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  • AGA治療薬の安全な入手方法とは? 通信販売の健康被害に注意

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    AGA治療薬は薄毛や抜け毛の改善に効果がありますが、安全な治療薬を入手するためには入手ルートに注意が必要です。正規以外のルートで入手した薬の中には偽物の薬や健康被害が出る恐れがある薬が混ざっている可能性があります。この記事では、通販や個人輸入などの正規ルート以外でAGA治療薬を入手する危険性や、おすすめの入手方法を紹介します。AGA治療薬を購入しようとしている人はぜひ最後までご一読ください。

    ■著者■ AGA薄毛予防治療クリニック医師

    柏﨑 喜宣 (かしわざき よしのり)

    名古屋大学医学部卒。創業以来日本全国のAGA・薄毛で悩む男女に対して適切な診察とAGA治療薬の効果最大化をしている。

    これまでの薄毛解消の実績含めてプロペシア・ザガーロ・フィナステリド・デュタステリドなどのAGA治療薬の適切な処方に定評がある。

    AGA治療薬を安全に手に入れよう!おすすめのルートとは?

    AGA治療薬のうち、国内での販売が承認されている薬は医師の処方なしで手に入れることはできません

    インターネットの通販でもAGAの治療薬として販売されているものをよく見かけますが、安全だとは言えない場合があります。個人輸入で扱われているものは、国内で承認されていないものや、偽造薬である可能性が高いからです。安いからといってよく確かめずに購入すると、健康被害が生じる恐れがあります。類似品・偽造薬で健康被害が出た場合は、医薬品副作用被害救済制度の対象になりません。

    類似品には、健康被害をもららす・雑菌が購入している・ほとんど効果がない・副作用なあるなどのリスクがあります。このようなリスクを避けるために、正規販売されている治療薬を医療機関での購入がおすすめです。次の章では医療機関で購入できる薬の種類を紹介します。

    医療機関で購入できるAGA治療薬の種類

    国内の医療機関では主に下記の4種類の薬が処方されています。

    ①プロペシア
    ②ザガーロ
    ③フィナステリド
    ④デュタステリド

    それぞれの薬について詳しく解説します。

    プロペシア

    プロペシアは、アメリカで開発された日本国内初のAGA治療薬です。AGAを遅延させる効果があり、AGAの原因物質となる男性ホルモン(ジヒドロテストステロン)の生成に必要な物質(5α還元酵素)をブロックし、増殖を抑制します。1日1回、水またはぬるま湯で服用します。

    副作用として、性欲の減退や勃起機能不全・肝機能の異常などが生じる場合があります。効果が出る時期に個人差はありますが、3か月~6か月程度で抜け毛の減少・薄毛の改善に効果を感じる人が多いです。

    ザガーロ

    ザガーロは2015年に日本国内での使用が認定されたAGA治療薬です。ザガーロのジェネリック医薬品として「デュタステリド」という薬もあり、2つは同じものと考えて問題ありません。

    ザガーロはAGAの原因である男性ホルモン(ジヒドロテストステロン)の生成に不可欠な5α還元酵素をブロックする働きがあります。プロペシアとほぼ同じ効果がありますが、プロペシアは5α還元酵素のI型に、ザガーロはⅡ型に効果を発揮します。一概にどちらがAGA治療薬として優れているとは言えません。1日1回服用します。

    副作用として、勃起不全・性欲減退・精液量減少・肝機能障害・倦怠感・食欲低下などが起こる場合があります。ザガーロも他のAGA治療薬と同様に、効果を実感するまでに3か月~6か月ほどかかります。

    フィナステリド

    フィナステリドは、AGA治療に有効な成分名で、そのまま薬の名称になっています。プロペシアのジェネリック版として開発された治療薬であり、より安価で長く続けやすいという利点があります。

    フィナステリドの効果・服用方法・副作用は、プロペシアと同じです。AGAの原因となる男性ホルモン(ジヒドロテストステロン)の生成を抑制し、薄毛や抜け毛の改善に効果が期待できます。1日1回決められた量を服用します。

    デュタステリド

    デュタステリドは、AGA治療薬「ザガーロ」含まれる有効成分で、治療薬の名前にもなっています。効果はほかの治療薬と同じで、AGAの原因の男性ホルモン(ジヒドロテストステロン)の生成を抑制します。

    ジヒドロテストステロンの生成に必要な5α還元酵素のI型・Ⅱ型をともに阻害することがわかっており、作用する範囲が他の治療薬より広いです。「デュタステリドを服用してから効果が感じられるようになった」という事例も存在し、最近はデュタステリドを選ぶ人が多いともいわれています。1日に1回決められた量を服用します。

    AGA治療薬の類似品とは?

    通信販売では一部の悪質な業者により、偽物の治療薬が送られてきたり、極端に質の低い治療薬が送られてきたりすることがあります。悪質な販売先ばかりとは限りませんが、個人輸入や通信販売を利用する際には注意が必要です。

    通販ではプロペシアやザガーロの類似品として、国内販売が承認されていない薬が販売されています。通販で見られる国内未商品薬についてくわしくみていきましょう。

    プロペシアの類似品

    プロペシアの類似品はとして通販に並んでいる薬の一部を紹介します。プロペシアの有効成分フィナステリドを含有しているとされていますが、国内での販売は認められていません。

    ・フィナロ(インド・インタス社)
    ・フィナロイド(フィリピン・ロイドラボラトリーズ社)
    ・フィンペシア(インド・シピア社)

    これらの薬は、副作用が起こったとしてもすべて自己責任になります。安易に手を出さないようにしましょう。

    ザガーロの類似品

    ザガーロの類似品は、ザガーロの有効成分デュタステリドを含有しているとされています。こちらも国内での販売は認められていません。似た名称のものもあるため注意しましょう。

    ・デュプロスト
    ・デュタス
    ・デュタボルプ
    ・ベルトリド

    これらの薬も他の類似品と同様、副作用で健康被害が生じたとしても自己責任になります。個人輸入は避け、医師から処方されたものを服用するようにしましょう。

    AGA治療薬の個人輸入には注意が必要

    AGA治療薬を入手する方法の一つに個人輸入販売があります。個人輸入販売は、正規ルートに比べ危険性が高い入手方法で厚生労働省でも注意が呼びかけられています。くわしくみていきましょう。

    薬の個人輸入とは?正規販売となにが違う?

    薬の個人輸入とは、個人で利用することを目的に海外から製品を直接輸入する方法です。個人輸入には、買い手が海外のメーカー・会社・小売店に直接注文する方法と、輸入代行業者を介して注文する方法があります。

    近年ではネット上で販売された製品を購入するという点で、ほとんど変わらない感覚で個人輸入や輸入代行が利用できてしまいます。ただし、個人輸入や輸入代行は、一般的なネットショッピングとは異なることを理解しておきましょう。とくに輸入代行は、製品に問題があったとしても代行業者はメーカーへ取り次ぐだけで、一切責任を問われません。自身の健康のために、AGA治療薬は正規ルートで入手するようにしてください。

    厚生労働省が呼びかける薬の個人輸入の危険性とは

    厚生労働省のホームページでは、薬の個人輸入の危険性を呼びかけています。ホームページでは以下のように注意喚起されています。

    ・日本国内で正規に流通している医薬品、化粧品や医療機器などは、医薬品医療機器等法に基づいて品質、有効性及び安全性の確認がなされていますが、個人輸入される外国製品にそのような保証はありません。
    ・不衛生な場所や方法で製造されたものかもしれません。
    ・虚偽又は誇大な効能・効果、安全性などを標ぼうして販売等されている場合があります。
    ・正規のメーカー品を偽った、偽造製品かもしれません。
    ・一般の方が自己判断で使用して副作用や不具合などが起きると、適切な対処が困難なおそれがあります。
    ・以上より、医薬品等の個人輸入については、通常、メリットよりも危険性(リスク)のほうが大きい場合が多いと考えられます。
    そうした外国製品によって不利益を被るのは、それを購入・使用するあなた自身や、あなたの家族であることに留意して下さい。
    ・特に、医薬品の個人輸入を考えている方には、自分ひとりで判断せずに、家族の方などと話し合い、また、お住まいの地域の医師、薬剤師等の専門家に相談されることをお勧めします。

    厚生労働省が呼びかける危険性を理解して、個人輸入には手を出さないことが賢明です。

    個人輸入のAGA治療薬で健康被害が!?体験談をチェック

    実際に個人輸入で薬を購入したことがある人の体験談をまとめました。

    Aさん
    クリニックの受診なしで日本のものではない薬を使うことになります。医療機関で購入すればなにか問題が起きても医師に相談できますが、個人輸入ではそうはいきません。不安に感じる人は個人輸入はやめておいたほうがいいです

    Bさん
    個人輸入したミノタブとフィナクスを飲んでいます。いいこともありますが、副作用もあります。動悸・息切れ・心臓や肝臓の違和感・顔色が悪くなった・精子減少など。階段を走って上ると息切れがすごいです。

    Cさん
    個人輸入代行で入手した薬を口から飲むのは推奨できないです。特にインドや東南アジアの薬は危険が大きいですね。ジェネリック無法地帯から仕入れたものは口に入れないように。

    Dさん
    個人輸入代行でミノタブを購入しました。確かに安いには安いですが、悪い薬に当たると薄毛が進行して無駄の出費になります。もう個人輸入に手を出すのはやめました。

    個人輸入で手に入る飲み薬は安全とは言えません。費用が安かったとしても、悪質な薬で薄毛が進行してしまっては元も子もありません。どうしても通信販売で薬を入手したい人は自己責任で行動するようにしましょう。

    安全にAGAの薬を手に入れる方法

    AGA治療薬を入手する正規のルートを紹介します。安心してAGAの治療を進めるために、以下のルートで手に入れるようにしましょう。

    医療機関で処方してもらう

    国内販売が許可されている「プロペシア」や「ザガーロ」を入手するには医師による処方箋が必要です。薄毛治療におすすめの科を紹介します。

    ・皮膚科
    頭皮の油分が多い、頭皮にかゆみや炎症があるなどの頭皮トラブルがある場合

    ・内科
    父親や祖父が薄毛で遺伝が原因の薄毛が疑われる場合

    ・頭髪専門の診療科(大きな病院には頭髪専門の診療科が設けられていることがあります)
    より専門的な医師の治療を受けたい場合

    ・薄毛専門のクリニック
    専医によって自身に合った治療を受けたい場合

    いきなり薄毛治療専門のクリニックに通うことに抵抗がある人は、皮膚科・内科・頭髪専門の診療科の受診がおすすめです。より薄毛治療に特化した治療を受けたい場合は専門クリニックを受診するようにしましょう。

    監修した医師の紹介

    ■この記事の著者■ AGA薄毛予防治療クリニック 医師

    柏﨑 喜宣 (かしわざき よしのり)

    名古屋大学医学部卒。創業以来日本全国のAGA・薄毛で悩む男女に対して適切な診察とAGA治療薬の効果最大化をしている。

    これまでの薄毛解消の実績含めてプロペシア・ザガーロ・フィナステリド・デュタステリドなどのAGA治療薬の適切な処方に定評がある。

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