WORRIES
お悩み相談
-
日中にしたい抜け毛対策! 続けるとどんないいことがある?
暖かい日が増えてきましたが、実は今の時期抜け毛が増えやすい時期でもあります。そのため「抜け毛が増えた」「このままでは薄毛になってしまうのではないか」とお悩みの方も多いのではないでしょうか。抜け毛を引き起こす原因はさまざまですが、抜け毛を放置しているとどんどん悪化してしまうことも多いです。季節の変わり目である今、しっかりと抜け毛対策をしていくことで抜け毛による薄毛になることを防ぐことができます。今回は日中出来る抜け毛対策をメインに詳しく解説をしていきます。是非参考にしてみてくださいね。
■この記事の著者■ AGA薄毛予防治療クリニック 医師
柏﨑 喜宣 (かしわざき よしのり)
名古屋大学医学部卒。創業以来日本全国のAGA・薄毛で悩む男女に対して適切な診察とAGA治療薬の効果最大化をしている。
そもそも抜け毛ってなんで起きるの?
なぜ抜け毛が起きるのか、抜け毛はどのラインまでは正常なのか・・・今お悩みという方であれば、抜け毛に対して不安に感じますよね。抜け毛自体は悪いものではありませんが、トラブルによって発生する抜け毛もあるため、見極めが非常に大切になってきます。抜け毛の原因を知ることは対策をする上でも大切なことですので、まずは抜け毛の原因を知っておきましょう。
寿命を終える
抜け毛は本来寿命を終えて抜け落ちていくのが正常で、寿命を迎えた抜け毛は決して悪いものではありません。人は1日平均して100本前後の髪の毛が寿命を迎えて抜けていきます。季節の変わり目には200本ほど抜ける方もいます。そのためこの時期は、日常生活の中で抜け毛を見る機会も多いかと思います。今までと特に変化がなく抜け毛だけが発生している状態は特に問題ありませんので、心配する必要はありません。髪の毛の寿命は個人差もありますが、一般的には3~6年程度が理想です。抜け落ちた髪の毛の下では新しい髪の毛が育っているため、寿命がきて髪の毛が抜けてしまっても薄毛になる心配ありません。
花粉によるアレルギー症状
あまり知られていませんが、今の時期に増える花粉によって頭皮トラブルが発生し、その結果抜け毛が発生してしまうこともあります。特に花粉症の傾向がある方は注意が必要です。花粉症による不快な症状は花粉によるアレルギーだということを多くの方は既にご存じかと思いますが、実はこのアレルギー症状は頭皮にも同様に発生する可能性があります。頭皮に花粉が付着することによってアレルギー症状が発生し、髪の毛の成長や生成に欠かせない毛乳頭という細胞を攻撃します。この結果、健康な髪の毛が成長を疎外されてしまい抜け毛につながることがあります。
紫外線のダメージ
暖かくなってきた今の季節、注意が必要なのが紫外線からの頭皮ダメージです。紫外線を長時間強く受けすぎてしまうと、頭皮は乾燥しバリア機能を失ってしまいます。バリア機能を失った頭皮からは、フケが大量に発生してしまったり、痒みなどを伴う炎症を起こしてしまうことがあります。こうした頭皮環境の悪化が連鎖することで、髪の毛にもダメージが伝わり抜け落ちてしまうのです。
脂質のとり過ぎ
食事も抜け毛に関係しています。ファーストフードや揚げ物を毎日摂取している、という方も多いかと思います。しかし毎日脂質や高カロリーな食事を続けていると、余分に摂取しすぎた脂質が頭皮から出てしまいます。頭皮がベタベタする、油っぽいという方はこうした食事が原因になっていることが多いです。頭皮の脂質過多は、脂質が毛穴を埋めてしまったりホコリなどを絡めとったまま頭皮の毛穴汚れとして蓄積されてしまうことがあります。その結果嫌な臭いの原因になったり、頭皮や髪の毛がべたついたりしてしまい、最終的には頭皮の炎症の原因となり抜け毛につながることがあります。
間違った頭皮ケア
間違った頭皮ケアも、抜け毛の原因になります。体質に合わないシャンプーや育毛剤を使い続けてしまう、シャンプーのすすぎ残し、ブラッシングの力が多すぎる・・・など、ケアを頑張りすぎてしまって逆に抜け毛を増やしてしまうという方も中にはいます。
日中でできる抜け毛対策はなにがある?
抜け毛のケアは自宅で行う、という方も多いかと思いますが、上記のように抜け毛の原因の多くは日中の生活の中で起きてしまうことが多いです。そのためいかに日中抜け毛対策をどの程度行えるかが重要になります。自宅ケアがメインになりがちな抜け毛対策ですが、今回は日中でできる抜け毛対策について詳しく解説をしていきます。是非今日から試してみてくださいね。
花粉の時期はヘアワックスを控えめにする
花粉はヘアワックスなどに付着するとそのまま髪の毛や頭皮についたままになってしまい、アレルギーの原因になります。男性の方で仕事中はヘアワックスを使う、という方も多いかと思いますが、花粉が増える今の時期はできる限りヘアワックスの使用料や使用頻度を減らすよう工夫しましょう。髪の毛を短めにしておく、朝の支度で寝癖直しスプレーなどを使用しながら髪の毛を整えるなどの工夫をするだけでも、ヘアワックス無しで十分な清潔感を出すことは可能です。仕事上どうしてもヘアワックスをつけなければいけないという方は、なるべくナチュラルな手触りのワックスを少量使うようにしましょう。このような工夫をするだけでも、頭皮が花粉に付着する全体量を減らすことができます。室外から室内、または室外から車内などの移動がある方は室内や車内に入る際に軽くブラッシングしておくと、顔回りや髪についた花粉を落とすことができるため、花粉症があるという方は適度なブラッシングもおすすめです。
紫外線を避ける
頭皮トラブルの原因になる紫外線は、できる限り避けるようにしましょう。プライベートなどの時間には帽子をかぶることで、長時間外にいても紫外線を避けることができます。しかし帽子は清潔な帽子を使用し、1時間に1回は頭皮の汗を拭き清潔な状態にする、帽子の素材はメッシュ部分がある通気性のいいものにするなどの配慮は大切になります。紫外線を避けるためにずっと帽子をかぶり続けてしまうことで発疹や毛穴つまりの原因になることがあります。仕事で外に出る時間が多いけれどスーツだから帽子をかぶれない、という方はできる限り日陰を歩くなどして、意識して紫外線を避けるだけでも随分違います。日中のちょっとした配慮で抜け毛対策ができますので、紫外線が強くなる今の時期から是非意識してみてくださいね。
昼食は栄養バランスに気を付ける
力仕事の方などは脂質の高い食べ物などを食べてもその後の仕事で消化されることが多いですが、注意したいのが内勤などであまり消費カロリーのない方の昼食です。忙しい方は片手でパッと食べれてしまうような焼きそばパンやジャムパンなどの総菜・菓子パン、ファーストフードなどで済ませてしまう方も多いのではないでしょうか。もちろんこれらの食事が全くダメ、というわけではありません。しかし食事で摂取している脂質やカロリーがあまりにも多いと、頭皮の脂質過多の原因になります。そのため、可能であれば和定食や和食中心のお弁当にするなど、栄養面や総脂質・カロリー面にも配慮するようにしましょう。今までの生活習慣を突然変えることは体にもストレスになりますので、まずは少しずつ取り入れられる部分から心がけるようにしましょう。
間食の質に注意する
日中ついつい手が出てしまう間食、しかし昼食と同様に間食の内容にも注意が必要です。間食自体は問題はありませんが、ポテトチップスやケーキなどは日常的に摂取してしまうと1日の中で脂質やカロリーのとり過ぎになってしまうことがあります。もちろんこうした間食も週に1回など、時間や回数を決めて楽しむ分には全く問題ありません。日常的にこうした間食を続けてしまっているという方は、間食の質をあげる工夫をしましょう。特に髪の毛にいいとされている栄養素であるタンパク質やミネラル類、ビタミン類を積極的に摂取するようにしましょう。例としてはタンパク質であればサラダチキン、アーモンド小魚など。ミネラル類であれば昆布菓子、ビタミン類であればキャンディーやビタミン配合グミなどがあります。間食も質がよくてもとり過ぎはよくありませんので、1日分の個数などを決めておくと食べ過ぎを防止することができます。
抜け毛対策、続けるとどんないいことがある?
ここまで抜け毛の原因とその対策について解説をしてきましたが、抜け毛対策は続けるとどんないい変化があるのでしょうか。対策を頑張ることで得られるメリット面を知っておくと、より頑張れますよね。ここでは抜け毛対策を続けることによって得られる変化について詳しく解説をしていきます。
頭皮環境がよくなる
抜け毛対策を続けることは、頭皮環境を同時に改善することにもつながります。頭皮環境の悪化による抜け毛はとても多いです。そのため頭皮環境を改善することは、抜け毛を防ぐことにもつながります。
ヘアサイクルが整う
抜け毛対策を行い、頭皮環境が改善することで、最終的にはヘアサイクルが整います。ヘアサイクルが整うということは、髪の毛の寿命が本来の長さに戻り、髪の毛全体の寿命を長く保つことができます。ヘアサイクルは生涯で行うことができる回数が15~20回とサイクルが決まっているため、ヘアサイクルが長い方が髪の毛は健康に保たれます。
髪の毛にハリ・コシが戻る
抜け毛が増えてしまっている方の髪の毛は、栄養不足などにより細くやせ細り、ハリ・コシがない状態です。そのため全体的な印象も髪の毛のボリュームが少なく見え、年齢より老けて見えてしまうなんてこともあります。しかし抜け毛対策をしっかり行っていくことで髪の毛も元気を取り戻し、本来のハリ・コシのある姿を取り戻すことができます。
将来の薄毛のリスクを減らせる
抜け毛対策をしていくことで、頭皮や髪の毛が健康な状態を取り戻し、将来の抜け毛の増加による薄毛リスクを減らすことができます。抜け毛は老化やホルモンの変化によって引き起こされることもありますが、必要な対策を継続して行っていくことで、ケア不足による抜け毛を減らすことは十分可能です。
抜け毛に潜むAGAに注意! 早めの受診が必要
抜け毛にはさまざまな原因がありますが、抜け毛対策を行うことで抜け毛が収まるということもあります。しかし抜け毛が全然減らない、薄毛が目立ってきた・・・と言う場合は、単なる対策不足ではなくAGA(男性型脱毛症)による抜け毛症状の可能性もあります。AGAは遺伝によって引き起こされるケースが多く、日常的な対策を頑張っても改善しないどころが悪化していってしまう病気です。そのためAGAが疑われる場合には早期の医療機関の受診が必要となります。ケア不足による抜け毛かAGAによる抜け毛か分からないという方も多いかと思いますが、こうした判断は医療機関でないと難しい部分もあります。そのため抜け毛が増加したと感じた時に、AGA専門クリニックなどを受診するようにしておくと、万が一AGAによる抜け毛であった場合でも安心です。
より安心して薄毛予防・治療と向き合うために
AGA薄毛予防・治療クリニックではみなさんの症状に応じて適切な処方を行っております。より身近に・続けやすいAGA治療を行っていただくためにオンライン診療を充実。まずはお気軽にお問合せください。
医師の紹介
■この記事の著者■ AGA薄毛予防治療クリニック 医師
柏﨑 喜宣 (かしわざき よしのり)
名古屋大学医学部卒。創業以来日本全国のAGA・薄毛で悩む男女に対して適切な診察とAGA治療薬の効果最大化をしている。
関連する記事
-
-
髪の毛の位置によって太さは違うの?あなたの抜け毛は大丈夫?
2024.12.13
-
-
抜け毛が起こる原因を解説!自然な抜け毛と危険な抜け毛の違いとは?
2024.12.10
-
-
登山は薄毛になりやすい?山登りをするときに気をつけたい抜け毛対策とは?
2024.11.18
-
-
薄毛になりやすい地域ってあるの?県民性など流説を紹介
2024.11.14
-