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20代や30代の男性でもいきなりハゲる?若い男性に知ってほしい病気とは
20代や30代の男性でもいきなりハゲる?若い男性に知ってほしい病気とは
「20代でもハゲる病気があるって本当?」
「抜け毛や薄毛になりやすい人の特徴はわかる?」
「20代や30代の男性におすすめの薄毛対策方法が知りたい」
20代や30代の若い男性の中にも、髪のボリュームの減少や抜け毛の増加が気になっている人は多いのではないでしょうか。
SNSなどの情報により見た目や美容に対しての関心が高くなっている近年、男性の外見を大きく左右する薄毛の問題は若い男性の大きな悩みになるため、薄毛の原因やなりやすさと薄毛になる病気についての正しい知識を持ちましょう。
今回は、20代や30代の男性におすすめの薄毛対策も合わせて解説しますので、できることからすぐに始めましょう。■この記事の著者■ AGA薄毛予防治療クリニック 医師
柏﨑 喜宣 (かしわざき よしのり)
名古屋大学医学部卒。創業以来日本全国のAGA・薄毛で悩む男女に対して適切な診察とAGA治療薬の効果最大化をしている。
20代や30代の男性がハゲる原因とは
抜け毛の増加や薄毛といったいわゆる「ハゲ」の状態には、いろいろな理由があり、人それぞれ違っています。
また、ハゲの理由はひとつでなく、いろいろな要因が複雑に絡まり合っているケースが多いため、ひとつの理由だけに捉われることなくいろいろな原因を知っておくことが大切です。
ここでは、20代や30代の男性がハゲるおもな原因についてくわしく見ていきましょう。頭皮環境の悪化
20代や30代の若い男性のハゲの原因として、頭皮環境の悪化が挙げられます。
紫外線ダメージや外気の乾燥などの外的刺激や、ブリーチやヘアスプレーなどのヘアケア剤による刺激で頭皮環境が悪化した状態が長期間継続すると、頭皮内で栄養や酸素が多く消費されて髪の成長に必要な分が充分に供給されなくなることから、髪の成長不足による薄毛になる可能性があります。
また、頭皮の過剰な皮脂分泌による「脂漏性皮膚炎」やアトピー性皮膚炎などの慢性的な炎症で頭皮が弱っていると、髪を維持する力が低下して抜け毛が増える可能性があるため、頭皮に赤みやかゆみなどの問題がないか頭皮環境をチェックする習慣をつけましょう。生活習慣の乱れ
夜ふかしや徹夜をしたり、休日は運動せずに家にいることが多いなどの生活習慣の乱れは、頭皮の代謝の低下やホルモン分泌の低下を引き起こすため、髪の成長不足や抜け毛の増加による薄毛に進行する可能性があります。
ノンレム睡眠という深い睡眠中に分泌される「成長ホルモン」には、髪の成長を促し太く長く成長させるはたらきがありますが、睡眠時間が短かったり睡眠の質が低下していると分泌量が減少するため、睡眠習慣の乱れは髪にとって問題になるでしょう。
また、運動不足は新陳代謝を低下させて頭皮の血行不良をまねくおそれがあるため、酸素や栄養が不足して髪の成長の遅れや抜け毛の進行による薄毛の原因となるでしょう。AGAなどの脱毛症
若い男性に多いハゲの原因として、AGAなどの脱毛症が挙げられます。
AGAは成人男性の3人に1人に発症する進行性の脱毛症で、男性型脱毛症と呼ばれています。
さらに、脂漏性皮膚炎の慢性化が原因になって起こる脂漏性脱毛症や、細かい大量のフケの発生により頭皮の毛穴が詰まって抜け毛が起こる粃糠性脱毛症など、頭皮環境が悪化して起こる脱毛症も若い男性に多い脱毛症です。
また、円形や楕円形の境界明瞭な脱毛斑ができる円形脱毛症は、年齢と性別問わずいつでも誰にでも起こり得る脱毛症のため、注意が必要です。若い男性に知ってほしい脱毛症とは
20代や30代の若い男性の場合、抜け毛が増えても一過性のものとさほど気にせず「そのうち治るだろう」、と放置してしまうと危険な場合があります。
抜け毛の増加には季節性など一過性のこともありますが、進行性のAGAなど放置しているとどんどん抜け毛が進行していく危険な脱毛症が原因の場合がありますので、ここで放置厳禁の危険な脱毛症についてしっかり知っておきましょう。AGA
AGAは、ヘアサイクル(毛周期)という髪の正常な生え変わりサイクルが乱れることで、抜け毛が増加し薄毛症状が現れる脱毛症です。
AGAは男性ホルモンと遺伝が原因で、男性機能の発達や筋肉量の増加や肥大に関わるテストステロンという男性ホルモンが、5αリダクターゼという酵素と結びついて、ジヒドロテストステロンという別の男性ホルモンに変換されることがきっかけで発症します。
ジヒドロテストステロンがアンドロゲンレセプターに取り込まれると、脱毛因子(TGF-β)が産生されて抜け毛の指令を出すことで、髪が太く長く成長するはずのヘアサイクルの成長期が短縮され、退行期から休止期に移行して抜け毛が増加します。
AGAでは、3〜5年で1サイクルとされる正常なヘアサイクルが1年から数ヶ月にまで短縮され、抜け毛の量は1日200本以上に増えるという特徴や、進行性のため発症すると自然に治ることはなく、最終的に抜け落ちたまま生えてこなくなるといった特徴があり、20代や30代で発症すると進行が早く症状が重症化しやすいためなるべく早い対策が必要です。円形脱毛症
円形脱毛症は、円形や楕円形の「円形脱毛斑」が特徴で10円ハゲと呼ばれることもありますが、脱毛斑の大きさは数ミリから頭全体にまで及び、症状には個人差が大きく1箇所から複数箇所発症する可能性がある脱毛症です。
脱毛斑の部分はごっそりと髪が抜け落ちるため、髪をくしに通した時やシャンプー中の指に絡まる大量の抜け毛を見て発症に気づくケースがあります。
原因ははっきりわかっていませんが、自己免疫疾患のひとつだという説が有力で、アトピー性皮膚炎の既往がある人に発症しやすいことや、年齢や性別に関係なく急に発症すると言われているため、20代や30代の若い男性にも発症する可能性があります。脂漏性脱毛症
脂漏性脱毛症は脂漏性皮膚炎が原因で起こる脱毛症で、頭皮や生え際や耳の後ろなどに存在する皮脂腺から過剰な皮脂が分泌されることで、黄色くベタベタした皮脂が混ざったフケが多量に出て、見た目に判断しやすいという特徴があります。
脂漏性皮膚炎は、皮脂が過剰に分泌されることで異常繁殖する「マラセチア菌」、という皮膚の常在菌のはたらきによって作られる「遊離脂肪酸」が刺激となり肌に炎症を引き起こす赤みやかゆみを伴う皮膚の皮むけといった症状が出ることもあります。
脂漏性皮膚炎が慢性化することで頭皮環境が著しく悪化し、髪の成長が妨げられ維持が難しくなり髪が抜けやすくなりますが、年齢にかかわらず発症する可能性があります。ハゲる可能性がある男性の特徴とは
若い男性において、将来自分はハゲる可能性があるのか非常に気になるのではないでしょうか。
ここでは、ハゲ流可能性がある男性の特徴について解説しますので、自分に当てはまるかチェックしてみましょう。家系に薄毛の男性がいる
AGAの発症原因である5αリダクターゼの活性度やアンドロゲンレセプターの感受性は遺伝するため、家族や家系に薄毛やAGAを発症している男性がいる場合は注意が必要です。
AGAの原因となるジヒドロテストステロンの産生に関与する「5αリダクターゼ」の活性度は両親から遺伝し、脱毛因子を産生するアンドロゲンレセプターの感受性は母方の祖父や曽祖父から遺伝するため、特に母方の祖父や曽祖父に薄毛の男性がいる場合はAGAの発症の可能性が高いことから、早めの予防対策をおすすめします。ストレスがかかりやすく溜め込みやすい
人間の体は過剰なストレスを感じたり慢性的にストレスがかかっていると、ストレスに対抗するため自律神経の交感神経が優位になり、体が常に興奮した状態となります。
興奮状態は血管の収縮による血圧上昇を引き起こすため、頭皮への血流が乱れ髪の毛の成長に支障が出るおそれがあります。
ストレスが蓄積した状態は、中途覚醒や熟睡できないなどの睡眠障害による睡眠の質の低下が起こりやすいため、成長ホルモンの分泌低下につながるおそれもあり薄毛や抜け毛の増加に注意が必要です。生活習慣が乱れやすい
生活習慣の中でも髪の成長と睡眠には大きな関係があり、髪の成長を促す「成長ホルモン」は入眠して最初に訪れる「ノンレム睡眠」という深い眠りの30分経過後に分泌量がピークとなり、3時間程度分泌を継続することがわかっています。
そのため睡眠時間が短い睡眠不足の状態や、中途覚醒が多く熟睡できない浅い眠りが長い睡眠習慣に乱れがある状態は、髪の成長を妨げるおそれがあります。
また、睡眠には日中の疲労回復や細胞修復といった作用があり、睡眠習慣の乱れがあると疲労の蓄積によるストレスや代謝の低下につながるため、髪の元となる毛母細胞の活動を低下させてAGAや薄毛の進行を早める可能性があるでしょう。20代や30代におすすめの抜け毛薄毛対策とは
髪は日々成長しているため、抜け毛を減らしたり薄毛の進行を抑えるためには、日常生活の中での継続した対策が必要です。
ここでは、毎日の日常生活の中でできる20代や30代におすすめの抜け毛薄毛対策について解説します。
将来薄毛が心配な方は、自分にできる方法を見つけなるべく早く始めましょう。AGA専門クリニックに相談する
現時点で抜け毛や薄毛が気にならない場合でも、家系に薄毛の男性がいる場合など将来薄毛が心配であれば、AGA発症の可能性を知るためにもAGA専門クリニックに相談することをおすすめします。
AGAは進行性のため、なるべく早くAGA専門医師による診察で今の自分の頭皮や髪の状態がAGAなのか診断を受け、症状に合わせた適切な治療を受けることが重要です。
現状でAGAの可能性が低い場合でもAGAの治療薬には予防としての使用方法もあるため、AGA発症リスクが高い場合は予防治療について相談しましょう。
AGA薄毛予防治療クリニックでは、オンライン診療が充実しているため、自宅や自分の都合のいい場所で診察が受けられますので、忙しくて通院が難しい場合や人にバレたくないといった方におすすめです。頭皮環境を良好に保つ
20代や30代の男性の抜け毛や薄毛の原因には炎症などの頭皮トラブルが見られることが多いため、頭皮を清潔に保ち頭皮環境を整えることが大切です。
頭皮環境を良好に保つためには、紫外線やヘアケア剤などの刺激をなるべく避け、正しいシャンプー方法で頭皮を労わりながら清潔にすることが大切ですので、毎日の生活の中で、以下を意識してケアしましょう。
・シャンプーは1日1回のみ夜に行う
・泡立てたシャンプーで頭皮を優しく洗い、擦ったり力を入れすぎない
・洗い時間の倍以上かけてしっかりすすぐ
・シャンプー後はタオルドライしてなるべく早くドライヤーで乾かし自然乾燥は避ける
・シャンプー後と朝の1日2回、頭皮用の保湿剤を使用する
・低刺激やスカルプケア用と記載のあるシャンプーを選ぶ
・カラーやパーマや白髪染めは3ヶ月程度間隔をあける
・外出時は頭皮用のUVを使用する生活習慣の乱れを改善する
頭皮の血行不良や成長ホルモンの分泌低下による薄毛対策には、睡眠や運動といった生活習慣の見直しが大切です。
睡眠時間は5〜6時間程度確保し、入眠時間と起床時間はなるべく一定にすることで睡眠リズムを整えましょう。
また、睡眠の質を高めるためには食事や飲酒は入眠2時間前までに済ませ胃腸を休ませるとともに、光や音による刺激を減らしてリラックスした状態を作ることが大切です。
さらに、1日30分から1時間程度の有酸素運動は新陳代謝を高めるため、ウォーキングやストレッチなどをできるだけ毎日の習慣にして血行促進を図りましょう。まとめ
20代や30代の若い男性の薄毛対策には、頭皮環境を良好に保つとともにAGAへの対策をしっかりすることが大切です。
まだ薄毛対策は早いと思うかもしれませんが、AGAは20代から発症する可能性があり、進行性のため放置しているとどんどん抜け毛や薄毛が進んで手遅れになることもあります。
AGA薄毛予防治療クリニックでは、オンライン診療により続けやすく相談しやすい治療や予防ができますので、どうぞお気軽にお問合せください。関連する記事
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