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  • 髪の毛のうねり、こんなサインがあったら病院・クリニックへ

    髪の毛のうねり、放置すると危険? 病院・クリニックへ行くタイミングはいつ?

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    湿度が高く暑い日が続く中、髪の毛のうねりを気にされている方も多いのではないでしょうか。湿度が高いと髪の毛に水分量が多くなり、今までのようにヘアスタイルが決まらないことも多いですよね。しかし中には湿度によるうねりではなく、髪の毛がトラブルを起こしているサインであることもあります。そのため「最近髪の毛がうねるようになってきた」「今までにはなかった癖っ毛が増えてきた」という方は、一度髪の毛の状態を確認しましょう。本記事では髪の毛のうねりで悩まれている方に向けて、髪の毛がうねってしまう原因と放置する危険性、また病院やクリニックに行くタイミングについて解説をしていきます。

    ■この記事の著者■ AGA薄毛予防治療クリニック 医師

    柏﨑 喜宣 (かしわざき よしのり)

    名古屋大学医学部卒。創業以来日本全国のAGA・薄毛で悩む男女に対して適切な診察とAGA治療薬の効果最大化をしている。

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    髪の毛がうねる原因とは?

    髪の毛がうねってしまう原因は、実はさまざまな要因が隠れています。もちろん生まれつきのうねり毛であれば癖っ毛であると判断しても問題はありませんが、年齢を重ねるごとに髪の毛がうねってきたという方は要注意です。基本的に髪質が途中で変わることはありませんので、途中で癖っ毛になるというケースはほとんどありません。では、突然髪の毛がうねってしまうのはなにが原因なのでしょうか。髪の毛がうねる原因について、一緒に見ていきましょう。

    加齢

    40代頃から増え始める髪の毛のうねりは、老化によって引き起こされる場合もあります。40代で老化と聞くと驚く方も多いかと思いますが、髪の毛のヘアサイクルはこの頃から乱れていく方が多いです。年齢を重ねるごとに代謝が落ちやすくなると同様に、体の中の細胞分裂がゆっくりになっていきます。丁度40代頃からそうした体の変化を感じる方も多いかと思いますが、ヘアサイクルも同様です。またその他に、加齢によって髪の毛を構成するタンパク質であるケラチンの産生が減少しやすくなり、髪の毛の質が変わったように感じます。ケラチンは髪の弾力やツヤを保つ重要な成分のため、ケラチンが減少することよって髪の毛が乾燥し、髪の毛のうねりや癖っ毛のような髪の毛が増えたと感じることが増えます。

    頭皮の日焼けや乾燥

    夏は紫外線の影響で頭皮が日焼けをしてしまったり、室内の冷房機具により乾燥してしまうことがあります。頭皮の水分量が不足してしまうと、頭皮トラブルによりフケや湿疹などのトラブルが増え、髪の毛に十分な栄養が届かなくなります。髪の毛の土台である頭皮が不安定な状態になることで、髪の毛が健康に成長しにくくなり、髪の毛のうねりにつながるのです。

    髪の毛のダメージ

    暑い日が続くと、海水浴やプールなどにでかける機会が増えますよね。しかし海水浴やプールの塩分や塩素、汚れなどにより、髪の毛が乾燥しダメージを受けてしまうことがあります。ダメージを受けた髪の毛は栄養を失っている状態ですので、艶が失われ乾燥によるうねりが発生しやすい状態です。海水浴やプールの後に適切なケアを行わなかったり、運動のために定期的にプールで泳いでいるなどの方は特に髪の毛がダメージを負いやすく、髪の毛のうねりも発生しやすくなります。

    頭皮の血流不足

    頭皮にある毛細血管は、髪の毛の成長に必要な酸素や栄養を運ぶ大切な役割を担っています。しかし加齢による代謝の低下、運動不足などの生活習慣により、頭皮の血流不足に陥っている方は多いです。頭皮が血流不足になると、髪の毛に十分な酸素や栄養が届きにくくなり、やがて栄養不足になった髪の毛は弱りうねりを生じます。頭皮が固い、頭皮の色が悪いなどの方は血流不足の可能性が高いです。

    食生活の乱れ

    食生活が乱れていると髪の毛の健康状態が悪くなり、髪の毛のうねりが発生することがあります。例えば食生活ですが、高脂質高カロリーな食事を続けていたり、髪の毛に必要な栄養が不足している場合、当然髪の毛は栄養失調の状態になります。髪の毛は体のようにエネルギー切れなどで体調不良を起こさないため、栄養が髪の毛に届いているということを認識しにくい部分がありますよね。しかし、髪の毛は摂取した栄養で構成されるため、食生活の乱れは髪の毛にとってもストレスです。

    睡眠不足

    睡眠中は、髪の毛の成長に必要な成長ホルモンが分泌されます。そのため、睡眠時間が短くなると、その分髪の毛の成長に必要なホルモンの分泌量が減少します。特にこの成長ホルモンは、深い質のいい睡眠の時に多く分泌されるホルモンです。そのため睡眠時間が一定ではない、短時間であるなどの場合は成長ホルモンの分泌効率も悪くなります。長い期間睡眠不足が続くと、髪の毛が弱り成長しにくくなり、髪の毛のうねりが発生しやすくなります。

    髪の毛のうねりを放置するとどうなるの?

    髪の毛のうねりは、さまざまな原因が理由で発生することが分かりました。髪の毛のうねる原因に心当たりがある、という方も多いのではないでしょうか。そんな髪の毛のうねりですが、実は放置することで男性にとってはよくない面が現れることがあります。では一体、髪の毛のうねりを放置するとどんなことが起きるのでしょうか。

    髪の毛がまとまりにくくなる

    髪の毛のうねりが一部分に留まっている場合、そこまで気にならないという方も多いかと思います。しかし徐々に進行し、髪の毛の全体がうねり毛になってしまうと、髪の毛がまとまりにくくなりヘアセットが大変です。外に出る仕事の方であれば、ヘアセットがまとまらないと相手に与える印象にも違いが出るため、困るという方も多いのではないでしょうか。髪の毛のうねりは短髪の男性ほど目立ちやすく、ヘアセットが大変になります。

    薄毛に見える

    髪の毛のうねりによって、毛先が定まらないことで頭皮が見えやすくなってしまいます。その結果、相手に薄毛の印象を与えてしまうこともあります。特に元々薄毛を気にしているという方にとっては、コンプレックスが悪化したようにも感じてしまうため、髪の毛のうねりは大敵です。

    髪の毛全体のダメージが進行する

    髪の毛がうねってしまっている原因を解決しなければ、髪の毛全体へのダメージが徐々に進行することもあります。特にAGA(男性型脱毛症)など、男性特有の脱毛症を持っている方は、薄毛や抜け毛が悪化してしまうことも考えられます。AGA患者の中には、AGA症状が出始めた頃に髪質の変化を感じる方も多いため、髪の毛のうねりは放置できない症状のひとつです。

    髪の毛のうねりで病院・クリニックを受診すべきタイミングは?

    髪の毛のうねりを放置すると、さまざまなトラブルにつながる可能性があると知っていただけたかと思います。薄毛に悩んでいる男性にとっては、髪の毛の異常を放置することは大きなデメリットを生むだけです。そのため、本記事をご覧の皆さんは髪の毛のうねりに気付いたら、放置せずに病院や専門のクリニックを受診するようにしましょう。しかし、髪の毛のうねりと言っても個人差があるため、実際にはどのタイミングで受診すべきか悩んでしまいますよね。最後に受診のタイミングをお悩みの方に向けて、どのタイミングで病院や専門のクリニックを受診すべきか解説をしていきます。是非参考にしてみてくださいね。

    髪の毛のうねりが長期間続く

    実際に髪の毛のうねりは、多くの方が経験するものでもあります。特にこの時期は湿気によるものであったり、生え変わりの髪の毛がたまたま部分的にうねってしまった、ごく自然現象の一部であることも多いです。そのため髪の毛のうねりが必ずしも悪いものとは限りませんが、髪の毛のうねりが長期間に渡って持続する場合には、何らかのトラブルが発生している可能性もあります。髪の毛が季節を問わずずっとうねっている、うねっている髪の毛の範囲が徐々に広がってきた、などの場合は病院やクリニックを受診しましょう。

    頭皮に痒みや炎症が発生している

    髪の毛のうねりの他に、頭皮に痒みや炎症が発生している場合も注意が必要です。頭皮の痒みや炎症は、日焼けの場合もありますし、AGAやその他の病気が隠れていることもあります。軽度なものだとつい軽視しがちですが、頭皮の痒みや炎症を放置すると髪の毛のうねりだけではなく、抜け毛が発生する原因にもつながります。そのため軽度な痒みや炎症でも、放置せずに自覚したタイミングで病院やクリニックを受診するようにしてください。また痒みがある場合は、頭皮をかくことで痒みを紛らわせたいと思ってしまいやすいですが、頭皮が傷付くことでかえって炎症が悪化する場合もあります。そのため、対処療法として冷やして痒みを紛らわせるなどして、頭皮にダメージを与えないよう注意しましょう。

    抜け毛が増加した

    髪の毛のうねりと合わせて、抜け毛が増えている場合は注意が必要です。AGAなどの病気が進行している可能性があります。抜け毛は通常1日に100本前後と言われていますが、100本ほどでは私生活の中で抜け毛が特に気になるという場面はほとんどありません。しかし、抜け毛がAGAなどの影響で増加してくると、1日で200本~300本ほど抜けてしまうことも珍しくなく、ここまで抜け毛が増えると日常生活の中でも抜け毛が気になり始めます。そのため少しでも抜け毛が増加したと感じた場合には、頭皮の痒みなどの自覚症状がなくても必ず病院やクリニックを受診しましょう。

    日常生活の中で髪の毛のうねりを対策する方法は?

    ここまでで解説したような髪の毛のサインがあった場合には、基本的には病院やクリニックを受診することが望ましいです。しかし、病院を受診する他にも、日常生活の中で髪の毛のうねりの対策をしたいと考えている方も多いかと思います。そのため最後に、日常生活の中でできる髪の毛のうねり対策について解説して終わります。

    保湿成分に配慮したシャンプーを使う

    湿度が高い夏などは、つい保湿を忘れてしまいがちです。また湿度が高いことによる髪の毛のうねりなら、保湿することで悪化するのではないかというイメージを持つ方も多いかと思います。しかし、髪の毛のうねりは髪の毛の栄養不足や頭皮の乾燥、エアコンの冷風などによって悪化することが多いため、外の湿度が高くても髪の毛の保湿は忘れないようにしましょう。薄毛や髪の毛へのダメージが気になるという方は、オーガニック成分のシャンプーを選ぶことで、髪の毛に優しく洗い上げることができます。

    紫外線対策を行う

    紫外線対策は、頭皮や髪の毛の乾燥・ダメージを防ぐことができ、髪の毛のうねり対策としても適切です。ただし、帽子などは長時間着用することで頭皮が蒸れることがありますので、できればメッシュ素材など風通りのいいものを選ぶようにしましょう。あるいは日傘などを指すことで、直接的な紫外線を大幅にカットすることができます。

    生活習慣を見直す

    食生活・睡眠を見直すことで、髪の毛への栄養不足を防ぐことができ、また成長ホルモンを効率的に分泌することができます。そのため、和食を中心としたバランスのいい食生活を心がけ、睡眠時間も決まった時間帯に7時間程度確保できるようしましょう。これからの季節、お盆休みなどで生活リズムが崩れてしまう方も多いため、是非食生活や睡眠時間を意識的に改善しバランスを整えるようにしてみてください。

    監修した医師の紹介

    ■この記事の著者■ AGA薄毛予防治療クリニック 医師

    柏﨑 喜宣 (かしわざき よしのり)

    名古屋大学医学部卒。創業以来日本全国のAGA・薄毛で悩む男女に対して適切な診察とAGA治療薬の効果最大化をしている。

    AGA,薄毛,治療,柏崎,医師

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