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薄毛の方必見! 頭皮を清潔に保つための方法3選!
涼しい日が増えてきましたね。夏の強い紫外線をあびてダメージを受けた頭皮は、このくらいの時期になるとトラブルが発生しやすくなります。頭皮トラブルに伴い抜け毛も増えてきますので、薄毛が気になるとご相談を一番頂く時期でもあります。そんな頭皮トラブルですが、既にダメージを受けてしまったという方でも大丈夫です。日々の頭皮ケアによって清潔に保てば、抜け毛を防ぐこともできます。
■この記事の著者■ AGA薄毛予防治療クリニック 医師
柏﨑 喜宣 (かしわざき よしのり)
名古屋大学医学部卒。創業以来日本全国のAGA・薄毛で悩む男女に対して適切な診察とAGA治療薬の効果最大化をしている。
頭皮ケアはなぜ必要?
髪の毛はヘアサイクルと呼ばれる周期で、成長し抜け落ちまた次の髪の毛が生えてきます。しかしこのヘアサイクルは無限にあるものではなく、生涯の回数が決まっています。そのため頭皮環境が悪いと髪の毛が成長しきらないうちに抜け落ちてしまうなどのトラブルが発生し、ヘアサイクルも予定より早い段階で進んでしまいます。その結果、生涯の髪の毛の寿命を縮めてしまうことにつながります。
秋は夏の紫外線ダメージが出やすい
頭皮ケアは季節の変わり目にとても大切になってきます。特に秋は夏の強い紫外線を受け蓄積されたダメージが、頭皮トラブルとなって出やすい季節です。普通に生活をしているだけでも夏は強い紫外線を受けやすいですので、いつも通りの生活をしていたという方でも抜け毛などが目立ち始めたなんてこともあります。ダメージを受けた頭皮をしっかりケアしていくことで髪の毛を守ることにもつながります。
頭皮を清潔に保つための方法3選
ダメージを受けた頭皮をケアするには、特別なことをしなくてはいけないのではないか? と思われる方もいるかもしれませんが、頭皮ケアに特別なことは何も必要ありません。もちろんサロンなどを利用したプロによる特別なケアも髪の毛にとってはとてもいいことですが、お金をかけずに自分でできることもたくさんあります。ケアをしたからといって次の日すぐに効果が出るというわけでもありませんが、日々の積み重ねがとても大切になってきます。これからご紹介する頭皮ケアの方法をできれば毎日実践できるよう意識するだけでも頭皮はどんどんいい方向へ変わっていきます。
①正しい洗髪を行う
頭皮を清潔に保つ方法と聞くと「毎日の洗髪」を思い浮かべる方が多いかと思いますが、洗髪もただ行えばいいと言うものではありません。間違った洗髪を繰り返してしまうと逆に頭皮を傷めてしまうことにも繋がります。ここでは正しい洗髪の方法も解説をしていきます。是非実践してみてくださいね。
(1)ブラッシングを行い、髪の毛のホコリなどを落とす。
一日を過ごした髪の毛には意外にもホコリやチリ、抜け毛やフケなどが付着しています。目に見えないような大きさであることがほとんどですが、髪を濡らす前にブラッシングを行うことで小さなホコリなどを効率的に落とすことができます。ブラッシングを行わずに洗髪してしまうと汚れが髪の毛に絡まったままになってしまい、頭皮トラブルの原因にもつながります。(2)お湯でしっかり予洗いをする。
髪の毛にシャンプーを付ける前に、お湯でしっかり頭部を洗いましょう。髪の毛にばかり意識がいってしまいがちですが、洗髪で重要なのは頭皮部分です。皮脂汚れやブラッシングで取り除けなかった汚れを落とすように、濡らすだけではなくしっかり洗い流す気持ちで行うようにしましょう。(3)シャンプーを手で泡立たせる。
シャンプーを髪の毛につけてから泡立てる方は多いかとおもいますが、髪の毛が摩擦によって傷んでしまう原因になりますし、必要以上に頭皮に力がかかってしまいます。そのためシャンプーは手で泡立ててから使うようにしましょう。(4)爪を立てないように洗髪を行う。
頭皮を優しく指の腹を使って洗いましょう。ゴシゴシしすぎてしまうと皮脂を余分にとってしまい洗いすぎによる乾燥の元になります。また爪を立ててしまうと頭皮が傷んでしまいますので、優しくマッサージをするように洗いましょう。(5)しっかり洗い流す。
最後にしっかり洗い流して完了です。髪の毛が短い方であればパパッと済ませてしまうという方もいらっしゃるかと思いますが、シャンプーはしっかり洗い流さなければ残ってしまうため、いつもよりも時間をかけて洗うようにしましょう。(6)優しくタオルドライを行う。
洗い流した後はバスタオルなどで優しくトントンと叩くようにして水分を取るようにしましょう。タオルドライも力強く行ってしまうと髪の毛の摩擦が発生してしまうため注意が必要です。②頭皮が蒸れないようにする
薄毛が気になる方は帽子をずっとかぶって隠している、という方もいらっしゃいます。気になる部分を出来る限り隠したいと思うのは当然です。時に紫外線カットにもなるため役立つこともあります。しかし常に帽子をかぶっていると、帽子の中の通気性が悪く常に頭皮が蒸れている状態になってしまいます。ずっとかぶりっぱなしになるという状況を避け、室内や日陰にいる時は帽子を取るなどして頭皮が蒸れ続けてしまう環境は避けるようにしましょう。どうしても帽子をかぶっていたい、という方であればメッシュ素材の物を選ぶなどすると通気性が保たれ頭皮の負担が減ります。
③食生活の改善を行う
食生活と食べ物ってどう関係があるの? と思われた方もいらっしゃるかと思いますが、食べる物によって頭皮環境は大きく左右されます。例えば皮脂や脂質が多い食べ物を日常的に摂取していると、頭皮の皮脂が多くなってしまうことがあります。また栄養バランスがしっかりとれていないと、髪の毛に十分な栄養が行き渡らずパサつきが出てしまったり、抜け毛につながってしまうこともあります。ここでは髪の毛のために積極的に摂取していただきたい栄養素をご紹介していきます。
(1)タンパク質
髪の毛の9割以上がタンパク質でできているほど、タンパク質は髪の毛にとってとても大切な主要の栄養素となっております。タンパク質が不足すると髪の毛が細くなっていってしまうため、積極的に摂取するようにしましょう。(2)亜鉛
髪の毛を作るサポートをしてくれる働きのある亜鉛も積極的に摂取していきたい栄養素です。しかし食事の中から毎日摂取することが難しい栄養素でもあるため、サプリメントなどで補うのもおすすめです。(3)ビタミン類
ビタミン類は頭皮の血流を良くし、髪の毛に栄養素を届ける働きがあります。また抗酸化作用とコラーゲン生成を行うため、頭皮の健康を維持する働きもあります。なかなか改善しない薄毛はどうすればいい?
頭皮を清潔に保つ方法や髪にいいことも積極的に行っているのに薄毛が改善されない、むしろ酷くなっているという方はAGA(男性型脱毛症)の可能性があります。日本人の成人男性3人に1人が発症しているといわれるAGAですが、8割以上の方が遺伝的要素により発症してしまう病気で完全に予防するのは難しいものです。またAGAは進行型のため、放っておくと症状がどんどん悪化してしまうことが知られています。AGAを治療するためには頭皮を清潔に保つことももちろん大切ですが、根本的な原因を取り除くための医療的アプローチも必要となります。近年では若年層のAGA発症率も高くなってきています。「薄毛が気になる」「もしかしてAGAかも?」そう気付いた方は早めにAGA専門医院やクリニックを受診するようにしましょう。
監修した医師の紹介
■この記事の著者■ AGA薄毛予防治療クリニック 医師
柏﨑 喜宣 (かしわざき よしのり)
名古屋大学医学部卒。創業以来日本全国のAGA・薄毛で悩む男女に対して適切な診察とAGA治療薬の効果最大化をしている。
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