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もしかして頭頂部が薄くなっているかも?薄毛に気づく方法や対策はある?
もしかして頭頂部が薄くなっているかも? 薄毛に気づく方法や対策はある?
「最近、鏡を見るたびに頭頂部が薄くなっている気がする…」と感じたことはありませんか?薄毛の初期兆候を見逃さずに適切なケアを始めることが大切です。しかしながら、頭頂部となるとなかなか薄毛の変化に気付けないこともありますよね。気付いた時には、既に薄毛がかなり進行してしまっていた、なんてことも実際には珍しいことではありません。そんな男性の方は特に気になる薄毛事情ですが、万が一薄毛に気付いた場合は、どのような対処法を取ればいいのか気になっている方も多いかと思います。そこで今回は、男性に多い頭頂部の薄毛の原因や、早期段階で気付く方法、また薄毛が進行してしまった際の対処法について詳しく解説をしていきます。
■この記事の著者■ AGA薄毛予防治療クリニック 医師
柏﨑 喜宣 (かしわざき よしのり)
名古屋大学医学部卒。創業以来日本全国のAGA・薄毛で悩む男女に対して適切な診察とAGA治療薬の効果最大化をしている。
薄毛の原因とは?
薄毛は多くの人が悩む問題ですが、その原因は一つではなく、さまざまな要因が複雑に絡み合っています。遺伝やホルモンバランスの変化だけでなく、生活習慣や環境の影響も薄毛を引き起こす大きな原因となります。また、ストレスや不適切なヘアケアが薄毛を悪化させるケースも少なくありません。自分の薄毛の原因を正しく理解することで、適切な対策を立てやすくなります。ここでは、薄毛を引き起こす主な原因を5つ取り上げ、それぞれ詳しく解説していきます。
遺伝的要因
薄毛の代表的な原因として挙げられるのが遺伝的要因です。特にAGA(男性型脱毛症)は、遺伝による影響が大きいとされています。これは、毛髪の成長サイクルを縮めてしまうDHT(ジヒドロテストステロン)が関係しています。DHTは、特定の遺伝子を持つ人に多く生成されやすい性質があり、これが毛髪の成長を妨げ、抜け毛を促進します。AGAの発症が遺伝的要因と聞くと、多くの方は男性である父親や祖父から遺伝するものと考えがちですが、実際には母親側の遺伝子からもAGAの遺伝的要因を引き継ぎます。そのため、父親側の親戚だけではなく、母親側の親戚にAGAの方がいると、自分もAGAを発症する可能性が高くなります。AGAは進行型の病気としても知られている一方で、保険適用外の治療となるため、積極的な治療をためらってしまう方も多いですが、男性には特に多い病気で薄毛が目立ちやすくなるため注意が必要です。
ホルモンバランスの乱れ
ホルモンバランスの乱れも薄毛の原因の一つです。特に女性は、妊娠・出産や更年期など、ホルモンの大きな変動が髪に影響を与えることで知られていますよね。産後鬱や産後の薄毛なども、ホルモンバランスの乱れが原因とされてます。一方で男性の場合は、DHTが毛根を攻撃し、毛髪が細く短くなる原因になります。さらに、甲状腺ホルモンの異常やストレスによるコルチゾールの増加も、毛髪の成長を阻害します。ホルモンバランスの乱れによる薄毛は、一時的なケースもありますが、ホルモンバランスの乱れが日常生活の変化やストレスによって発生している可能性もあるため、女性だけではなく男性も注意すべき症状のひとつです。
生活習慣の乱れ
不規則な生活習慣も薄毛を引き起こす大きな要因です。例えば、睡眠不足は髪の成長を促す成長ホルモンの分泌を妨げます。また、栄養不足や偏った食生活は、髪に必要なタンパク質やビタミン、ミネラルが不足するため、髪の成長が滞ります。さらに、喫煙や過剰な飲酒も血流を悪化させ、毛根に十分な栄養が届かなくなる原因になります。年末年始や夏季休暇などによる、一時的な生活習慣の乱れ程度では大きな影響はありませんが、生活習慣の乱れが慢性化している方は薄毛の進行に影響を与えているかもしません。
過度なストレス
現代社会で避けられないストレスも、薄毛の原因として注目されています。強いストレスを受けると、自律神経が乱れ、頭皮の血行が悪化します。これにより、毛根に必要な栄養が行き渡らず、髪の成長が阻害されます。ストレスと聞くと分かりやすく自分が感じるようなストレスであることもあれば、自分では気づけないストレスが積み重なって、心身に負担をかけていることもあります。例えば異動や転勤、転校、引っ越しなどによる環境の変化が、自分の気付かない部分でいつのまにか強いストレスを与えているなんてこともあるのです。また、ストレスによって引き起こされる円形脱毛症のように、急激に毛髪が抜けるケースもあります。円形脱毛症は保険適応となる病気の一種であるため、早急に医療機関を受診する必要があります。
不適切なヘアケア
日々のヘアケアが薄毛に影響を与えることもあります。例えば、強すぎる力で髪を洗う、熱いお湯で洗髪する、またはシャンプーのすすぎ残しが頭皮に負担をかけ、炎症を引き起こす原因になります。さらに、頻繁なヘアカラーやパーマは、髪と頭皮を傷め、薄毛を促進します。これに加え、頭皮が乾燥しすぎたり、逆に脂っぽくなりすぎると、毛髪の成長環境が悪化します。
薄毛のすぐに気付く方法とは?
薄毛の原因を理解したら、次に重要なのは早期に気付くことです。薄毛は早めに対策を始めることで進行を遅らせたり、適切なケアで改善を目指したりすることが可能です。しかし、自分では薄毛に気付きにくく、気付いた時にはすでに進行が進んでいるケースも少なくありません。そこで、日常生活の中で薄毛のサインを見逃さないためのポイントを押さえることが大切です。以下では、薄毛を早期に察知するための3つの方法をご紹介します。これらを意識することで、いち早く薄毛の兆候に対応できるようになります。
髪の毛のボリュームを確認する
薄毛を早期に見つける方法の一つは、髪のボリュームをチェックすることです。具体的には、髪をスタイリングしたときの見た目や手触りに注意します。以前と比べて髪が薄く感じる、スタイリングが決まりにくいと感じた場合、それは薄毛の兆候かもしれません。さらに、鏡で頭頂部や分け目の部分を確認する習慣をつけることで、目視での変化にも気付きやすくなります。また、家族や友人など第三者から「髪が薄くなった?」と言われることも貴重なサインです。定期的にボリュームを意識することで、薄毛を見逃さず、早期の対応が可能になります。
抜け毛の量を観察する
毎日の抜け毛の量をチェックすることも、薄毛に気付くための効果的な方法です。通常、1日に50〜100本程度の髪が自然に抜けると言われていますが、これを大きく超える抜け毛が続く場合は注意が必要です。シャンプー時やブラッシングの際に抜け毛の量を確認し、普段より多いと感じたら、その状況を記録してみましょう。また、抜け毛の状態にも注目することが大切です。毛根が細くなっていたり、短い毛が抜けている場合は、成長途中の毛が抜けている可能性があり、薄毛が進行しているサインと言えます。
頭皮の状態をチェックする
薄毛を早期に見つけるためには、頭皮の健康状態を確認することも重要です。頭皮が赤く炎症を起こしている、フケが増えている、またはかゆみを感じる場合、これらは毛髪の成長に悪影響を及ぼす兆候かもしれません。頭皮の色にも注意を払いましょう。健康な頭皮は青白く見えることが多いですが、赤みが強い場合は血行不良や過剰な皮脂分泌が原因の可能性があります。定期的に頭皮を観察することで、異常がないかを確認し、必要に応じて専門医に相談することをおすすめします。
薄毛に気付いた場合の対処法とは?
薄毛に気付いた場合、早急に対処することが進行を抑えるためのカギとなります。そのまま放置してしまうと、薄毛が悪化するだけでなく、頭皮環境もさらに悪化する可能性があります。しかし、焦って自己判断でケアを行うのではなく、正しい方法で対処することが大切です。原因をしっかり把握し、自分に合った方法を取り入れることで、薄毛の進行を抑え、髪の健康を取り戻すことが可能です。そこで最後に、薄毛に気付いた際に実践すべき5つの具体的な対処法をご紹介します。
専門クリニックで診察を受ける
薄毛に気付いた場合、最も効果的な対処法は、専門クリニックでの診察を受けることです。医師の診断を受けることで、薄毛の原因や進行度を正確に把握し、自分に合った治療法を提案してもらえます。特にAGA(男性型脱毛症)の場合、フィナステリドやデュタステリドなど、科学的に効果が証明された内服薬を処方してもらえるため、進行を抑える効果が期待できます。また、治療法には薬だけでなく、メソセラピーや植毛といった選択肢もあります。早めに専門家に相談することで、より効果的な対策が可能となります。
頭皮環境を整える
薄毛対策の基本は、頭皮環境を整えることです。頭皮が清潔で健康な状態であることが、髪の成長を促す土台となります。まずは正しい方法でシャンプーを行い、皮脂や汚れをしっかりと落としましょう。熱すぎないぬるま湯を使い、爪を立てず指の腹で優しくマッサージすることがポイントです。また、頭皮の乾燥を防ぐために保湿ケアを行うことも重要です。さらに、血行を促進するために頭皮マッサージを取り入れることで、毛根に栄養が届きやすくなり、薄毛の進行を緩やかにすることが期待できます。
栄養バランスを見直す
食生活の改善も薄毛対策には欠かせません。髪の主成分であるケラチンを生成するには、タンパク質が必要不可欠です。鶏肉や魚、大豆製品など、良質なタンパク質を積極的に摂取しましょう。また、ビタミンB群や亜鉛といった栄養素も、髪の健康を保つために重要です。緑黄色野菜や海藻類、ナッツ類を取り入れることで、必要な栄養をバランスよく摂取できます。反対に、脂っこい食べ物や糖分の多い食事は控え、健康的な食生活を心がけることで、髪に必要な栄養をしっかり補給しましょう。
ストレスを軽減する
ストレスは薄毛を進行させる大きな要因です。ストレスを感じると自律神経が乱れ、頭皮の血流が悪化するため、髪に必要な栄養が届きにくくなります。そのため、ストレスを軽減することが重要です。趣味や運動を取り入れることで、心身をリフレッシュする時間を作りましょう。ヨガや深呼吸、瞑想などのリラクゼーションも効果的です。また、日々のスケジュールに余裕を持たせ、十分な睡眠を確保することで、ストレスの影響を最小限に抑えることができます。
適切なヘアケア製品を選ぶ
薄毛に気付いたら、使用するヘアケア製品を見直すことも重要です。強い洗浄成分を含むシャンプーや、頭皮に負担をかけるスタイリング剤は、頭皮環境を悪化させる原因となる場合があります。薄毛対策には、低刺激で頭皮を健やかに保つ成分が配合されたシャンプーやトリートメントを選びましょう。特に、ノンシリコンやアミノ酸系の製品は、頭皮への負担が少ないためおすすめです。また、育毛効果が期待できる有効成分を含む製品を選ぶのも良い方法です。適切な製品を使うことで、頭皮環境を改善し、髪の成長をサポートすることが可能です。
より安心して薄毛予防・治療と向き合うために
AGA薄毛予防・治療クリニックではみなさんの症状に応じて適切な処方を行っております。より身近に・続けやすいAGA治療を行っていただくためにオンライン診療を充実。まずはお気軽にお問合せください。
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