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抜け毛が増えてきた方必見!手遅れになる前にやるべき抜け毛対策
抜け毛が増えてきた方必見!手遅れになる前にやるべき抜け毛対策
「抜け毛が増えてきたらもう手遅れ?」
「薄毛に進行する危険な抜け毛の特徴は?」
「早く抜け毛対策した方がいい人の特徴と抜け毛対策方法が知りたい」
髪は自然な生え変わりを繰り返していますが、生え変わりサイクルがなんらかの原因で乱れると抜け毛が増え、薄毛に進行する可能性があるため注意が必要です。
今回は、抜け毛が増えてきたと感じたら手遅れになる前にできる対策について解説します。
対策が必要な危険な抜け毛の特徴や抜け毛の原因といった抜け毛に関する基礎知識を知り、自宅でできる抜け毛や薄毛対策方法を実践して手遅れにならないようにしましょう。■この記事の著者■ AGA薄毛予防治療クリニック 医師
柏﨑 喜宣 (かしわざき よしのり)
名古屋大学医学部卒。創業以来日本全国のAGA・薄毛で悩む男女に対して適切な診察とAGA治療薬の効果最大化をしている。
危険な抜け毛の特徴とは
髪の生え変わりはヘアサイクル(毛周期)と呼ばれており、成人男性の場合1サイクルを3から5年かけ、生涯で15回程度繰り返すことがわかっています。
正常なヘアサイクルの中では抜け毛は1日50から100本程度であります*が、薄毛に進行する可能性があある危険な抜け毛にはいくつかの特徴が見られますので、自分の抜け毛が当てはまるかチェックしてみましょう。
*参考:日本皮膚科学会HP(https://www.dermatol.or.jp/qa/qa11/q01.html)抜け毛が異常に多い
成人男性の正常な抜け毛は、1日あたり100本程度のため、1日150本以上の抜け毛が続いたら危険な抜け毛と考えられますので、抜け毛が多いと気づいたら量をチェックしましょう。
抜け毛の量をチェックするにあたり抜け毛を正確に数えることは難しいため、大体の目安としてシャンプー時の抜け毛を数えましょう。
シャンプー中の抜け毛は1日の60%程度を占めますので、お風呂の排水溝に抜け毛をキャッチできる目の細かい網などを設置してシャンプー時の抜け毛を数え、50〜60本程度までであれば正常範囲内だと考えられるでしょう。
しかし、シャンプー中の抜け毛が明らかに多い場合は危険な抜け毛の可能性がありますので、早めの抜け毛対策をおすすめします。抜け毛が細く短い
ヘアサイクルには「成長期」「退行期」「休止期」があり、成長期に髪の元となる毛母細胞が活発に細胞分裂するため、正常な抜け毛は太く長くまっすぐ伸びてハリやコシがあるという特徴があります。
しかし、抜け毛が細い、短い、ハリやコシがなく弱々しい、うねりや丸まりが多い、といった場合は注意が必要です。
ヘアサイクルは90%以上を成長期が占めていますが、なんらかの原因で成長期が短くなると髪が十分に成長できないまま抜けてしまうため、細く短い抜け毛が増えます。
さらに、頭皮の血行不良や血液中の酸素や栄養不足も髪の成長に影響を与えるため、ハリやコシがなくうねりや丸まりが強い抜け毛が増えた場合も薄毛に進行するおそれがある危険な抜け毛として対策する必要があるでしょう。抜け毛の根本に膨らみがなく黒い
正常なヘアサイクルを終えた抜け毛はメラニン色素を取り込む役目がなくなるため、根元が丸く膨らみ白いという特徴があります。
しかし、抜け毛の根本に膨らみがなくいびつや先細りで黒い場合は、髪が成長途中にもかかわらず抜けたり、髪の成長に必要な酸素や栄養が不足してうまく成長できない状態で抜けた可能性があります。
髪の根元を触った時に膨らみが感じられない抜け毛が多い場合や、抜け毛の根本が黒くいびつな場合は髪の成長過程になんらかの問題が生じていると考えられるため、抜け毛の根本を注意してチェックする習慣をつけましょう。抜け毛が増える原因とは
正常なヘアサイクルの中では、1日に50から100本程度の抜け毛が見られます。
しかし、薄毛に進行するおそれがある抜け毛の場合、さまざまな原因がありますが1日に200本以上抜けることも珍しくありません。
ここでは、成人男性に多くみられる異常な抜け毛の原因についてくわしく見ていきましょう。AGA(男性型脱毛症)
AGAとは、成人男性の3人に1人に発症する発症する進行性の脱毛症で、薄毛の原因の大半を占めています。
AGAの抜け毛は、「脱毛因子」のはたらきにより、毛乳頭細胞が毛母細胞の活動をストップさせることで起こりますが、脱毛因子は「ジヒドロテストステロン」がアンドロゲンレセプターに取り込まれることで産生されます。
ジヒドロテストステロンは、体内に存在する男性ホルモンの一種である「テストステロン」が「5αリダクターゼ」と結合して変換されたホルモンで、AGAの発症には遺伝によって受け継がれる5αリダクターゼの活性度の高さとアンドロゲンレセプターの感受性の高さが影響していることがわかっています。
そのため、ジヒドロテストステロンにより増加した脱毛因子によってヘアサイクルの成長期が大幅に短縮されるため、成長途中の髪が抜け落ちてしまい大量の抜け毛が発生します。
AGAには、細く短い抜け毛が増えたり、生え際や頭頂部に薄毛が見られるという特徴がありますので、当てはまる場合はAGAの可能性がありますのですぐに対策しましょう。生活習慣の乱れ
睡眠不足や睡眠の質の低下や運動不足など、生活習慣の乱れは頭皮の代謝の低下やホルモン分泌の低下を引き起こし、髪の成長に影響を及ぼし抜け毛が増える可能性があります。
特に、髪の成長を促し太く長く成長させるはたらきがあ「成長ホルモン」は、ノンレム睡眠という深い睡眠中に分泌されるため、睡眠時間が短かったり睡眠の質が低下していると分泌量が減少し、髪が成長できずに抜ける原因となります。
また、慢性的な運動不足は代謝を低下させるため、頭皮の血行不良をまねき毛母細胞や毛乳頭細胞への酸素や栄養不足が引き起こされるため、髪の成長不足や抜け毛の増加の原因につながります。頭皮環境の悪化
髪の成長には豊富な酸素や栄養が必要ですが、さまざまなダメージで頭皮環境が悪化した状態が長期間継続すると、頭皮内で自己修復のために栄養や酸素が多く消費されて髪に十分に酸素や栄養が供給されなくなることから、髪の成長不足による抜け毛の増加の原因になる可能性があります。
頭皮ダメージの要因には、紫外線ダメージや外気の乾燥といった環境要因と、白髪染めなどのヘアケア剤や合わないシャンプー剤などによる接触性の要因などいろいろあるため、頭皮の状態を定期的にチェックすることが大切です。
また、頭皮の過剰な皮脂分泌による脂漏性皮膚炎やアトピー性皮膚炎などの慢性的な頭皮の炎症で頭皮が弱っていると、髪を維持する力が低下して抜け毛が増える可能性があるため、頭皮の異常に気づいたら早めに皮膚科などの医療機関を受診しましょう。自宅でできる抜け毛対策方法とは
男性の抜け毛にはいろいろな原因があり、医療機関での医療が必要な脱毛症の場合はなるべく早く受診し治療を受けることが大切です。
そして、抜け毛の進行を遅らせたり薄毛を予防するためには、毎日自宅でできるセルフケアを続けることが重要です。
ここでは自宅でできる抜け毛対策を4つ紹介しますので、できることからすぐに始めましょう。頭皮環境を整える
頭皮環境を整えダメージのない健康な頭皮を維持することは、抜け毛予防として重要です。
毎日頭皮の汚れや余分な皮脂をしっかり落として清潔を保ち、保湿して頭皮のバリア機能をしっかりはたらかせるために以下を意識して頭皮ケアしましょう。
・シャンプーは1日1回夜に行い、外的刺激や洗い過ぎを防ぐため朝や1日2回以上はシャンプーしない
・泡立てたシャンプーで頭皮を優しく洗い、髪をこすったり力を入れすぎない
・シャンプーの洗い時間の倍以上かけてしっかりすすぐ
・タオルドライはこすらずおさえるようにしてからなるべく早くドライヤーで乾かす
・頭皮の状態に合わせて低刺激やスカルプケア用のシャンプーを選ぶ
・カラーやパーマや白髪染めは3ヶ月程度間隔をあける
頭皮の清潔にはシャンプーが大切ですが、過剰な回数のシャンプーはかえって頭皮を乾燥させ、肌質に合わないシャンプーは刺激になり炎症の原因になる可能性がありますので、界面活性剤などの化学物質が配合されていない低刺激性のスカルプケアシャンプーを選ぶことをおすすめします。
また、シャンプーは1日1回に決めて、紫外線や外気によるダメージを受けにくい夜間の就寝前にシャンプーするようにしましょう。
そして、シャンプー後の頭皮の湿度を適切にして雑菌の繁殖を防ぐためにドライヤーを使用しましょう。
シャンプー後はドライヤーを使用せず自然乾燥するという男性が多いかもしれませんが、髪を濡れたまま放置すると、湿気と体温で雑菌が繁殖し皮膚炎などの原因になることがあるため、シャンプー後はすぐにドライヤーで乾かすことが大切です。
ただし、ドライヤーは至近距離で長くかけると頭皮の乾燥や髪のダメージをまねくおそれがありますので、送気口は髪から20cm以上離してかけ、髪全体を10分以内で乾かした後頭皮用の保湿用ローションを塗布して頭皮環境を整えましょう。生活習慣の見直し
睡眠の質を上げて成長ホルモンの分泌を増やすためには、なるべく早く深い睡眠に移行して中途覚醒がないことが大切ですので、刺激となる入浴やスマホなどの使用は入眠2時間前に終了しましょう。
スマホやPCやテレビといった光の刺激は、「メラトニン」の分泌を抑制して入眠困難や中途覚醒の原因となるため、入浴後はスマホやPCの使用をやめ、部屋の明かりを落として視覚から脳に入眠準備を伝えてスムーズに入眠できるように環境を整えましょう。
さらに、睡眠中に体に負担なくしっかり休めるように、体に合った枕やマットレスなどの寝具を選ぶことも大切ですので、寝起きに体に痛みを感じる場合は寝具を見直すこともおすすめです。食生活の見直し
抜け毛を防ぐためには、食事から良質なタンパク質を多く摂取することと、タンパク質の代謝に必要な亜鉛などのミネラルやビタミンB群とビタミンCをバランスよく日々意識して摂取することが大切です。
タンパク質は動物性と植物性を偏らないよう摂取するため、肉や魚と大豆製品をバランスよくメニューに取り入れましょう。
さらに、亜鉛やビタミンAには頭皮環境を整えたり髪を生成するはたらきがあり、ビタミンB6やビタミンEは代謝をサポートし血流を促進するはたらきがありますので、レバーやウナギ、玄米やブロッコリーやアーモンドなどを意識して摂取することが大切です。
しかし、レバーやウナギは少量でも十分な量の亜鉛やビタミンAが摂取でき、摂りすぎは体に悪影響を及ぼすおそれがあるため、毎日摂取したり1回の摂取量を多くしないよう、外食の際など時々選ぶ程度にしておきましょう。AGAの薬を使用する
AGAには厚生労働省が承認している内服薬と外用薬による治療があり、症状に合わせて適切に治療することで抜け毛の進行を遅らせたり髪の成長を促す効果が期待できます。
AGAを予防や治療するためには、自分がAGAであるかのチェックした上でどのような治療が合っているのか診断する必要がありますので、まずはAGA専門クリニックに相談しましょう。
AGAの抜け毛を改善するためには、ヘアサイクルを正常に戻すために最低6ヶ月は治療が必要ですので、治療方法について気になることをいつでもしっかり相談できるかかりつけのクリニックを見つけ、自分に合ったAGAの薬を使用して抜け毛を防ぎましょう。まとめ
男性の抜け毛の原因の多くはヘアサイクルの乱れによるため、ヘアサイクルを短縮させる原因を取り除くために対策することが大切で、抜け毛に気づいたらすぐに始めることはもちろん、家系に薄毛の男性が多い場合や頭皮トラブルが多い場合などは抜け毛の量にかかわらず対策することをおすすめします。
AGA薄毛予防治療クリニックではみなさんの症状に応じて、身近で続けやすいAGA治療をおすすめしておりますので、まずはオンライン診療でお気軽にご相談ください。関連する記事
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