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    男性と女性で抜け毛の本数は異なる?男性と女性の抜け毛の違いとは

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    抜け毛が気になる男性の中には、「女性は男性よりも抜け毛が少なく薄毛になりにくいのでは」と思っている方がいるかもしれません。
    抜け毛自体は男性女性ともに日常生活で起こる生理現象ですが、実際には同じ本数抜けていても見え方が違うという特徴があるため、一概に抜け毛の本数イコール薄毛とは言い切れません。
    理由としては、男性ホルモンや女性ホルモンの影響が違うことやヘアサイクル(毛周期)の差などさまざまで、抜け毛の本数とともに色々な視点から薄毛の可能性について判断する必要があります。
    今回は、男性と女性の抜け毛の違いについて、本数やそれぞれに多い脱毛症などの観点でくわしく比較します。
    男性と女性の抜け毛や薄毛の違いが気になっている方は、ぜひ最後までご覧ください。

    ■この記事の著者■ AGA薄毛予防治療クリニック 医師

    柏﨑 喜宣 (かしわざき よしのり)

    名古屋大学医学部卒。創業以来日本全国のAGA・薄毛で悩む男女に対して適切な診察とAGA治療薬の効果最大化をしている。

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    男性と女性で抜け毛の本数は異なる?

    男性と女性において、抜け毛の本数のとらえ方や抜け毛が多いと感じる基準には差が見られます。
    これは、もともとの抜け毛の仕組みに髪質の違いやヘアサイクルやホルモンが影響して、男性と女性に差が生まれることが考えられるためですので、抜け毛の本数の差についてここでくわしく見ていきましょう。

    1日の平均的な抜け毛量

    日本人の1日抜け毛量はおよそ50〜100本程度であり、男女差は見られないことがわかっています。
    しかし、実際のところ抜け毛が多いと感じる基準は男性と女性では微妙な違いが見られ、これは男女ではホルモンバランスや髪質が違うことが影響していると考えられます。
    男性の髪には、髪が太く本数が多い傾向や局所的に一気に抜け毛が増えるといった特徴があり、女性の場合は髪質が細く柔らかい傾向で、抜け毛の本数よりも全体の密度の変化により髪のボリューム低下を自覚しやすいといった特徴があります。
    そのため、たとえば80本の抜け毛に対し男性は「まだ正常範囲」と感じるのに対し、女性の場合は量が減ったように感じるということが考えられます。

    ヘアサイクルの長さの違いが影響する

    人間の髪は日々生え変わりを繰り返していますが、このサイクルを「ヘアサイクル(毛周期)」と呼び、ヘアサイクルは「成長期」「退行期」「休止期」という時期に分かれています。
    ヘアサイクルの長さは男性と女性では違いが見られ、男性では約2〜5年程度のところ、女性の場合約4〜6年と言われています。
    男性の場合、AGA(男性型脱毛症)を発症すると成長期が極端に短くなり、抜け毛の量が急激に増えるという特徴がありますが、女性の場合は妊娠出産や更年期に女性ホルモンの大きな変動による影響を受け、抜け毛の急増が見られる可能性があります。

    FAGAとAGAの違い

    ・FAGA
    FAGAとは、「Female Androgenetic Alooecia」の略称で「女性男性型脱毛症」という意味ですが、女性の体内に存在する女性ホルモンと男性ホルモンのバランスが崩れることで発症すると考えられており、更年期の前後を含めた時期に多く見られます。
    頭頂部やつむじを中心に髪が細くなり、髪のボリュームダウンや薄毛を実感するという症状で始まることが多く、進行は緩やかで特定の部分の脱毛が見られることは少なく、髪全体のボリュームが減ることが特徴です。
    FAGAの症状は、「髪が細くなりハリやコシが減少する」といった自覚が見られることが多く、びまん性に現れることから「びまん性脱毛症」と呼ばれることもあります。
    びまん性とは、病気の症状が特定の箇所だけでなく広範囲に広がっている状態を指す医学用語で、患部を特定できない時に使われますが、FAGAでは頭頂部や髪の分け目を中心としてびまん性に薄毛の症状が出ることが特徴です。
    ・AGA
    AGAとは「Androgenetic Alooecia」の略称で、「男性型脱毛症」とも呼ばれています。
    成人以降の男性の3人に1人に薄毛や抜け毛の症状が現れる脱毛症で、前額部や頭頂部から頭部全体に進行していきますが、進行スピードや発症部位には個人差があることがわかっています。
    AGAの原因は男性ホルモンと遺伝で、進行性で発症すると自然に治ることはなく、やがて頭髪全体が抜け落ちる脱毛症です。

    男性の抜け毛の特徴とは

    男性の抜け毛の原因は大半がAGAで、成人男性の3人に1人に発症することがわかっています。
    AGAの特徴として、男性であれば誰でも発症する可能性があり、抜け毛や薄毛が発症しやすい特定の部位があることや発症すると抜け毛が大量に増えることなどが挙げられるため、普段から発症に気をつける必要があります。
    ここでは、AGAを軸に男性に多い抜け毛のメカニズムや原因についてくわしく見ていきましょう。

    AGAの抜け毛メカニズム

    人間の髪の毛は、ヘアサイクルの中の成長期に髪の元となる毛母細胞が毛乳頭細胞から成長指令と酸素や栄養を受け取ることで、細胞分裂を繰り返して太く長い毛に成長します。
    男性のヘアサイクルは2〜5年ですが、成長期はそのほとんどを占めているため通常2〜4年程度続きます。
    しかし、AGAを発症すると成長期が1年〜数ヶ月という短い期間に短縮され、髪が十分成長する前に抜けてしまったり新しい毛がなかなか生えてこなくなります。
    AGAは、男性ホルモンのテストステロンが5αリダクターゼと結びついてジヒドロテストステロン(DHT)に変換され、アンドロゲンレセプターに取り込まれることによって脱毛因子が発生することで、髪の成長が強制的に終了するというメカニズムで発症します。

    男性に多い抜け毛の部位と進行パターン

    AGAの症状は細い毛や短い毛が増えることから始まり、細い毛や短い毛が増えることで髪の密度が減少するため、毛が薄くなったと自覚したり周りから指摘されて気付くケースが多く見られます。
    抜け毛や薄毛症状が好発するのは、前額部の左右や頭頂部で見た目からM O型と呼ばれ、M O型が合併したU字型と呼ばれる薄毛に進行していく症状が特徴です。
    AGAの進行段階の指標には、実際の診療でも使われている「ハミルトン・ノーウッド分類」という分類があり、「生え際」「前額部」「頭頂部」それぞれの部位に発症した薄毛の進行を、Ⅰ型〜Ⅶ型の7段階で表しています。
    Ⅰ型ではごく初期の薄毛の始まりで自覚も他覚もみられない段階ですが、Ⅶ型では襟足に近い後頭部の一部に髪が残るもののほぼ頭部全体の髪が抜け落ちる段階に進行していくため、自分の症状が現時点でどの段位なのかを測るために有効です。

    男性に多い抜け毛の原因

    AGAのおもな原因はジヒドロテストステロンで、もうひとつの原因としては遺伝によることが大きいことがわかっています。
    ジヒドロテストステロンが増加する原因となる5αリダクターゼの活性度は両親から、アンドロゲンレセプターの感受性の高さは母方の祖父や曽祖父といった男性から遺伝するため、AGAの発症しやすさをチェックするためには家系に薄毛の男性がいたかを調べてみるとよいでしょう。
    また、男性に多い抜け毛にはほかにも要因がありますので、以下に注意が必要です。
    ・過度なストレスの慢性化
    ・睡眠不足や睡眠の質の低下
    ・喫煙や過度な飲酒習慣
    ・タンパク質や亜鉛などの栄養不足や不規則な食生活
    ・過剰なシャンプーや洗髪不足など誤ったヘアケア

    女性の抜け毛の特徴とは

    女性はライフステージや妊娠などの変化でホルモン量が大きく変動するため、影響を受けて抜け毛が増加したり薄毛を発症しやすいという特徴があります。
    ここでは、女性の抜け毛の特徴と抜け毛の本数の変化を、くわしく見ていきましょう。

    抜け毛が増えやすいタイミングと症状

    女性の髪がしなやかさやコシを保つためには、エストロゲンという女性ホルモンの分泌が大きく影響しています。
    エストロゲンが減少すると、成長期の短縮が起こりやすくなり、髪の成長の遅れや抜け毛の増加が見られます。
    そのため、女性の抜け毛が増えやすいタイミングは出産後や更年期と過剰なダイエット中や後に多いため、特に注意が必要です。
    しかし、出産後の抜け毛に関しては「分娩後脱毛症」と呼ばれ、妊娠中エストロゲンが高値を維持することにより、抜けずにとどまっていた髪が抜け落ちる一過性の脱毛症のため、自然に回復が見込めますのであまり心配いらないでしょう。
    FAGAの特徴としては、AGAとは異なり髪全体が薄くなりボリュームダウンするタイプが多く、抜け毛による視覚的なインパクトが大きくなります。
    特に、分け目が広がることやつむじ周りのボリュームが減り地肌が透けて見えるといった症状が多く、髪質が細く軟化するといった特徴が見られます。

    FAGAのメカニズム

    FAGAのメカニズムはAGAと同様で、ジヒドロテストステロンが増えることで脱毛因子が産生され、脱毛因子のはたらきによりヘアサイクルの成長期が短縮することで薄毛や抜け毛が発症します。
    AGAが成人以降発症するのに対し、FAGAは体内のホルモンバランスが大きく変化する更年期以降に発症することが多いと言われていますが、ストレスなどにより自律神経のバランスが乱れることでも発症するため10代でも発症するという大きな違いがあります。

    男性と女性におすすめの抜け毛対策とは

    抜け毛や薄毛の症状や進行パターンは違っても、髪に関する悩みは男性女性どちらにも共通するものです。
    ここでは、男性と女性におすすめの抜け毛対策を紹介しますので、ぜひ参考にしてください。

    AGA・FAGA治療

    AGAとFAGAはどちらも病院やクリニックなどの医療機関で治療が受けられ、治療方法はおもに薬の内服と外用による投薬治療と注入療法で、外科的治療として植毛が選ばれることもあります。
    ただし、男性と女性では治療方法が異なり、女性はAGAの治療薬であるフィナステリドやデュタステリドといった5αリダクターゼ阻害薬や、男性用のミノキシジル外用薬は使用できません。
    そのため、AGAとFAGAはそれぞれ専門のクリニックを受診し症状に合わせた適切な治療が必要です。
    どちらも早期発見早期治療が抜け毛や薄毛の進行を抑える最大のポイントになりますので、抜け毛がいつもより多いと感じたり髪のボリュームの変化に気づいたらすぐに受診して治療を始めることをおすすめします。

    生活習慣や食生活の見直し

    髪の成長には睡眠中に分泌される成長ホルモンが重要なため、生活と睡眠習慣を整えて睡眠時間を最低6時間は確保し、入眠前の音や光の刺激を避けてリラックスする時間を作り睡眠の質を上げましょう。
    適度な運動や入浴を習慣にして、入眠しやすい体を作ることでも睡眠の質は上がりますので、1日30分程度の軽い運動を習慣つけることをおすすめします。
    さらに、抜け毛を防ぎ丈夫な髪を作るためには、髪の毛に必要な栄養が豊富でバランスの良い食事が大切です。
    髪の毛の主成分は「ケラチン」というタンパク質のため、動物性と植物性両方の良質なタンパク質を摂りましょう。
    そして、髪の毛の生成に欠かせない亜鉛やヨウ素などのミネラルやビタミンB群と、頭皮環境を整えるビタミンCを併せて摂ることを意識して、食事のバランスをよく規則的になるべく決まった時間に食事しましょう。

    まとめ

    男性と女性では、抜け毛の本数や進行パターンと治療法は大きく異なります。
    正しい知識と早期の専門治療が薄毛改善や予防に大きく影響するため、初期症状を見逃さないことが重要です。
    男性と女性では、抜け毛の本数が同じ場合でも見え方や進行パターンの違いがあるため、男性の場合は特にAGAの症状が出やすい前額部や頭頂部を定期的にチェックする習慣をつけることをおすすめします。
    AGA薄毛予防治療クリニックでは、オンライン診療を充実し身近で続けやすい治療を提供しておりますので、まずは些細なことでもお気軽にご相談ください。

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