏﨑 喜宣 (かしわざき よしのり)

    名古屋大学医学部卒。創業以来日本全国のAGA・薄毛で悩む男女に対して適切な診察とAGA治療薬の効果最大化をしている。

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    髪の毛がパサつく原因とは?

    髪の毛がパサついていると、髪の毛が広がって見えてしまったり、ヘアセットが決まらないなどの悩みが出てくるかと思います。髪の毛がパサついているということは、髪の毛が乾燥しているということですので、見た目が気になったり、静電気などを帯びやすく、扱いにくさを感じることも多いです。しかし髪の毛がパサつく原因は、冒頭でも触れているように、日常生活の中で受けたダメージが大部分を占めています。では日常生活のどんな場面で髪の毛はパサついてしまうのでしょうか。ここからは、具体的に髪の毛がパサついてしまう原因について、詳しく見ていきましょう。

    乾燥による水分不足

    髪の毛もお肌と同様に、水分が不足すると乾燥してしまいます。髪の毛の水分量は個人差が大きい部分がありますが、15~25%程度だと言われています。暖かくなるこの時期から、紫外線の量も増大していき、知らないところで髪の毛が日焼けをしてしまって乾燥していきます。髪の毛が傷んでいる場合は、更に髪の毛から水分が抜けやすくなってしまいます。その結果、髪の毛の内部に含まれていた水分量が少なくなってしまい、髪の毛はパサついてしまいます。

    ヘアカラーやパーマによるダメージ

    ヘアカラーやパーマを、お洒落で定期的に行っているという方も多いかと思います。しかし、ヘアカラーやパーマは、髪の毛に化学薬品を使用して色を変えたり、形状を変えたりする処置を施すため、髪の毛のダメージの原因になってしまうことも多いです。今は髪の毛に優しいカラー材やパーマ材もありますが、より強いダメージが加わるブリーチや、短期間で何度も繰り返しパーマを行うなどすることで、髪の毛が乾燥しパサついてしまうことがあります。

    過度なシャンプー

    暑くなり汗をかくようになってくると、シャンプーを一日2回以上行うという方もいらっしゃるのではないでしょうか。しかし過度なシャンプーは、髪の毛や頭皮の保護に必要な皮脂まで取り除いてしまうため、頭皮や髪の毛を乾燥させてしまう原因になります。また洗浄力が高すぎるシャンプーを使うことによって、皮脂を必要以上に取り除いてしまい、一日1回のシャンプーでも頭皮や髪の毛がパサついてしまうことがあります。

    生活習慣の乱れ

    食事による栄養が不足したり、睡眠が不足することで、髪の毛の健康状態が悪くなることがあります。生活習慣の乱れはちょっとしたことでも、日々負担が積み重なっていくことにより、最終的に髪の毛にとっても負荷となります。食事での栄養が偏っていると、髪の毛の成長に必要な栄養が十分に行き渡らず、やせ細ったり縮れてしまい、乾燥した髪の毛が生えてしまうこともあります。睡眠が不足すると、交感神経が優位な状態が長く続くことにより、頭皮の血管が収縮し髪の毛に栄養が届かなくなってしまったり、髪の毛の成長を手助けする成長ホルモンの分泌が低下することがあります。

    紫外線による乾燥

    髪の毛が紫外線によってパサつく理由は、紫外線によって髪の毛のタンパク質が分解されるためです。紫外線は、髪の毛のタンパク質に含まれるシスチンというアミノ酸を酸化させ、シスチンが硬くなって髪の毛の表面に突起を作ります。この突起が、髪の毛の表面をゴワゴワとした感触にし、髪の毛がパサつく原因となります。また、紫外線は髪の毛を乾燥させるため、水分不足によるパサつきも引き起こします。紫外線は髪の毛の水分を奪い、髪の毛を乾燥させてしまいます。これによって、髪の毛がパサつき、まとまりにくくなってしまいます。この時期からは特に、紫外線による乾燥には注意が必要です。

    髪の毛の正常な状態とは?

    ここまでで、髪の毛がパサつく原因について知っていただくことができたかと思います。原因を知っておくと予防する際にも役立ちますので、心当たりがある方は改善できるように頑張りましょう。しかし、慢性的に髪の毛の乾燥でパサついている方にとっては、正常な髪の毛の状態は分かりにくく、どの状態を目指せばいいのか悩んでしまいますよね。ここでは、髪の毛の正常な状態について解説をしていきますので、今の髪の毛の状態と見比べたり、最終的な目標として覚えていていただければと思います。

    潤いとツヤがある

    髪の毛が健康的な状態にあると、髪の毛に適度な水分や油分があるため、ツヤがある状態になります。髪の毛の表面にはキューティクルと呼ばれる鱗片状の物質があり、このキューティクルがツヤを出すために重要な役割を果たしています。髪の毛にさまざまなダメージがある状態だと、このキューティクルの状態が悪く、ツヤもなく全体的にパサついた印象になります。

    まとまった重みがある

    髪の毛が健康的であるためには、髪の毛のタンパク質が適切な状態にあることが必要です。タンパク質が適切に保たれていると、髪の毛は手触りがよくなり、水分量も適量を保つことができます。また髪の毛がまとまっていることからある程度の髪の毛の重さを感じます。髪の毛が乾燥してパサついていると、水分が抜けている状態ですのであまり重みも感じず、まとまった重さも感じません。髪の短い男性で髪を持つというのはあまり経験がないことかもしれませんが、毛先をつまむことで重みの感覚をある程度感じることができます。

    枝毛が少ない

    髪の毛はどんなに丁寧にお手入れしても、枝毛が発生してしまいます。しかし髪の毛の乾燥により、枝毛が多く発生してしまうこともあるため、髪の毛にパサつきを感じている方は注意が必要です。理想的な髪の毛の状態は、枝毛が少なく、目で見て気になる程度ではない範囲であることです。アホ毛が多いという方も、実は枝毛やパサつきダメージにより途中で切れ毛になった髪の毛の可能性もあるため、よく髪の毛の状態を観察しておくようにしましょう。

    ハリがあり太い

    パサつきが慢性化していると、髪の毛はやせ細り乾燥で広がった状態になります。健康な髪の毛は水分量がしっかりとあり、栄養も十分に行き届いているため、ハリがあり髪の太さもあります。髪の太さは老化以外で変わることは滅多にありません。最近髪の毛が細くなってきた、という方は、髪質が変わったのではなくダメージにより細くなっている可能性があります。逆にハリがあり太い髪の毛は、抜け毛もしっかりとした長さがあるため、抜け毛から判断することもできます。

    パサつきから髪の毛を改善する方法は?

    一度髪の毛がパサついてしまったら、もう戻らないのではないか・・・と心配される方も多いですが、髪の毛のパサつきはしっかりとケアを行うことで、今よりもいい状態に改善することができます。現在髪の毛のパサつきに悩んでいる、という方は以下で紹介する内容を見て、できる部分から是非実践してみてくださいね。

    美容室でのヘアトリートメント

    男性は特に髪が短い方が多いため、美容室でのヘアトリートメントを積極的に行う方は少ないかと思います。しかし、乾燥が気になる方にとっては、美容室で行うヘアトリートメントはとてもオススメです。ヘアトリートメントは、髪の毛に栄養を与え、潤いを補充することで、パサつきや乾燥を防ぐことができます。また美容室で行うヘアトリートメントは、専用の製品を使用するため、自宅で行うヘアトリートメントと比較して効果が高いと言われています。即効性を感じやすく、今すぐパサつきを軽減したい、という方にオススメです。ヘアトリートメントはしっとりするため、髪の毛がピッタリとしてしまうのでは? と不安の方も多いかと思いますが、美容室で扱うトリートメント材にはさまざまなものがあり、好みの仕上がりや手触り、悩み別に選ぶこともできます。最近では髪質改善と呼ばれる、髪の毛の癖っ毛なども含めて改善するトリートメントもあります。即効性が欲しいという方や、パサつきに対する強力なケアを行いたいという方は、美容師さんに相談してみましょう。

    保湿力の高いシャンプーを使う

    自宅でのケアとしては、保湿力の高いシャンプーを使うこともオススメです。暑い季節は洗い上がりがサッパリしたものを選びたくなりますが、髪の毛のパサつきがある場合、乾燥によってそのパサつきが悪化する可能性があります。洗い上がりがサッパリしたシャンプーは、洗浄力が高い物が多く、頭皮に刺激が強いものが多いです。頭皮の皮脂が多いという方であれば問題なく使えることもありますが、そうでない方で髪の毛のパサつきに悩まれている方は、保湿力に注力したシャンプーを選ぶようにすると、頭皮や髪の毛への負担を減らすことができます。

    頭皮を清潔な状態に保つ

    頭皮と髪の毛のパサつきは関係ないのではないか、と思われがちですが、頭皮の状態が悪いと髪の毛も健康的に育ちません。そのため頭皮ケアはとても大切なことです。頭皮ケアと聞くと特別なことをイメージされるかもしれませんが、一日1回の洗髪、こまめな汗の拭きとりなどを行うだけで、頭皮は十分清潔な状態を保つことができます。しかし注意したいのが、髪の毛につけた整髪料です。男性は整髪料が頭皮にも付きやすく、頭皮トラブルの原因となってしまうことが多いです。そのため洗髪の際には、予洗いをしっかり行うなどして整髪料をしっかり洗い上げ、頭皮へのダメージを減らせるようにしましょう。夏は頭皮に汗をかくため、整髪料の量を減らすことで汗と一緒に頭皮に整髪料が付着することも防げます。

    日焼けをしないようにする

    これからの時期、紫外線がどんどん強くなってきますので、紫外線や日焼けには注意したいです。日焼けは顔や腕の色などが黒くなるというイメージが真っ先に思い浮かびますが、日常生活の中で一番日焼けしやすい部分は頭頂部です。特に薄毛でお悩みの男性ほど、髪の毛で日差しをカバーできず日焼けしてしまうケースが多いです。また日焼けにより、髪の毛の水分が奪われパサつきの原因となることもあります。そのため、屋外で活動する際は日焼け対策として帽子を被ったり、日陰を歩くなどして対策を行っていきましょう。車や室内でも、窓からの日焼けもありますので、室外以外でも日焼けのリスクがある場所では、日焼け対策を行っておくと安心です。

    医師の紹介

    ■この記事の著者■ AGA薄毛予防治療クリニック 医師

    柏﨑 喜宣 (かしわざき よしのり)

    名古屋大学医学部卒。創業以来日本全国のAGA・薄毛で悩む男女に対して適切な診察とAGA治療薬の効果最大化をしている。

    AGA,薄毛,治療,柏崎,医師

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