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    いつもより抜け毛が増えている気がするあなた!もしかしてそれって病気かも

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    「最近抜け毛が増えた気がするけど原因が思い当たらない」
    「抜け毛が増えるのって病気の可能性がある?」
    「抜け毛が増えたときにやるべき対策が知りたい」
    抜け毛がいつもより増えていると感じた方は、抜け毛の原因が何か気になるのではないでしょうか。
    抜け毛が増える原因の中には、抜け毛が主な症状として現れる脱毛症のほかに、意外な病気が隠れているケースがあります。
    今回は、抜け毛が増える原因や抜け毛が主な症状として現れる脱毛症について解説するとともに、抜け毛が増える可能性がある病気や抜け毛が増えたときにやるべき対策について紹介します。
    抜け毛が増えている気がする方は、当てはまる場合はすぐに対策を始めて抜け毛による薄毛の進行を防ぎましょう。

    ■この記事の著者■ AGA薄毛予防治療クリニック 医師

    柏﨑 喜宣 (かしわざき よしのり)

    名古屋大学医学部卒。創業以来日本全国のAGA・薄毛で悩む男女に対して適切な診察とAGA治療薬の効果最大化をしている。

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    抜け毛が増える原因とは

    日本の成人男性の場合、正常な抜け毛は1日に50〜100本程度ですが、これ以上の量の抜け毛が見られた場合や部分的に集中して髪が抜けた状態は注意が必要です。
    抜け毛が増える原因には頭皮の状態が大きく関係していますが、外的要因や加え全身の栄養状態などさまざまな要因が考えられます。
    ここでは男性の抜け毛の原因として大きな3つについて見ていきましょう。

    頭皮環境の悪化

    頭皮は髪を生やし育てる土壌の役割があり、頭皮の環境が悪化していると髪の成長を妨げ維持する力が低下して抜け毛が増える原因となります。
    頭皮環境の悪化とは、過剰な乾燥や過剰な皮脂の増加による頭皮の炎症などの頭皮トラブルによる状態を指し、血行不良による髪への栄養や酸素の供給低下を引き起こします。
    頭皮環境の悪化の要因は、誤ったヘアケアや合わないシャンプー剤や整髪料による刺激や、食生活の乱れによる全身の栄養状態の低下、運動不足による循環低下による血行不良などが挙げられます。

    生活習慣の乱れ

    抜け毛が増える原因として、睡眠習慣や運動習慣などの生活習慣の乱れも重要です。
    特に慢性的な睡眠不足や睡眠の質の低下は髪の成長を妨げ、抜け毛が増える原因となる可能性があります。
    睡眠中に分泌される「成長ホルモン」には、髪の成長を促し太く長く成長させるはたらきがありますが、睡眠時間が短かったり睡眠の質が低下していると成長ホルモンの分泌が減少し、髪の成長不足が引き起こされるため睡眠の質の維持が重要です。
    また、運動不足は全身の代謝を低下させ、全身や頭皮の血行不良を引き起こすことから、髪への栄養や酸素不足による髪の成長不足や抜け毛の増加に進行すると考えられます。

    季節の変化

    日本では、季節の変わり目に抜け毛が増加する現象が見られる場合があり、これを「換毛期」による抜け毛の増加と呼んでいます。
    換毛期は春と秋に見られ、原因としては季節の変わり目に体温調節のために体毛が生え替わることや、紫外線などのダメージの蓄積が関係しています。
    成人男性の抜け毛は1日50〜100本程度が正常ですが、換毛期の抜け毛は1日200〜300本以上見られることがあり、大量の抜け毛に驚くことも多いでしょう。
    しかし、換毛期の抜け毛は時間の経過とともに減少し、1〜2ヶ月程度で正常な抜け毛量に落ち着くことが多いため、薄毛に進行する可能性は低いと考えられます。

    抜け毛が増える4つの脱毛症とは

    抜け毛が増える原因にはさまざまなものがありますが、大きな原因として脱毛症という抜け毛が主な症状として現れる病気が挙げられます。
    ここでは男性に発症する可能性がある4つの脱毛症についてくわしく見ていきましょう。

    AGA(男性型脱毛症)

    AGAとは、男性型脱毛症とも呼ばれ、「ヘアサイクル(毛周期)」という髪の正常な生え変わりサイクルの乱れにより、抜け毛が増加し薄毛症状が現れます。
    AGAは男性ホルモンと遺伝が原因で、発症のきっかけは男性ホルモンのひとつである「テストステロン」が「5αリダクターゼ」という酵素により「ジヒドロテストステロン」という別の男性ホルモンに変換されることです。
    ジヒドロテストステロンが前額部や頭頂部に多く分布する「アンドロゲンレセプター」に取り込まれると、「脱毛因子(TGF-β)」が発生して「FGF-5」に抜け毛の指令を出すことで、髪が成長しているヘアサイクルの成長期の途中に抜け落ち抜け毛が増加します。
    AGAでは、3〜5年で1サイクルとされる正常なヘアサイクルが1年から数ヶ月にまで短縮し、抜け毛量は1日200本以上に増えるという特徴や、進行性のため発症すると自然に治ることはなく、最終的に抜け落ちたまま生えてこなくなることがわかっています。

    脂漏性脱毛症

    脂漏性脱毛症は脂漏性皮膚炎が原因で起こる脱毛症で、脂漏性皮膚炎は赤ちゃんから大人まで年齢にかかわらず発症する可能性があります。
    脂が漏れると書くように、皮脂腺から過剰な皮脂が分泌されることで発症し、頭皮や生え際や耳の後ろなど皮脂腺が多い部位に赤みやかゆみに伴う皮膚の皮むけといった症状や、黄色くベタベタした皮脂が混ざったフケが多量に出やすいという特徴があります。
    脂漏性皮膚炎は、皮脂が過剰に分泌されることで異常繁殖する「マラセチア菌」、という皮膚の常在菌の働きによって作られる「遊離脂肪酸」が刺激となり肌に炎症を引き起こすといわれています。
    脂漏性皮膚炎が慢性化することで頭皮環境が著しく悪化し、髪の成長が妨げられ維持が難しくなり髪が抜けやすくなることが脂漏性脱毛症の抜け毛の原因のため、脂漏性皮膚炎を発症した場合抜け毛に進行する前に早期治療することが重要です。

    円形脱毛症

    円形脱毛症とは、円形や楕円形に髪が抜け落ちる円形脱毛斑という症状が特徴で、「10円ハゲ」などと呼ばれることがあります。
    しかし、円形脱毛症に見られる脱毛斑はごく小さい小豆サイズのものが1箇所にできるものから複数箇所いくつもできるもの、さらには頭部全体に広がるものまでさまざまです。
    円形脱毛症の発症は、ある日突然一部分の髪の毛がまとまって抜ける場合が多く、通常は毛が抜ける瞬間に痛みを伴わず自覚症状がないことが特徴です。
    そのため脱毛斑ができてしばらく時間が経ってから気づくことも多く、正確な発症時期が分かりにくいことも多いですが、髪が抜ける前に頭皮の違和感やざらつき、軽いかゆみや赤みを感じる場合もありますので、予兆を見逃さないようにする必要があります。

    粃糠性脱毛症

    飛行性脱毛症は、頭皮の炎症が原因で米糠のような細かい大量のフケが発症して毛穴を詰まらせ、髪の成長不足や髪の維持が難しくなることで引き起こされる脱毛症です。
    フケが大量発生する理由としては、男性ホルモンバランスの乱れやストレス、食生活の乱れ、アレルギー体質などが挙げられます。
    粃糠性脱毛症では頭皮の炎症が起こるため、赤みやかゆみに加え湿疹が現れることが特徴で、治療には炎症を抑えるためのステロイド剤やかゆみを抑えるための抗ヒスタミン剤などが使用されますので、抜け毛の進行を抑えるためには早期の皮膚科など医療機関への受診が大切です。

    抜け毛症状が現れる3つの病気とは

    抜け毛が主な症状の病気というと、AGAや円形脱毛症などの脱毛症が思い浮かぶことでしょう。
    しかし、抜け毛の増加が見られる場合、思わぬ病気が原因になっていることがあります。
    ここでは抜け毛が増える3つの病気についてくわしく見ていきましょう。

    甲状腺疾患

    甲状腺機能亢進症やバセドウ病などの甲状腺疾患の場合、体の新陳代謝が異常に活発化することがわかっており、発症すると大量の発汗や慢性的な微熱や倦怠感といった症状が見られます。
    新陳代謝が活発になりすぎると、ヘアサイクルが乱れて成長途中の髪が抜け落ちやすくなることから抜け毛の増加が見られるケースがあります。
    また、甲状腺疾患の中で甲状腺の機能が低下する橋本病の場合も、ホルモン分泌の低下により髪の成長不足による抜け毛の増加が見られるケースがありますので、甲状腺疾患では抜け毛に注意が必要だと言えるでしょう。

    膠原病

    膠原病とは、いくつかの自己免疫疾患をまとめた呼び方で、代表的な病気は関節リウマチや全身性エリテマトーデスなどがあります。
    膠原病の中で抜け毛が増える病気には、全身性エリテマトーデス、シェーグレン症候群、全身強皮症、皮膚筋炎などがあり、どの病気にも免疫機能の異常が共通しており、自分の免疫が自分の健康な細胞を攻撃してしまいます。
    そのため自分の免疫系が髪の元となる毛母細胞や毛乳頭細胞を攻撃した場合、髪が成長できずに抜けることから抜け毛が増えると考えられます。
    膠原病は原因不明なものも多く、炎症を抑えるなどの対症療法が中心で根本治療が難しいため、専門の医療機関せ適切な治療を受けることが重要です。

    梅毒

    梅毒は性感染症のひとつで、梅毒トレポネーマという病原体が原因で発症する感染症です。
    梅毒は第1期、第2期、晩期顕症梅毒という段階を経て全身に広がっていきますが、一般的に梅毒性脱毛症は第2期に見られることが多く、ほかに全身倦怠感や発熱、体全体に赤いバラ疹と呼ばれるバラの花のようなうっすらとした発疹が見られるという特徴があります。
    梅毒性脱毛症は、頭部全体にまだら状や虫食い状に生じる脱毛斑が見られることが多いため、気になる方は症状が出ていないか毎日チェックしてみましょう。

    抜け毛が増えた時にやるべき対策とは

    抜け毛が増えたと感じた場合、原因がわかっていれば対処しやすく薄毛への進行を抑えられるかもしれません。
    しかし、抜け毛の増加には明確な原因がないケースも多いため、自分でできる範囲で抜け毛対策することも大切です。
    ここでは抜け毛対策の3つの方法を紹介します。

    AGA専門クリニックに相談する

    家族や家系にAGAを発症している男性がいる場合や、前額や額の薄毛が気になっている場合はAGAが原因かもしれませんので、なるべく早くAGA専門クリニックに相談し予防や治療を始めることが大切です。
    AGAの治療は、「フィナステリド」や「デュタステリド」という5αリダクターゼ阻害成分の内服薬により、AGAの原因となるジヒドロテストステロンの増加を防ぎ、「ミノキシジル」の外用薬により頭皮の血行促進と毛母細胞を活性させる投薬治療がメインです。
    治療方法を選ぶ際には、自分の今の状態をきちんと診断して最適な方法を選ぶことや、治療にどの程度の効果を求めるのかをしっかり相談することが重要ですので、いつでもすぐに相談できるAGA専門クリニックを選ぶことをおすすめします。

    生活習慣の見直し

    頭皮の血行不良や成長ホルモンの分泌低下による抜け毛の対策には、睡眠と運動習慣の見直しが大切です。
    睡眠時間はなるべく一定にして、5時間程度確保しましょう。
    また、睡眠の質を高めるためには食事や飲酒は入眠2時間前までに済ませ、光や音による刺激を減らし、リラックスした状態を作ることが大切です。
    さらに、有酸素運動は新陳代謝を高め血行促進するため、1日30分から1時間程度のウォーキングやストレッチなどをできるだけ毎日の習慣にしましょう。

    頭皮環境をととのえる

    頭皮環境を整えダメージのない健康な頭皮を維持することは、抜け毛予防に重要です。
    頭皮の汚れや余分な皮脂をしっかり落として清潔を保ち、保湿して頭皮のバリア機能をはたらかせるために以下を意識して頭皮ケアしましょう。
    ・シャンプーは1日1回夜に行い、朝や1日2回以上はなるべく避ける
    ・髪を擦ったり力を入れすぎないように泡立てたシャンプーで頭皮を優しく洗う
    ・洗い時間の倍以上かけてしっかりすすいで水分をしっかり切る
    ・シャンプー度タオルドライしたらなるべく早くドライヤーで乾かす
    ・頭皮の状態に合わせて低刺激や抗炎症成分が配合されたシャンプーを選ぶ
    ・カラーやパーマや白髪染めは3ヶ月程度間隔をあける
    頭皮の清潔にはシャンプーが大切ですが、過剰な回数のシャンプーはかえって頭皮を乾燥させ、肌質に合わないシャンプーは刺激になります。
    シャンプーは1日1回、界面活性剤などの化学物質が配合されていない低刺激性のスカルプケアシャンプーを選びましょう。

    まとめ

    AGA薄毛予防治療クリニックでは、ひとりひとりの抜け毛や薄毛の症状に応じた適切な処方のためにオンライン診療を充実しています。
    どうぞお気軽にお悩みをご相談ください。

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