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  • 薄毛・若ハゲは自分で治すことができるか?

    【もしかしてAGA?】まだ若いのに薄毛が気になる。若ハゲって自力で治せるの?

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    10代~30代の方が、薄毛・ハゲと聞いて真っ先に思い浮かべるのは「自分の父親くらいの年齢の悩み」というイメージではないでしょうか。実際に40代~50代の方が薄毛・ハゲ治療のメイン層で、その年代から自分の髪の毛の変化に気付くという方も多いです。しかし近年では「まだ学生なのに薄毛が気になる」「30代で薄毛やハゲはまだ悩む必要がないと思っていたのに、髪の毛のボリュームが年々少なくなってきている」など年齢問わず若い方の薄毛・ハゲに対する悩みも増えてきました。どうして若いのに薄毛・ハゲになってしまうのか? またなった場合、自分で治せるのか? 何か予防法はないのか? など、今回は若い世代の薄毛・ハゲに悩む方に焦点を当て解説をしていこうと思います。気になる症状がある方は、どうぞ最後までご覧ください。

    ■著者■ AGA薄毛予防治療クリニック医師

    柏﨑 喜宣 (かしわざき よしのり)

    名古屋大学医学部卒。創業以来日本全国のAGA・薄毛で悩む男女に対して適切な診察とAGA治療薬の効果最大化をしている。

    これまでの薄毛解消の実績含めてプロペシア・ザガーロ・フィナステリド・デュタステリドなどのAGA治療薬の適切な処方に定評がある。

    若ハゲとは?AGA以外にも病気が隠れている?

    薄毛や脱毛症状を伴う病気はいくつかありますが、中でも代表的なものは「AGA(男性型脱毛症)」です。日本では成人男性のおよそ3人に1人がこのAGAを発症していると言われており、意外にも身近な病気であると言えます。薄毛がゆっくり進行している、以前と比べるとおでこが広くなってきた気がする、後頭部の薄毛を指摘された、などAGAは徐々に進行していく病気のため、日常生活の中で自分で気付いたり指摘されて初めて自覚する方がほとんどです。そのため初期には気付きにくい病気でもあります。ある程度進行して自覚する頃に相談にいらっしゃる方がほとんどです。AGAの発症は主に40代~50代に多い病気ですが、近年では10代からの発症も報告されており、年齢関係なく発症するものであると言えます。
    その他の病気としてAGAと似ていることでよく名前があがる「円形脱毛症」という病気があります。しかし円形脱毛症の場合、初期の段階で明らかな脱毛症状が認められる場合が多いため、違いはハッキリとしています。よく円形脱毛症で言われるのは「10円玉くらいの円形の脱毛症状」ですが、症状が進むとそれ以上の脱毛範囲になってしまいます。また一方で、名前のように円形にハゲないタイプの円形脱毛症もあるため、こういった場合はパッと見ただけではAGAとの区別が難しい場合もあります。AGA円形脱毛症では治療法が異なるため、どちらも早期発見・早期治療に繋げるために何かしらの症状を感じた時には専門クリニックを受診することが望ましいです。

    AGAになる原因は?

    AGA(男性型脱毛症)は上述の通り進行性であり、抜け毛が止まらず薄毛になっていくものです。それではAGAの原因について詳しく解説していきます。

    若ハゲの原因①:ジヒドロテストステロン(男性ホルモン)起因

    聞きなれない言葉ですが、ジヒドロテストロン(DHT)と呼ばれる男性ホルモンAGAを引き起こします。よく薄毛や抜け毛の原因が男性ホルモンかのように話にあがることが多いのですが、厳密には男性ホルモンが直接抜け毛や薄毛の原因ということではありません。男性ホルモンには睾丸(精巣)や副腎で合成・分泌されているといわれているテストテロンと呼ばれるものがあり、このテストテロンと呼ばれるものと5αリダクターゼ(5α還元酵素)と呼ばれるものが結びつき「ジヒドロテストロン(DHT)」と呼ばれる男性ホルモンに変換されます。このジヒドロテストロン(DHT)がホルモン受容体に取り込まれて、毛母細胞の働きを低下させ毛髪の成長サイクルが短くなり、髪の毛が成長する前に抜けてしまいます。これが男性型脱毛症の原因となります。

    <ジヒドロテストステロンが男性型脱毛症(AGA)を引き起こす流れ>

    テストテロン5αリダクターゼと結合ジヒドロテストステロン(DHT)
    ジヒドロテストステロン(DHT)男性ホルモン受容体と結合
    ③細胞増殖・分化を制御し、細胞死を促すとされるTGF-βが増える
    TGF-βが髪の生え変わりを調整するFGF-5に脱毛を指示

    このように髪の毛がきちんと成長する前に抜け落ちてしまうサイクルが薄毛を進行させる原因となります。

    若ハゲの原因②:遺伝によるもの

    親が薄毛だったから自分もなる可能性がある」「祖父がハゲているから自分にハゲが隔世遺伝する」など、こういった会話はよくある会話ですがこれはもっともらしい男性型脱毛症の原因となります。AGAはA(Androgen(男性ホルモン)+G(genetic(遺伝)+A(Alopecia(脱毛症))の略、上述のホルモン受容体が遺伝的に多いほど男性型脱毛症が発症しやすくなります。AGA遺伝的要因が強く薄毛の8割以上の原因はこの遺伝によるものであるとの報告があります。遺伝子によって個人差があることがわかっています。またAGAでの隔世遺伝は母方の遺伝子が関係しており、その遺伝子は母方の祖父・曾祖父から引き継ぎます。そのため「ハゲ隔世遺伝する」と言われているのです。

    <テストテロンのDHT(ジヒドロテストステロン)への変化のしやすさ>

    5aリダクターゼの活性が高いとテストテロンがジヒドロテストステロン(DHT)に変化しやすくなります。父母どちらからもこれは遺伝される可能性があります。

    <男性モルモン受容体(アンドロゲンレセプター)の感受性>

    男性ホルモンの感受性は遺伝されます、これまでわかっていることでは母親からの染色体に関係するとされ、母親の父親が男性型脱毛症による薄毛であった場合隔世遺伝で引き継がれる可能性が高くなります。

    若ハゲの原因③:生活習慣によるもの

    生活習慣が必ずしもAGAに繋がるというわけではありませんが、対象なりとも影響を与える可能性があります。その中でも代表的なものは、食事睡眠ストレス・日常のケアなどです。食事で栄養が偏ると髪の毛に必要な栄養が髪に届けられず、栄養不足となってしまいます。そのため健康な髪の毛の成長に影響を及ぼしてしまうのです。睡眠では髪の毛の成長に必要な成長ホルモンが生活の中で一番効率よく分泌されるタイミングです。睡眠が十分にとれていないと、髪の毛にとって必要な成長ホルモンが不足してしまうことになります。また人間はストレスを感じるとそれに抵抗するように交感神経が活発化されます。強いストレスが長く続いた際にこの交感神経が正常に機能しなくなり頭部への血流が悪くなり栄養が行き届かなくなると脱毛症を引き起こします。極度の緊張状態・ストレスが長く続くと抜け毛が多くなり薄毛になる原因となります。その他に、日常的に髪にいいと思ってやっていたケアが実は自分に合っていなかった、などで頭皮環境を悪くしてしまっている場合があります。こういった積み重ねにより、薄毛・ハゲが悪化してしまう可能性があります。

    若ハゲの初期症状に自分で気付くためには?

    AGAには年齢問わず主に3つの進行パターンがあります。薄毛・ハゲが気になりだしたら、この3つの進行パターンを思い出して、自分が当てはまっているか確認してみてください。

    進行パターン①:頭頂部から薄毛が進行する「O字」タイプ

    比較的日本の成人男性に多く、頭頂部のため自分では気がつきにくいのが特徴です。知らず知らずのうちに頭頂部から薄くなっていくため誰かに指摘されるまで気がつかないケースもあります。ご自分で確認したい場合は合わせ鏡などをすることにより頭頂部が確認しやすくなります。地肌が透けてみえたり皮膚が赤っぽくなる特徴があります。

    進行パターン②:こめかみから生え際から薄毛が進行する「M字」タイプ

    「なんだか最近おでこが広くなってきている」なんて方はM字タイプに当てはまります。M字に生え際の薄毛が進行して正面からみた際にMの字に見えるのが特徴です。一気になくなるのではなく徐々に左右両サイトの髪の毛が頭頂部に向けて脱毛が進むため生え際が後退し、おでこがひろくなってきます。AGAという言葉で一番イメージしやすい進行パターンかもしれません。

    進行パターン③:額の生え際から薄毛が進行する「U字」タイプ

    U字パターンは前述のO字とM字が同時に進行していくパターンです。U字パターンは頭頂部と生え際両方から薄毛が進行していくためどの角度から見ても薄く、後頭部と横しか毛髪が残らないため他人からみた印象は一番強いタイプです。

    若ければ薄毛・ハゲは自力で治せる?

    残念ながらAGAになってしまっている場合、自力で治すことは出来ませんAGA進行型のため、症状に気付いていながら放置してしまうとどんどん症状が進行していってしまいます。AGAの根本的な治療を行うには、必ず専門クリニックでの治療が必要になります。AGAの専門クリニックは医療機関ですので、資格を持った医療従事者による検査・診察・処方を受けることができます。AGA治療に使う治療薬は基本的に入手するためには処方箋が必要で、個人差はありますが中には副作用があるものがあります。そのため医療機関を受診することが必要となっています。しかし、日常生活を気を付ける事でAGAの根本的な治療はできなくても「予防・悪化防止」は可能です。生活の中で気を付けられることは、悪化防止のためにもできる限り気を付けていきたいですよね。自宅でできる予防法として食事、運動・睡眠、頭皮ケア編に分けてご紹介をしているので是非参考になさってみてください。

    【食事編】自宅でてきる薄毛・若ハゲ予防

    食事はバランスが大切ですので、これを食べたからハゲが治るといったものは存在しません。全体的にまんべんなく、バランス良く、我慢しすぎず食生活を楽しむよう心がけましょう。ここでは髪の毛にいいとされている栄養素のご紹介をしますが、難しい場合はサプリメントなどで補って頂くことも可能です。

    食べてほしい栄養素①:タンパク質

    身体のいたるところで必要とされるタンパク質ですが、実は髪の毛の成長に欠かせません。毛髪の90%以上はこのたんぱく質(※ケラチン)です。体内でタンパク質が使われる順番には優先順位があり、髪の毛は最後です。そのためタンパク質が十分摂取できていないと、髪の毛までに栄養がいきわたりません。魚・肉、卵、大豆、ジャガイモなどに含まれるたんぱく質をきちんと摂取することが重要です。

    食べてほしい栄養素②:ビタミン類

    体の調子を整える「ビタミン」。緑黄色野菜や果物、レバーなどに多く含まれています。ビタミンA、ビタミンB1・B2など薄毛予防に効果的なものは様々ですが、当院では毛髪を成長させる・細胞の代謝を促進・血液の流れをよくするという点でも特に皮脂の分泌を抑制してくれる働きがあるビタミンB6及び血管を拡張する役割のあるビタミンEの摂取を推奨しています。食事ではレバニラ炒めなどが挙げられます。ビタミンは体の中で生成することができないので積極的に摂取を心がけてください。

    食べてほしい栄養素③:ミネラル

    ミネラルも毛髪にとって大切な要素、特に亜鉛はケラチンを作る上で必要不可欠なものです。この亜鉛が不足すると抜け毛が増えてしまう原因となります。効果的に「亜鉛」をサプリメントなどで摂取することで効率よく解消することができますが、服用量によっては急性中毒になる恐れもあり医師に相談の上服用を検討してください。

    食べてほしい栄養素④:コラーゲン

    毛包幹細胞に存在する17型コラーゲンの重要性が報告されています。コラーゲンは毛包幹細胞を保護する役割を果たしており、コラーゲンが不足すると毛穴が細くなり毛髪の成長に影響をすることがわかっています。

    【運動・睡眠編】自宅でてきる薄毛・若ハゲ予防

    AGA対策①:運動でAGA予防
    適度な運動はAGA対策にも効果があると言われています。その理由は、ジョギングやランニングなどの有酸素運動で汗をかくことで体外にジヒドロテストステロンが排出されるためです。ジヒドロテストステロンは男性らしい体を作る為に欠かせない男性ホルモンですが、過剰に分泌されてしまうとニキビやAGAの原因にも繋がる為、1日30分程度の適度な運動を心がけ体内へデトックスを促す感覚で行うといいです。また、運動する事により血流不足が解消され、血流不足解消により頭皮まで栄養が十分に送る事ができます。その他に、運動は日々のストレスの発散になり、快適な睡眠をとれるようになるなどいい事尽くしです。
    AGA対策②:睡眠による成長ホルモンの分泌
    先ほど少し触れましたが、睡眠中は髪の毛の成長に欠かせない成長ホルモンが一番効率よく作られるタイミングです。そのため睡眠不足は髪の毛の成長を損なう可能性もあります。現代社会で日本人は特に睡眠がとれていないと言われていますが、成長ホルモンの分泌のために必ずしも理想的な7~8時間の睡眠が必要なわけではありません。もちろん可能な方は是非この睡眠時間を確保してほしいのですが、仕事などのライフスタイルで十分な睡眠時間の確保が難しいようであれば、10~15分だけでもいいので昼寝を挟んだりしてみてください。これにより疲れた頭もスッキリし、短い時間でも成長ホルモンの分泌を手助けしてくれます。

    【頭皮ケア編】自宅でてきる薄毛・若ハゲ予防

    髪の毛のために良かれと思い高価なケア用品(シャンプーなど)を試している方も多いと思いますが、体質に合わないと逆効果になってしまうこともあります。どのような物に対しても起こりうる副作用ですが、いつもと違うものを使う事によってフケや痒み、発疹、頭皮の突っ張りなどが起きてしまう場合があります。こういった場合は直ちに使用を中断し、医療機関を受診するようにしましょう。またシャンプー前にヘアブラシで髪の毛についたゴミを落とす、髪のからまりをほどくといった意味で男性でもヘアブラシを頻繁に使用する方も多いと思いますが、力が強すぎてしまうと頭皮そのものを痛めてしまう可能性もあります。使い慣れている方であれば問題ないかもしれませんが、普段あまり使わずケア用品として使い始めたばかりだという方は要注意です。こういった身近なものでも頭皮の健康を損なう場合もあるので、ケア用品を利用するときは都度ご自分の頭皮に問題が起きていないかなどを確認するクセを付けましょう。

    若ハゲに気付いたらすぐに専門クリニックを受診しよう!

    ここまで若ハゲが起きてしまう原因と、自宅でできるAGA予防についてお話をしてきましたが、いかがだったでしょうか。年齢問わず薄毛・ハゲに悩む方は沢山いらっしゃいます。日常生活で気を付けられることは是非取り入れて頂けたらと思います。ただしAGAを発症している場合は放っておくとどんどん悪化してしまうため、可能かなぎり早めに専門クリニックを受診するようにしましょう。

    医師紹介

    ■この記事の著者■ AGA薄毛予防治療クリニック 医師

    柏﨑 喜宣 (かしわざき よしのり)

    名古屋大学医学部卒。創業以来日本全国のAGA・薄毛で悩む男女に対して適切な診察とAGA治療薬の効果最大化をしている。

    これまでの薄毛解消の実績含めてプロペシア・ザガーロ・フィナステリド・デュタステリドなどのAGA治療薬の適切な処方に定評がある。

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