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  • 薄毛と生えている毛髪の関係性、どの程度から薄毛が目立つの?

    薄毛はどのくらいから目立つ? 今生えている毛髪は薄毛とどう関係している?

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    男性の方であれば一度は「自分は将来薄毛になるのかもしれない」「薄毛になったらどうしよう」と、考えたことがあるのではないでしょうか。AGAと呼ばれる男性特有の脱毛症の影響で、日本国内でも成人男性の3人に1人は何らかのAGA症状を発症していると言われていますので、将来自分が薄毛になるかもしれないと思うのは自然なことです。現に薄毛になる男性はとても多いですし、AGA治療が広く認知され始めてから患者様も増加傾向にあります。しかし実際に気になるのは、どの程度から薄毛が目立ちだすのかですよね。今現在AGAに悩んでいないという方も気になる部分かと思います。今回はどのくらいから薄毛が目立ち始めるのか、また今生えている髪の毛から薄毛を予測することはできるのかについて詳しく解説をしていきます。是非参考にしてみてくださいね。

    ■この記事の著者■ AGA薄毛予防治療クリニック 医師

    柏﨑 喜宣 (かしわざき よしのり)

    名古屋大学医学部卒。創業以来日本全国のAGA・薄毛で悩む男女に対して適切な診察とAGA治療薬の効果最大化をしている。

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    薄毛が目立つのは抜け毛が増えたから

    人間は1日で約100本もの髪の毛が抜けていると言われています。数値を見るとすごい数だなと感じますよね。しかしどんな人でも基本的には100本ほどは抜けていますし、自然な現象であり問題ありません。日本人の髪の毛の総本数は平均して10万本あると言われており、1日で100本ほど抜けたとしても見た目に大差ありません。また抜けた髪の毛がある一方で、きちんと生えてくる髪の毛も同程度ありますので特に心配はありません。しかしAGAが進行してくると、髪の毛の抜ける本数に異常が出始めます。では具体的にどのくらい抜け始めたら薄毛は目立つのでしょうか。一緒に見ていきましょう。

    200本程度はまだ大丈夫

    抜け毛の本数が100本の倍の200本ほどになると、いよいよヤバいのではないか? と心配になるかもしれません。しかし実は200本ほどでも、正常な抜け毛の範囲内と言われることが多いです。これは抜け毛が季節の移り変わりのタイミングで増えたりすることがあるからです。夏などは頭皮に紫外線を強く受ける機会が多く、他の季節と比べて頭皮にダメージが蓄積されやすいです。そのためいい抜け毛とは言えませんが、ダメージによって抜ける本数が多くなることは年齢やAGA発症の有無に関わらずよくあることです。また抜け毛には個人差がありますので、200本程度抜けていても同時に生えてくる髪の毛の量が多く、薄毛が気にならない方もいます。

    200本を超えたら薄毛が目立ち始める

    抜け毛が200本を超え始めたら、薄毛が目立ち始めることがあります。AGA患者の1日の抜け毛の本数は200本~300本とされており、この本数になってくると日常生活の中でも抜け毛の存在に気付き始めます。100本程度の抜け毛であれば、ブラッシングの際に数本抜けた髪の毛が目に入る、ドライヤーなどで数本抜ける、枕にたまについている程度ですが、抜け毛の本数が200本を超えてくるとブラッシングの際やシャンプーの際に抜けた髪の毛がかなり目につくようになります。またそのまま放置してしまうことで、後頭部やこめかみ部分が徐々に薄くなりはじめ、見た目でも薄毛が目立ってきます。抜け毛が目立つようになった、薄毛を指摘されたなど心当たりがある方はAGAの可能性がありますので注意が必要です。

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    今生えている髪の毛から薄毛は予測できる?

    抜け毛が増え始める前に、できれば髪の毛のSOSサインに気付きたいという方も多いのではないでしょうか。AGAの発症年齢を予測することは非常に難しいですが、今生えている髪の毛をよく観察することで、近い将来の薄毛リスクを想定することはできます。ここでは自宅でできる髪の毛のセルフチェック方法と、髪の毛の見ていただきたいポイントについて解説をしていきます。AGAは年齢問わず発症する病気ですので、年齢が若いという方でも是非今後の参考にしていただければと思います。

    抜けた髪の毛を観察する

    薄毛になる危険があるかどうかは、抜け毛の本数以外にも、抜け毛を観察することで確認することができます。抜けた髪の毛には現在の髪の毛の状態がよく反映されています。一般的に元気な髪の毛であれば、コシ・ハリのある太い髪の毛で根本がきれいな丸になっています。このような特徴がある髪の毛は、ヘアサイクルを正常に行い寿命として抜け落ちてきた髪の毛であると判断できるため、髪の毛の状態はいたって健康です。しかし抜けた髪の毛の根本が歪んだ形になっている、尖っている、根本がなく途中でちぎれている、また髪の毛そのものが茶色く薄くなっておりハリ・コシがない場合、ヘアサイクルに異常が出てしまっている場合があります。こうした抜け毛が突然でき始めた場合は、近い将来薄毛になっていく可能性があります。

    切れ毛や枝毛が増えてきた

    切れ毛や枝毛は、健康な髪の毛であってもある程度は発生します。そのため切れ毛や枝毛を見つけてもなんとも思わない、という方も多いかもしれません。しかし切れ毛や枝毛が増えてきたという場合には注意が必要です。切れ毛や枝毛は、髪の毛が栄養不足に陥っているために途中で切れやすくなっていたり、枝分かれしてしまう場合があります。こうした切れ毛や枝毛はAGA患者の髪の毛にも多く見られます。原因はAGAによるヘアサイクルの乱れなどが多いですが、放置していると髪の毛全体のボリュームが減っていってしまい、薄毛につながることがあります。

    縮れた髪の毛が生えている

    天然パーマなどではないにも関わらず、縮れた髪の毛が増えてきた・・・という方も注意が必要です。抜け落ちた髪の毛の様子からよく陰毛に間違われる縮れ毛ですが、「やけに最近部屋に陰毛が落ちているな」と思うことはありませんか? 心当たりある方は、おそらく陰毛ではなく頭から抜けた髪の毛です。縮れ毛も短いうちはこうして陰毛と見間違えてしまう程度なのですが、伸びてくるとアホ毛のようになってきて目立つようになります。ここで初めて縮れ毛の存在に気付くという方も多いです。縮れ毛はほとんどの場合、髪の毛への栄養不足で発生してしまっており、重大な頭皮トラブルのひとつでもあります。こうした栄養不足の髪の毛はAGA発症患者に多く見られるため、今現在薄毛が気になっていないという方も、近い将来薄毛が目立ってきてしまうこともあります。

    髪の毛の色素が薄くなってきた

    ヘアサイクルの乱れや頭皮トラブルが発生していると、髪の毛に十分な栄養が行き渡らず、髪の毛そのものの色素が薄くなったと感じることが多いです。白髪がある方であれば薄い色の髪の毛に気付くことが遅れてしまうことも多いのですが、単なる老化現象だろうと放置してしまうのは危険です。色素が薄くなった髪の毛は弱く、すぐに抜け落ちてしまうため、抜け毛を増加させることにもなります。そのため髪の毛の色素が薄くなってきた、という場合にも近い将来薄毛になる可能性がありますので注意が必要です。

    髪の毛の量は多いけれど、おでこが広くなってきた

    おでこが広くなる症状はAGAの典型的な症状のひとつでもありますが、その他の部分の毛髪量が多いためAGAだと気付かなかったという方も多いです。AGAの症状の出方はさまざまで、全体的に分かりやすい薄毛になっていく方もいれば、部分的に薄毛になっていく方もいます。そのため、部分的に髪の毛が後退している、減ってきた・・・という場合でも注意が必要です。放置していると、部分的で住んでいた薄毛が全体的な薄毛に移り変わっていきます。

    受診や治療はどのタイミングが最適?

    ここまで読んでいただいた方の中に、将来薄毛になるかもしれない条件に当てはまっている・・・という方も多いかと思います。しかし「今は薄毛で困っていないからAGA専門クリニックには行きにくい」「年齢が若いから自分の気にしすぎかもしれない」と、どのタイミングが適切な受診タイミングが分からず悩んでしまいますよね。AGA治療は個人差がありますが、どの方にも共通してAGA専門クリニックを受診していただきたいタイミングがあります。受診のタイミングや治療の開始時期に悩まれている方は、是非以下の内容も参考にしてみてください。

    抜け毛が気になり出したタイミング

    受診の目安として、まずひとつ目は抜け毛が気になり出したタイミングです。季節性の抜け毛やアレルギーによるもの、一時的なストレスによるものなど、AGA以外にも抜け毛を生じる可能性はたくさんあります。しかしAGAの他の病気で、円形脱毛症や甲状腺の病気などでも抜け毛を生じることがあります。AGAだけではなくその他の病気であった場合、早急な治療や対処が必要になりますので、抜け毛が気になり出したなというタイミングで是非受診するようにしてみてください。抜け毛だけであればAGA専門クリニック以外にも、皮膚科などが受診対象になりますので、お近くの皮膚科に相談してみてくださいね。

    生えている髪の毛に異常を感じたタイミング

    もうひとつの受診の目安は、本記事でも触れている内容である、生えている髪の毛に何らかの異常を感じたタイミングです。縮れ毛や色素が薄くなってきた、部分的な後退が見られるという場合は迷わずAGA専門クリニックや皮膚科などを受診しましょう。髪の毛を健康に保つために美容室でのケアを考える方も多いかと思いますが、まずは医療機関を受診していただくことをオススメします。AGAは医療的なアプローチがないと症状が進行してしまうため、ケアにお金をかけても思うような効果が得られないことも多いです。そのため最初の動きとして医療機関を受診していただくことは、AGAの早期発見の意味でもとても大切なことです。

    治療はAGAの初期症状が出始めたタイミングから

    AGA治療の広告などでは、わざと分かりやすいように頭がツルツルな人やイメージを使って治療の紹介をしていることがあります。しかし実際には、そこまでAGAが進行してしまっている状態だと治療が長引き、思うような効果が見込めない場合もあります。そのため治療開始の目安としては、AGAの初期症状が出始めたタイミングが適切です。今現在特に大きなAGAの症状がないという方は、本記事を参考に髪の毛の状態をよく観察していただきつつ、生活習慣の改善やケアの改善を行うようにしましょう。今現在抜け毛が多い、生えている髪の毛に異常が出始めたという場合はまずは医療機関を受診し、AGAの可能性がある場合にはAGA用の外用薬や内服薬を使用しながら治療していきます。多くの場合、初期段階でAGAの症状に気付き治療を開始できた方は、その後治療効果も実感しやすく将来薄毛になってしまうリスクを減らすことができます。治療方法や治療開始のタイミングは人それぞれですが、早くていけないということはありませんので、気になる症状がある方は早めに行動しておくと安心です。

    より安心して薄毛予防・治療と向き合うために

    AGA薄毛予防・治療クリニックではみなさんの症状に応じて適切な処方を行っております。より身近に・続けやすいAGA治療を行っていただくためにオンライン診療を充実。まずはお気軽にお問合せください。

    監修した医師の紹介

    ■この記事の著者■ AGA薄毛予防治療クリニック 医師

    柏﨑 喜宣 (かしわざき よしのり)

    名古屋大学医学部卒。創業以来日本全国のAGA・薄毛で悩む男女に対して適切な診察とAGA治療薬の効果最大化をしている。

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