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    青年期の抜け毛、もしかしてAGAかも? 若い方必見の抜け毛セルフチェック

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    最近、シャンプーのたびに抜け毛が気になる。鏡を見ると「なんだかおでこが広くなった?」と感じることも増えてきた、こんな経験はありませんか? その違和感や症状、もしかするとAGA(男性型脱毛症)のはじまりかもしれません。「まだ若いから大丈夫」と思っていても、AGAは思春期以降に発症する進行性の脱毛症で、20代で症状が進むケースも珍しくありません。見た目の変化は自信の喪失や人間関係への影響など、メンタルにも大きく影響します。そこで今回の記事では、青年期に多い抜け毛の原因や、AGAとの見分け方をわかりやすく解説し、セルフチェックで今の状態を確認できるようにしました。また、進行を防ぐための具体的な対処法もご紹介しています。抜け毛にお悩みの方は、是非最後までご覧ください。

    ■この記事の著者■ AGA薄毛予防治療クリニック 医師

    柏﨑 喜宣 (かしわざき よしのり)

    名古屋大学医学部卒。創業以来日本全国のAGA・薄毛で悩む男女に対して適切な診察とAGA治療薬の効果最大化をしている。

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    そもそもAGAってなに?

    思春期を過ぎた男性に現れる脱毛症の中でも、特に多いのが「AGA(男性型脱毛症)」です。名前はよく聞くけれど、具体的にどんな仕組みで進行するのか、なぜ若くても発症するのか分からないという方も多いのではないでしょうか。ここでは、AGAの正体とその発症メカニズムについて詳しく見ていきましょう。

    AGAの正式名称と特徴

    AGAとは「Androgenetic Alopecia(男性型脱毛症)」の略称で、男性ホルモンの影響によって起こる進行性の脱毛症です。特徴的なのは、前頭部の生え際や、頭頂部であるつむじから徐々に髪が薄くなっていくことです。年齢に関係なく、思春期以降であれば誰でも発症する可能性があります。特に注意したいのが、抜け毛の量が急増するというよりも、髪の毛そのものが細く・柔らかくなっていき、やがて成長しなくなるという点です。そのため、「気づいたときにはかなり進行していた」というケースも少なくありません。

    AGAの原因は「DHT(ジヒドロテストステロン)」

    AGAの主な原因は、DHT(ジヒドロテストステロン)という男性ホルモンの一種です。これは、男性ホルモンのテストステロンが5αリダクターゼという酵素によって変換されることで生成されます。このDHTが毛根にある「毛乳頭細胞」に作用し、ヘアサイクル(成長期・退行期・休止期)を乱してしまいます。本来、2〜6年続くはずの成長期が数ヶ月にまで短縮され、髪が十分に育たないまま抜けてしまうことで、結果的に薄毛が進行していくのです。

    発症の8割以上の人が遺伝的要因

    AGAは一見「おじさんがなるもの」と思われがちな病気ですが、実際には中高年だけのものではなく、10代後半〜20代の若年層にも見られることが近年増えています。AGAの発症年齢が幅広い原因としては、遺伝的要因に加えて、過剰なストレスや生活習慣の乱れ、ホルモンバランスの変化などが考えられます。特に遺伝での発症は、AGA患者の8割以上が該当すると言われており、普段髪の毛をいたわっているという方でも発症してしまうことはあります。また、AGAは進行性のため、放置すればするほど改善が難しくなります。だからこそ「早期発見・早期対策」がとても重要なのです。

    青年期のAGAの特徴とは?

    まだ若いのに、こんなに抜け毛が多いのはおかしいかも…」そう感じている方は、もしかするとAGAの初期症状に気づき始めているのかもしれません。青年期に発症するAGAには、大人世代とは異なる特徴があります。見た目の変化も早いため、放っておくとあっという間に進行してしまうケースもあります。ここでは、若年層に特有のAGAのサインと、セルフチェックで注目すべきポイントについて解説します。

    髪の毛が細くなってきたと感じる

    AGAの初期症状として最も顕著なのが、髪質の変化です。青年期に発症するAGAでは、太くてしっかりしていた髪が、次第に細く、柔らかくなっていく傾向があります。これは、ヘアサイクルの成長期が短縮され、毛髪が十分に育たないうちに抜けてしまうため。見た目は「髪がぺたんこになった」「ボリュームが出ない」と感じることが多く、スタイリングも決まりにくくなってきます。太さやハリの低下はAGAのサインのひとつです。見逃さずチェックしておきましょう。

    生え際が後退してきたように見える

    鏡で自分の額を見たとき、「あれ、前より広くなった?」と感じたことはありませんか? AGAは額の生え際(M字部分)から後退していくのが典型的な進行パターンのひとつです。特に青年期のAGAでは、急激に生え際が変化する場合もあり、写真で見比べると「数ヶ月で変わっていた」と気づくケースもあります。帽子や前髪で隠していても、進行は止まりません。おでこ周辺の形や産毛の量の変化に注目してみてください。

    頭頂部の地肌が透けて見える

    AGAは生え際だけでなく、頭頂部(つむじ周辺)から薄くなるタイプもあります。青年期の場合、前頭部と頭頂部の両方が同時に進行することも多く、気づいたときには地肌が目立ってしまうこともあります。特に、蛍光灯の下や太陽光の下で「地肌が透けてる」と感じるなら要注意です。つむじの周囲は自分では見えにくいため、家族や友人からの指摘で初めて気づく人も少なくありません。自分でなかなか気付けない箇所ですので、写真を撮ってみたり、他の人に確認してもらうなどして客観的なセルフチェックができるようにしておくと、AGAの症状に気付きやすくなりますよ。

    抜け毛の本数が明らかに増えた

    抜け毛の本数が急に増えたと感じたとき、それはAGAのサインかもしれません。成長しきっていない細く短い毛が多く抜けている場合、特に注意が必要です。青年期のAGAでは、正常なヘアサイクルが乱れ、早期に抜けてしまう毛が増えるため、抜け毛の質と量が変化します。洗髪時や朝起きたときに枕元に落ちている毛の量、排水溝のたまり具合などを観察してみましょう。毎日の抜け毛が「なんとなく多い」ではなく、「明らかに増えた」と感じたら、早めの対策が大切です。

    髪型が決まりにくくなってきた

    以前はしっかり立ち上がっていた前髪やトップが、最近ぺたんと寝てしまう。ワックスやスプレーでもボリュームが出ず、髪型がうまく決まらない。こうしたスタイリングの変化もAGAの初期に見られる兆候です。髪の密度や太さが低下すると、立ち上がりが悪くなり、セットのキープ力も弱まります。「なんか髪に元気がない」と感じたら、それは見逃してはいけない髪の毛からのSOS信号です。ボリュームのなさや質感の変化を感じたときこそ、AGAの疑いを持ってセルフチェックをしてみましょう。

    青年期AGAを放置するとどうなる?

    AGAの症状に気付いていながらも、「気になるけど、治療するほどでもないかも」と思って放置していませんか? しかしAGAは自然に治ることがなく、進行性の脱毛症です。特に青年期に発症した場合は、進行が早く、数年のうちに目に見えて薄毛が進んでしまう可能性があります。では具体的に、AGAを放置した場合どのようなことが起こるのでしょうか。ここでは、AGAを放置した場合に起こり得る変化やリスクについて具体的に紹介します。

    薄毛の範囲が広がり、元に戻すのが難しくなる

    AGAは放っておくと、確実に進行していきます。初期段階では生え際やつむじの地肌が見える程度でも、やがて薄毛の範囲は広がり、前頭部から頭頂部まで一続きで地肌が露出してしまうことも。毛根が機能を失うと、新しい髪は生えず、回復が非常に難しくなります。特に青年期はホルモンの影響を強く受けやすいため、数年で一気に進行することも珍しくありません。初期なら効果が出やすい治療法も、進行後は時間も費用もかかるようになります。少しでも気になるなら、早めに対策を講じることが大切です。

    見た目へのコンプレックスが強まり、精神的ストレスを感じる

    若い時期は、外見が自信や人間関係に直結しやすいものですよね。そんな時期にAGAによる薄毛を気にしはじめると、人前に出ることを避けたり、写真を嫌がったり、自信を失ってしまうことが増える傾向があります。恋愛や就活、職場での印象など、さまざまな場面で「見た目」が影響する場面も多く、薄毛を気にして思うように行動できなくなってしまうこともあるかもしれません。AGAを放置することで、髪の問題だけでなく、メンタルや社会生活にも支障をきたす可能性があるのです。

    間違ったケアや市販品で悪化することもある

    「まだ若いし、市販のシャンプーで何とかなるだろう」「マッサージで改善できるかも」といった自己流の対処を続けると、症状が進行してしまう場合もあります。AGAは医学的な脱毛症であり、育毛剤やマッサージだけでは根本的な解決にはなりません。むしろ合わない製品を使い続けることで、頭皮が荒れたり、毛根へのダメージが進行してしまう可能性もあるのです。正しい知識と治療がなければ、せっかくの時間とお金が無駄になることもあるため、注意が必要です。

    AGAの症状に気付いた場合の対処法とは?

    抜け毛が増えた気がする」「生え際が後退してきたかも」と思ったとき、すぐに行動することがAGA対策では非常に重要です。AGAの進行を止めるには、早期発見からいかに早く動くかのスピードが鍵となります。気付いた段階で適切な対処を始めれば、症状を遅らせたり、改善することも可能です。ここでは、AGAの初期症状に気付いたときに実践すべき対処法を解説します。特にAGAのセルフチェックに該当した方は、ぜひ早めに動くようにしましょう。

    まずは自分の現状を把握する

    「AGAかも?」と思ったら、まずは自分の抜け毛の状態を冷静に観察することが大切です。生え際やつむじの地肌が以前より目立っていないか、抜け毛の本数が明らかに増えていないか、毛が細くなってきていないかといったポイントを意識してみましょう。セルフチェックを通して、自分の髪の変化に客観的に向き合うことで、AGAの進行度をある程度見極めることが可能です。また、スマホで定期的に頭皮の写真を撮って比較すると、変化が分かりやすくなります。

    AGAに詳しい医療機関で診察を受ける

    セルフチェックで薄毛が気になった場合は、専門のクリニックで診察を受けることがもっとも確実な対処法です。AGAは医師による診断を受けることで、進行度や原因を明確にでき、適切な治療方針が立てられます。特に青年期のAGAは早期に対応すればするほど改善の見込みが高く、医療機関での診察は症状を食い止める第一歩です。最近ではオンライン診療に対応しているクリニックも多いため、外出せずに相談できる方法もあります。

    生活習慣を見直し、頭皮環境を整える

    AGAはホルモンの影響によって起こりますが、生活習慣も進行に大きく関わっています。睡眠不足、ストレス、栄養の偏り、運動不足などはすべて頭皮の血行不良や皮脂過多を引き起こし、AGAを加速させる原因になります。まずは規則正しい生活を心がけ、バランスの良い食事や十分な睡眠、適度な運動を取り入れて、頭皮の状態を改善していきましょう。これだけでも抜け毛が減ったり、改善のきっかけになる場合があります。

    より安心して薄毛予防・治療と向き合うために

    AGA薄毛予防・治療クリニックではみなさんの症状に応じて適切な処方を行っております。より身近に・続けやすいAGA治療を行っていただくためにオンライン診療を充実。まずはお気軽にお問合せください。

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