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AGAについて
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AGAの初期症状とは?抜け毛が増えたと感じたら取るべき5つの行動
抜け毛が増えた気がする・同世代でハゲている人を見て自分は大丈夫か心配になった、など髪の毛に関する悩みは尽きないもの。このような悩みがある人のために、AGA(男性型脱毛症)の初期症状を確かめて予防をするまでの行動を5つのSTEPに分けてまとめました。「最近抜け毛が増えた」と感じている人は、ぜひこの記事を読んで5つの行動を実践してください。
■著者■ AGA薄毛予防治療クリニック医師
柏﨑 喜宣 (かしわざき よしのり)
名古屋大学医学部卒。創業以来日本全国のAGA・薄毛で悩む男女に対して適切な診察とAGA治療薬の効果最大化をしている。
これまでの薄毛解消の実績含めてプロペシア・ザガーロ・フィナステリド・デュタステリドなどのAGA治療薬の適切な処方に定評がある。
成人男性の3分の1がかかるといわれるAGA(男性型脱毛症)
多くの人を悩ませる薄毛や抜け毛の問題。とくに男性は、オープンにしていないだけでほとんどの人が自身の髪の毛を気にしているのではないでしょうか。それもそのはず、なんとAGA(男性型脱毛症)は成人男性の3分の1が発症すると言われているのです。
抜け毛が気になる人が取るべき行動を5つのSTEPに分けて紹介します。各STEPは以下の通りです。
STEP1:AGAの初期症状を理解しよう
STEP2:毛量をチェックしよう
STEP3:鏡で頭皮を見てみよう
STEP4:AGAの原因に当てはまるかチェックしよう
STEP5:クリニックを受診しようそれぞれのSTEPでのチェック項目を詳しく見ていきましょう。
STEP1:AGAの初期症状を理解しよう!
まずはAGAの初期にはどのようなことが起こるのか大まかに理解しておきましょう。
抜け毛が増える
部屋や浴槽や洗面所に落ちている髪の毛の量が増えた、髪をセットしたときに指に抜けた髪の毛が多く付く、などは抜け毛が増え始めた合図かもしれません。AGAが発症すると抜け毛が増え、時間とともにどんどんその量が多くなります。「最近抜け毛が増えたかも」と思った人は、早速STEP2で毛量チェックをしてみましょう。
髪の毛が細く・柔らかくなる
髪の毛の細く、産毛のように柔らかいというのもAGAの初期症状です。AGAが発症すると、髪の毛の成長を促す成長因子が阻害され、太くて長い髪が育ちにくくなるからです。髪にハリやコシがなくなったと感じるのも同じ現象です。抜けた髪の毛や生えている髪の質をチェックしてみましょう。
生え際・つむじ付近の地肌が透けている
AGAを発症すると、生え際やつむじ付近から薄毛が進行していきます。したがって、前髪をあげたときにおでこの後退が気になったり、つむじ付近を触ったときに地肌の面積が広くなったように感じたりしたら、AGAを疑いましょう。
最初はわかりにくいかもしれませんが、抜け毛が増えていて、おでこやつむじが気になる場合はAGAである可能性が高いです。これから紹介するSTEPに沿って状態を確認していきましょう。
STEP2:毛量をチェックしよう
STEP2では、実際に自身の毛量をチェックするための行動を解説します。
手で頭を抑えると頭皮を近く感じる
こめかみの当たりから手の平を入れ、手の平全体を使って頭皮を触ってみましょう。手の表面に地肌が当たるような感覚はありますか?毛量に問題がなければ、「地肌を触っている」という感覚よりも「髪の毛を触っている」という感覚が強いはずです。地肌が当たっている感覚が強い・以前よりも地肌が近くにあるように感じる人は、抜け毛が進行している可能性があります。
定期的にこのようなチェックを行うと、髪の毛の減少にいち早く気づくことができます。抜け毛に悩んでいない人も、定期的に毛量をチェックしてみてください。
起床時に枕に抜け毛がついている
朝起きた時、枕に以前はなかった髪の毛がたくさんついている、という人は抜け毛が進行している可能性があります。また、枕についているのが、細くて柔らかい産毛のような髪の毛や、極端に短い髪の毛だった場合はAGAの初期症状に合致していることになります。
抜け毛の量を視覚的に確かめる際は、髪の毛の状態も併せて確認するようにしましょう。また、いつから抜け毛が気になっているかを覚えておくと、薄毛治療や相談がしやすくなります。なんとなくでもいいので、薄毛が気になりだした時期も覚えておいてください。
シャンプー時に手や床に髪の毛がついている
抜け毛を視覚的に確認できるもう一つの場面がシャンプー時です。優しい力加減で洗っているにもかかわらず、指に髪の毛が絡んでいるときは要注意です。薄毛が進行しているかもしれません。
抜け毛の量が気になった人は、髪の状態も併せて確認するようにしましょう。細い・柔らかい・短い髪の毛が多い場合は、こちらも抜け毛の初期症状に当てはまっています。カウンセリングを受ける際に、細かく症状が伝えられるよう状態を覚えておくと良いです。
STEP3:鏡で頭皮を見てみよう!
毛量のチェックの次は、自身の頭皮の状態を視覚的に把握しましょう。AGAには決まった進行パターンがあるので、頭皮の状態を知ることでAGAに当てはまるかどうかがわかります。
AGAは基本的にO字(つむじから)、M字(おでこの生え際から)、U字(前頭部から・頭頂部)の形で薄毛が進行します。10円ハゲのように、時間が経つと治るということはなく、時間とともに薄毛が進行します。治療しない限り治ることはなく、最終的には髪の毛がなくなってしまいます。
早めに対策ができるよう、STEP3では鏡を使って頭皮をチェックします。正面の様子は鏡でよく見る機会がありますが、頭の後ろはあまり見る機会がありません。頭の後ろから薄毛が進行する場合は、家族や知人から指摘されてAGAに気づいたということもあるようです。頭の後ろを確認する際は、鏡を2枚使えば1人でも見ることができます。これを機会に、自身の頭全体を見てみましょう。
M字:生え際が後退している
まずは正面から自身の頭皮を見てください。生え際の両側の後退が気になる場合は、M字ハゲを疑いましょう。M字ハゲはおでこの生え際の両側が食い込むように後退していくパターンの症状です。正面から見た時にアルファベットのMのように見えるのが特徴で、AGAでも多い進行パターンです。
M字ハゲかどうかは、頭頂部から生え際までの距離を測ることで判断できます。頭頂部から、M字の山の先端部分が2cm以内だと正常。2cmを切ると、「M字ハゲ」となります。M字ハゲは初期から中期はおでこの真ん中を残して生え際が後退し続けます。
O字:つむじ周辺の地肌が透けている
鏡でつむじ付近の地肌を見たとき、頭皮が透けて見える場合はO字ハゲの可能性があります。自分で確認しにくいときは、鏡を2枚使ったり、家族に見てもらうと良いです。O字ハゲは、つむじ周辺の頭頂部から薄毛が進行し、アルファベットのOの形のように見える状態です。O字ハゲは時間とともに頭頂部全体に進行し、最終的には広い範囲の髪の毛がなくなります。初期段階では正面のおでこの部分に髪の毛が残っているため、自分では気づきにくいかもしれません。
つむじ付近を手で触っても頭皮の状況を確認できますが、初期ではつむじなのかハゲなのかがわかりにくいです。進行すると触ってもはっきりわかるようになります。
U字:生え際もつむじ付近も地肌が透けている
生え際(前頭部)とつむじ付近(頭頂部)のどちらも髪の毛が薄くなっている場合は、U字ハゲの可能性があります。U字ハゲは、頭の前の部分がどんどん後退し、アルファベットのUの字のようにハゲが進行するパターンです。U字ハゲは、M字とO字が同時に起こっていることもあり、薄毛の範囲が広く他人から見てもハゲが目立つようになります。
全体的に地肌が透けている
全体的に地肌が透けている場合は、AGAの進行が進んでいると考えましょう。このままなにもせずにいると、さらに抜け毛が増えて地肌がより透けてしまいます。すぐに始められる薄毛の対策を、STEP5で紹介しています。STEP5を読んでなにかしらの対策を行うと良いですね。
STEP4:AGAの原因に当てはまるかチェックしよう!
次は自分の生活を振り返って、AGAの原因に当てはまるかどうかを確認しましょう。AGAには様々な原因がありますが、主な原因は、遺伝で、ほかにもストレス・食生活の乱れ・睡眠不足・喫煙が薄毛の進行を速めている可能性があります。一つずつ確認していきましょう。
父親や祖父が薄毛である
父親や祖父が薄毛の場合は、遺伝によってAGAの体質を受け継いでいる可能性があります。遺伝はAGAの原因で一番大きな要素です。
AGAは男性ホルモンの1種であるテストステロンが、ジヒドロテストステロンに変換されることで発症します。テストステロンがジヒドロテストステロンに変換されやすい体質は、遺伝によって引き継がれることが多いです。父親が祖父が薄毛だからといって必ずしも薄毛になるとは限りませんが、薄毛が遺伝によって引き継がれやすいという事実は覚えておくと良いですね。
ストレスが溜まっている
ストレスはAGAの直接的な原因ではありませんが、薄毛を進行させる要因になります。強いストレスを感じると副交感神経が優位になり、頭皮の血行が悪くなるからです。頭皮に血行不良が起こると、髪に栄養が送られにくくなり、太くて丈夫な髪が育たなくなります。
髪のことを気にしすぎるのもストレスになります。ストレスを溜めないよう、日々の生活の中でこまめに発散するようにしましょう。
高カロリー・高脂質な食事が多い
高カロリー・高脂質な食事が多いと、頭皮環境が悪化して薄毛を進行させる原因になります。脂質が多い食べ物は皮脂の分泌を促し、毛穴を詰まらせてしまうからです。皮脂は匂いの原因にもなります。外食やコンビニの食事はどうしても栄養が偏りがちですが、メニューの選び方に気を付けてヘルシーな食事を心がけましょう。
まとまった睡眠時間が確保できていない
睡眠不足も抜け毛を増やす原因の一つです。頭皮では寝ている間に、髪の成長を促す成長ホルモンが多く分泌されますが、睡眠時間が少ないとせっかくの成長ホルモンが十分に分泌されなくなってしまうからです。
睡眠時間が極端に少ないと、身体の中で優先度の低い髪には十分に栄養が送られなくなり、さらに髪に栄養が不足してしまいます。十分な睡眠を確保して、髪にしっかり栄養を送ってあげましょう。
タバコを吸う習慣がある
喫煙も薄毛を引き起こす原因の一つです。タバコを吸う人は吸わない人に比べて薄毛を引き起こす男性ホルモン(ジヒドロテストステロン)の量が多いと言われています。
タバコを止めることががもちろん一番良いですが、禁煙がストレスになるようであれば、1日に吸う本数を減らすことから始めましょう。
STEP5:AGAの進行を予防しよう!
いよいよ最後のSTEPです。STEP5では、AGAの進行を予防する方法を紹介します。AGAは進行性の脱毛症なので、なにもしないままでいると抜け毛が増え、地肌が見える範囲が広がり、薄毛が目立つようになります。本格的な治療や今日からできる生活習慣の見直しを紹介します。日々の生活に取り入れてみてくださいね。
クリニックを受診する
根本的に薄毛を治したいと考えるのであれば、医療機関の受診がおすすめです。AGAは遺伝による薄毛体質が原因になっていることが多いので、投薬など長期的な治療が有効だからです。オンラインでカウンセリングが受けられる専門クリニックもあります。24時間どこからでも予約ができ、待ち時間もないので、忙しくて通院する時間がない人や人目が気になる人でも受診しやすくなっています。
これらのは国内で承認された治療薬で医師の処方箋がなければ手に入れることができません。当院では診察結果に応じて、症状に合った治療薬を処方しています。ご自身の症状の原因を知り・きちんとした対策によってAGAの進行をきっちり止めて改善していきましょう。
監修した医師の紹介
■この記事の著者■ AGA薄毛予防治療クリニック 医師 柏﨑 喜宣 (かしわざき よしのり)
名古屋大学医学部卒。創業以来日本全国のAGA・薄毛で悩む男女に対して適切な診察とAGA治療薬の効果最大化をしている。
これまでの薄毛解消の実績含めてプロペシア・ザガーロ・フィナステリド・デュタステリドなどのAGA治療薬の適切な処方に定評がある。
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