ABOUT AGA
AGAについて
-
医師監修/抜け毛が増えた?この時期にAGA予防を始める方が多い理由
いつもより抜け毛が増えた?秋にAGA予防を始める人が多い理由
「秋になって抜け毛の量が増えた」「そろそろAGAの予防を始めたい」そう思っている人はいませんか? 秋は抜け毛が増えやすい時期であり、AGA予防を始める人が多い季節です。AGA(男性型脱毛症)は日本人に3人に1人が発症する脱毛症と言われており、自然治癒することがないので放置すると薄毛が進行してどんどん髪の毛が少なくなってしまいます。言い換えれば、早めに対策や治療を始めれば、重症化する前に薄毛の進行を止めることが可能です。
この記事では、秋にAGA予防を始める人が多い理由として、秋になると抜け毛が増えるメカニズムについて詳しく説明します。また、これからAGAの予防や治療を始めようとしている人向けに、医療機関の選び方やAGA治療に関するよくある質問をまとめました。そろそろ本格的に薄毛の対策を始めたいという人はぜひ参考にしてください。
■この記事の著者■ AGA薄毛予防治療クリニック 医師
柏﨑 喜宣 (かしわざき よしのり)
名古屋大学医学部卒。創業以来日本全国のAGA・薄毛で悩む男女に対して適切な診察とAGA治療薬の効果最大化をしている。
秋は抜け毛が増える季節、そのメカニズムは?
1年の中で秋は最も抜け毛が増える季節です。通常1日に50本から100本の髪の毛が抜けますが、秋は200本以上抜けることもあります。秋に抜け毛が増える理由は主に次の2点です。
【秋に抜け毛が増える理由】
・動物の「換毛期」の影響があるから
・夏のダメージが蓄積されているからそれぞれの理由について詳しくみていきましょう。
動物の「換毛期」の影響があるから
秋は動物の毛が生え変わる「換毛期」に該当します。ペットの犬や猫が毎年夏から秋にかけて毛がたくさん抜けるという経験をしたことがあるかもしれませんが、それは「換毛期」による現象です。秋に抜け毛が増える大きな理由の一つは、人間にも動物の「換毛期」の名残が残っていると考えられるためです。
秋は毛の生え変わりの時期であるため、他の季節よりも抜け毛が増える現象が見られます。自然な現象によって抜けた髪の毛はまた生えてくるので薄毛につながる心配は不要ですが、冬になっても抜け毛が多いようであれば、なにか別の要因が影響している可能性があるので注意が必要です。
夏のダメージが蓄積しているから
夏は紫外線・汗・冷房による乾燥など頭皮にとってダメージの多い季節です。頭皮は顔や身体よりも高い位置にあるので紫外線が最も当たりやすい部分で、頭皮の紫外線の量は顔の3倍ともいわれています。秋の頭皮や髪は夏に受けたダメージが蓄積され、抜け毛の増加として表に現れることがあります。
夏に紫外線対策や頭皮の保湿が十分でなかった人は、今からでもしっかり対策をするようにしましょう。今からでも手軽に始められる頭皮ケアを紹介します。
【手軽に始められる頭皮ケア】
・帽子をかぶって紫外線から頭皮を守る
・低刺激のシャンプーを使う
・頭皮マッサージをして血行を促す毎日の習慣に頭皮ケアを取り入れて、髪の毛が成長しやすい環境を整えていきましょう。
抜けた毛の状態で分かるAGAの初期症状
秋はAGAなどの脱毛症に関係なく抜け毛が増えやすい時期なので、普段より抜け毛の量が増えたとしても気にしすぎる必要はありません。ただし、抜けた毛の中に下記に当てはまるような抜け毛があれば、AGAを発症している可能性があるので注意が必要です。
【注意が必要な抜け毛の状態】
・短くて細い毛ばかりが抜けている
・毛根の形が異常チェックする際に気を付けたいポイントを確認していきましょう。
短くて細い毛ばかりが抜けている
AGAなどの脱毛症が原因で抜けた毛には細い・弱々しい・柔らかいなどの特徴があります。AGAを発症するとヘアサイクルに異常が生じ、髪が十分に成長しないまま抜けて、成長途中の細くて柔らかい抜け毛が増えるからです。産毛のような柔らかい髪や毛先が細い髪を見つけたら何かしらの異常を疑うようにしましょう。
AGAの抜け毛には、抜け毛の長さが短いという特徴もあります。他の髪の毛よりも短い毛ばかりが抜けているようであれば、なるべく早く原因把握や対策に努めましょう。
毛根の形が異常
ヘアサイクルの乱れで抜けた髪の毛には、毛根の色や形にも特徴があります。通常の毛根は根元に向けて白っぽい色をしていて、マッチ棒の先のように丸く膨らんだ形をしています。毛根がとがった形をしていたり、色や形に次のような特徴が見られたりする場合は季節に関係なく抜け毛が進行している恐れがあります。
・毛根の先がとがった形をしている
・全体的に色が白っぽい
・全体的に色が黒い
・形にくびれがない
・先からしっぽのようなものが出ている
・触るとべたべたしている色や形に上のような異常が見られた場合、脱毛症による抜け毛の可能性が高いです。抜け毛がさらに増える前に薄毛対策に取り組みましょう。
AGA治療の始め方 ―対応の医療機関について徹底解説―
AGAの予防や治療は、医療機関を受診することが最も効果が出やすく効率の良い方法です。なぜならAGAは遺伝による体質が原因なので、自力での治療が困難だからです。根本的な治療のためには、医療機関で体質に合った内服薬を処方してもらうことが薄毛の悩みを解決する近道になります。
この章ではこれからAGA治療を始める人向けに医療機関選びのポイントを解説していきます。
AGA治療ができる医療機関の種類
AGAの治療を受けられる科や施設には以下の医療機関が該当します。
・皮膚科
・美容皮膚科
・美容外科
・内科
・頭髪治療専門科
・AGA専門クリニックAGAは投薬治療が基本なので、皮膚科や外科だけでなく、内科でも対応している医院もあります。中でも利用する人が多いのが「皮膚科」と「AGA専門クリニック」です。
皮膚科 or 専門クリニックで迷ったら?
AGA予防や治療のために、皮膚科と薄毛治療専門クリニック皮膚科とどちらを受診しようか迷う方は少なくありません。皮膚科か専門クリニックか迷ったときの選ぶ基準としてそれぞれのメリットとデメリットを説明します。
【皮膚科を受診するメリット】
・病院数が多くて通いやすい
・ガイドラインに沿った治療が受けられる
・費用が比較的安い
・他の症状で受診する人も多いのでAGA治療で通っていても周囲からわかりにくい【皮膚科受診のデメリット】
・AGAの治療実績が少なく専門度が低い
・治療方法が少ない
・検査項目が少ない皮膚科には通いやすく人目を気にせずに受診できるメリットがあります。一方デメリットは専門性が低く、治療方法が限られることです。初期状態であれば皮膚科の治療で改善が期待できるかもしれませんが、重症化している人や本格的な治療が受けたい人は皮膚科では対応しきれない可能性があります。
【専門クリニックを受診するメリット】
・発毛効果が期待できる
・治療方法が選べる
・専門性が高く症例が多い
・オンライン治療が受けられる【専門クリニックのデメリット】
・費用が高くなる可能性がある
・通院頻度が多い
・人目が気になる専門性が高く、重症化していても元の髪の毛を取り戻せるのが専門クリニックです。一方、費用面や通院頻度が高くなるデメリットもあります。お金をかけずにとにかく手軽に薄毛の対策をしたい、という人は皮膚科を選ぶと良いでしょう。
病院選びで大切なポイントは?
AGA治療は長期間に渡るので、病院には必然的に長く通院することになります。AGAは進行性の脱毛症なので、薄毛が改善したからといって治療をやめると時間の経過とともにまた髪の毛が抜けてしまうからです。長く通いやすい病院を洗濯するために大切なポイントを紹介します。主に3つのポイントがあります。
【AGA治療の病院選びで大切なポイント】
・コスパが良いか
・利便性が良いか
・先生との相性が良いかそれぞれ簡単に説明します。
まずは費用面のコスパです。1回の治療の費用を計算することはもちろん大切ですが、治療費・薬代・通院にかかる交通費などトータルで考えることが重要です。半年から1年に何度が通院することをイメージしてコスパを算出することで実際に近い費用が算出できます。
次は病院の立地などの利便性の良さです。専門クリニックであれば1カ月に1度、皮膚科であれば3カ月に1度の通院が必要です。自宅や職場から病院までの通いやすさなど、利便性も忘れずに確認しましょう。
先生との相性も忘れてはならないポイントです。話しにくいナイーブな内容を話すことになるので、話しやすく信頼できる医師がいる医院が理想的です。インターネットの口コミで先生の人柄がわかる場合もあるので、気になる人は事前に確認しておきましょう。
自身にとってどんな病院だったら気持ちよく長く通えるかを考え、通いやすい病院を探していきましょう。
AGAのオンライン治療とは?
AGA治療をオンラインで受診できる病院が増えています。AGA治療は先にも説明した通り、内服薬や塗り薬の治療が一般的なので、オンライン治療であっても対面の治療とあまり大きな差がありません。
一般的なオンライン治療の流れは以下の通りです。
【ステップ1】予約:病院のHPなどから診察の予約をします。
【ステップ2】診察:テレビ電話を通して医師が診察を行い、診断結果と最適な治療方針を伝えます。
【ステップ3】検査:血液検査が必要な場合は、送られてきた自己検査キットで検査を行います。
【ステップ4】処方:検査結果に問題がなければ、薬が処方されます。薬は郵送で届きます。
【2回目以降の診察】オンラインで頭皮の状態などを問診します。再度薬が処方されることもあります。予約、診察、処方が全てオンライン上で完結します。全国の病院の治療が受けられるので、近所にいい病院がない人でも安心です。通院の時間や待ち時間がないので、忙しくてなかなか通院できない人にぴったりです。自宅で治療が受けられるので、人目を気にせずに治療が受けられるというメリットもあります。
ただし、対面で話ができないことを不安に感じる人や、機器の操作にストレスを感じる人はオンラインではなく対面の治療を選んだ方が良いです。じっくり検討して、自分のライフスタイルや価値観に合う病院を探してみてください。
AGA治療に関するよくある質問
AGA治療は進行性の脱毛症であることや、すぐに治療の効果が出ないことなど、一般的な体調不良や怪我の治療と異なる点が多いです。治療を始めようとしている人や始めたばかりの人は、治療が上手く進むかどうか不安になるかもしれません。この章ではAGA治療のよくある質問をまとめます。治療の特性についてよく理解し、不安なく治療を進められるよう、参考にしてみてください。
AGA治療は保険が適用される?
AGA治療には保険が適用されません。自費治療として処理され、治療費は全額個人負担になることを覚えておきましょう。保険が適用されない病気の特徴は、生死に関わる病気ではないということです。
保険が適用されない治療には、ほかにも美容整形や最新医療などがあります。一般的な生活に支障が出ない症状や、生命に関わらない病気は保険適用にならず、AGAも適用外です。長期的な治療には多く費用がかかるので、心づもりをしておきましょう。
AGA治療にはどれくらいで効果が出る?
AGA治療を始めてから効果が実感できるようになるまでには3カ月から半年ほどかかります。一般的な治療では3カ月ごろから徐々に効果が表れ始め、半年経つと目に見える効果が見られるようになると言われています。思ったよりも効果が出るまでに時間がかかる、と感じるかもしれません。
AGAの治療に時間がかかるのは、髪の毛の生え変わりにある程度の期間が必要だからです。医療機関を受診したからと言ってすぐに効果は出ないので「自分には合っていないから治療をやめる」ということがないようにしましょう。経過観察をしっかり行い、忍耐強く治療を続けることが重要です。
AGAの治療費はどれくらいかかる?
AGAの治療費の目安は、症状の重さによって異なります。
1カ月に2,000円~50,000円程度と幅広く、重度の場合の治療内容は、症状にもよりますが内服薬・塗り薬に加えて、注射による治療やメソセラピーが行われることもあります。増毛と育毛に力を入れた治療が行われ、治療費の相場も高くなる傾向があります。
これでわかるように、AGAは初期段階で治療することで治療にかかる費用や時間を少なくすることができます。薄毛や抜け毛の量が気になり始めたらすぐに受診するようにしましょう。
AGA治療をやめるとどうなる?
AGA治療を途中でやめるとせっかく効果があったとしても、振り出しに戻ってまた薄毛が進行してしまいます。AGAの治療薬は決められた期間飲み続けることで、男性ホルモンに作用して効果を発揮するからです。
少し効果が出たからといって薬を飲むのをやめてしまうと、せっかくの効果がなくなり、また抜け毛が始まるということも報告されています。これまでの治療にかかった費用や時間が無駄になってしまい、デメリットが大きいです。治療を無駄にしないためにも、医師の指示をしっかり守り、一定期間治療を継続するようにしてください。
まとめ ―薄毛が気になったときが治療を始めるチャンスー
秋は動物の「換毛期」にあたる抜け毛が増えやすい季節なので、薄毛治療を始める人が多い時期といえます。薄毛治療は早く始めることで重症化を防ぎ、髪の毛も早く生え始めます。秋に限ったことではないですが、薄毛が気になったときが治療を始めるチャンスです。薄毛の悩みを卒業するため、早めに医療機関に相談するようにしてください。
医療機関では皮膚科や専門クリニックでの投薬治療が一般的です。コストパフォーマンス・利便性・先生との相性の良さなど、通いやすい病院を見つけ、治療をスタートさせましょう。
監修した医師の紹介
■この記事の著者■ AGA薄毛予防治療クリニック 医師
柏﨑 喜宣 (かしわざき よしのり)
名古屋大学医学部卒。創業以来日本全国のAGA・薄毛で悩む男女に対して適切な診察とAGA治療薬の効果最大化をしている。
prev.医師監修/ベルトリドの偽物の見分け方について解説
関連する記事
-
-
抜け毛が短い?!あなたの抜け毛は正常?異常?
2024.10.17
-
-
AGA治療中の男性必見!AGAの薬は妊婦や胎児に影響あるの?
2024.10.14
-
-
妊活中のAGA治療、気をつけるべきこととは?
2024.10.09
-
-
デュタステリドにはAVとZAがある?あなたが服用しているのはどっち?
2024.10.03
-