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抜け毛がどの程度続いたらはげる?正常な抜け毛と異常な抜け毛について
抜け毛がどの程度続いたらハゲる?正常な抜け毛と異常な抜け毛の違いを解説!
抜け毛が増えてきたと悩んでいる方の中には、「このままいくとハゲてしまうのではないか」と不安を感じている方もいらっしゃるかと思います。実際に抜け毛を放置することで全体的に薄毛になってしまう方は多いです。そのためハゲるのを避けたいと考えている方は、今現在抜け毛の症状がある場合、早急な対処が必要となります。今回はそんな抜け毛について、抜け毛がどの程度続くと危険なのか、または正常な抜け毛と異常な抜け毛の違いについて詳しく解説をしていきます。是非参考にしてみてくださいね。
抜け毛がどの程度続いたらハゲるの?
まずはみなさん気になっている部分について、お話をしていこうと思います。抜け毛と聞くとよくないものとイメージされる方も多いかと思いますが、実際にはどんな年齢の人にも起こりうる自然現象のひとつです。そのため抜け毛自体は決して悪いものでも異常なものでもありません。しかし抜け毛が増えている状態で何もしないまま長い期間放置すると、やがて薄毛になることも事実です。では抜け毛はどのくらい増え、またどの程度続いたらハゲるのでしょうか。具体的な数値を参考に見ていきましょう。
1日100本程度の抜け毛は問題ない
1日100本も抜けて問題ないのか、とビックリされた方もいらっしゃるのではないでしょうか。しかし1日100本程度の抜け毛は至って自然な本数で、子供であっても1日100本ほど抜けるのは特に問題ありません。100本抜けても日常生活の中で抜け毛が気になる量ではなく、掃除をした際に気付く程度です。また100本程度抜けているのと同時に、抜けた髪と同じ本数分が生え変わっています。そのため髪の毛のサイクル上、1日で100本抜け続けても薄毛やハゲたりする心配はありません。
髪の毛の生え変わりがないと3年前後でハゲる
先ほど1日100本の抜け毛は問題ないとお伝えしましたが、これは正常なヘアサイクルが行われている前提での話です。何らかのトラブルによりきちんとしたヘアサイクルが行われていないと、髪の毛の寿命により抜け毛だけがずっと増え続けている状態になります。このような状態になってしまうと、髪の毛は1年立つ頃には薄毛を実感し始め、3年前後でハゲてしまう可能性があります。内容をまとめると、ヘアサイクルに問題がある方は、通常な抜け毛の本数でも3年前後でハゲることがあるということになります。
1日200本以上の抜け毛は1年~1年半でハゲる
AGA(男性型脱毛症)などの影響を受けている方は、ヘアサイクルが大きく乱れていることも珍しくありません。そしてAGA患者の多くは抜け毛の本数も異常があることが多く、1日200本以上、多くて300本ほど抜けてしまう方もいらっしゃいます。こうした異常な抜け毛が続くと、早い方では1年程度、平均でも1年半ほどで薄毛を実感しハゲてしまうといったことが起きる可能性があります。ヘアサイクルが乱れている方やAGA患者は、寿命を迎えていない抜け毛まで抜けてしまうため通常の本数よりも抜け毛のペースも、薄毛になるペースも早いことがほとんどです。
正常な抜け毛と異常な抜け毛の違いとは?
抜け毛が気になる方にとって、1年や3年など具体的な年数を聞くと、近い将来自分がハゲてしまうのではないかと不安になりますよね。またどんな抜け毛が危険な抜け毛なのか、問題のない抜け毛はどうやって見極めればいいのかも気になるところです。そのためここでは、正常な抜け毛と異常な抜け毛の違いを解説していきます。今現在抜け毛に悩んでいる、あるいは抜け毛が増えてきたという方は、異常な抜け毛の特徴に当てはまっていないか確認をしてみましょう。
正常な抜け毛の特徴
正常な抜け毛とは、正常なヘアサイクルによって起こる抜け毛のことで、既に文中でも触れているように1日100本程度抜けるのは正常な範囲内とされています。また、季節の変わり目に一次的に増える抜け毛も正常の範囲内です。特に秋は夏の紫外線によるダメージで抜け毛が増加してくる時期ですので、夏のダメージも抜け毛に影響を与えることがあります。正常と言われている季節性の抜け毛も、多い人では1日200本程度抜けることもあります。その他に、髪の毛をブラッシングした後や洗髪した後に発生する抜け毛も、寿命が近い髪の毛が抜けているだけですので、目に見えて増加がなければ正常な抜け毛です。
異常な抜け毛の特徴
異常な抜け毛は、寿命を迎えていない髪の毛が抜け落ちてしまっている状態です。寿命を迎えていない髪の毛は、細く短い傾向にあるため、抜けた髪の毛を見ると判断できます。また、季節問わず1日100本以上抜けている場合も、明らかな異常が認められます。その他に、異常な抜け毛は根本で見極めることもできます。正常な抜け毛であれば抜け毛の根本は白く丸い形状をしていますが、異常な抜け毛は根本が歪んでいたり尖っている、あるいは途中でちぎれているといった形状をしていることが多いです。こうした抜け毛を発生させる多くの場合は、AGAなどによる影響を受けヘアサイクルが乱れていると想定できますが、円形脱毛症や甲状腺疾患による影響で抜け毛が発生する方も多いため自己判断は危険です。
どのタイミングで受診すればいい?
抜け毛やその症状には個人差があるため、一般的な症状では判断しきれない場合もあります。「受診を考えているけれど、どのタイミングか決めかねている」「そもそも自分が異常な抜け毛かどうかも判断できない」という方も多いのではないでしょうか。そのためここでは、受診のタイミングを悩まれている方に向けて、受診すべき症状について詳しく解説をしていきます。症状の個人差により書いている内容が絶対ではありませんが、是非受診の参考にしてみてくださいね。
頭皮トラブルに気付いたタイミング
フケ、発疹、赤み、痒み、皮脂過多・・・どんな人でも頭皮のトラブルを一度は経験したことがあるかと思います。しかし、頭皮トラブルが起きている背景には、AGAなどの病気が隠れていることも多いです。またAGAを発症している方の中で、初期症状のひとつとして頭皮トラブルを経験している方もいます。そのため「ただの頭皮トラブル」と放置せずに、いつもと違うと感じた場合には医療機関を受診することが望ましいです。一時的な頭皮トラブルもそうですが、頭皮トラブルを繰り返しているという方も放置せず、早めの受診をするようにしましょう。
抜け毛が増えたタイミング
季節の影響などにより、問題のない抜け毛も増えることがあるとお伝えしましたが、問題のない抜け毛であっても頭皮や髪の毛になんらかのダメージが発生していることは明らかです。そのため、抜け毛が増えたタイミングで念のため医療機関を受診し、原因を突き止めておくと今後の抜け毛対策にも役立ちます。抜け毛の正確な本数は数えることが難しいですので、日常生活の中で抜け毛の増減をかくにんする癖をつけましょう。例えば枕に付着した抜け毛、ヘアブラシに付く抜け毛など自分が確認しやすい場所で抜け毛の増減をかくにんする癖をつけておくと、いつどのくらい抜け毛が増えたのかを確認しやすいです。
髪の毛の状態に異変を感じたタイミング
薄毛や抜け毛が進行している状態だと、自分でも髪の毛に違和感を感じる方が多いです。特に多いのが、「ヘアセットが決まりにくくなった」というものです。短髪で普段はヘアセットをしないというような男性であっても、仕事やなにか大切な予定がある時はヘアセットをする方も多いかと思います。その際に「前よりもヘアセットがしにくい」「髪形が決まりにくい」と違和感を感じ、受診をする方は実はとても多いです。ヘアセットがしにくくなる原因としては抜け毛による毛量の減少や、髪の毛の栄養状態が悪くなりやせ細っているためであると考えられます。髪の毛のボリュームやヘアセットのしにくさなど、違和感や異変を感じたら違っていても大丈夫ですので医療機関を受診し、髪の毛や頭皮の状態を確認してもらうと安心です。
薄毛を指摘されたタイミング
薄毛や抜け毛は満遍なく頭部全体に発生する方もいれば、後頭部や頭頂部など自分では確認しにくい部分だけ特に症状が現れやすいこともあります。後頭部は文字の通り頭の後ろ側ですので気付かないことも予想できますが、実は頭頂部なども光の加減により鏡では分かりにくいことが多いです。そのため、こうした気付きにくい薄毛を指摘されて初めて気づく方も多くいます。指摘をされた場合は、ビックリしてしまうかとは思いますが、早期治療早期改善のためになるべく早い段階で医療機関を受診しましょう。自分で髪の毛の状態を知りたいという方は、合わせ鏡や写真を撮ってもらうなどすることで、今現在の髪の毛の状態を知ることができます。
異常な抜け毛はどうやって治療するの?
「医療機関を受診するのはいいけれど、どうやってこの抜け毛を治療するの?」と疑問をお持ちの方も多いかと思います。どんな治療をするかも分からずに医療機関を受診するのが怖い、といった方も多いです。そのため最後に、異常な抜け毛が発生してしまった場合の一般的な治療方法について解説をして終わります。医療機関を受診する前に知慮方法を把握しておくことも、治療の選択を行う上で大切なことです。是非参考にしてみてくださいね。
薬物による治療
抜け毛の原因によっても使う薬物は変わりますが、抜け毛の原因がAGAである場合は一般的には薬物療法を用いて抜け毛や薄毛の改善を行っていきます。代表的な薬物では、ミノキシジルやフィナステリドがあります。ミノキシジルは、外用薬と内用薬の両方があります。頭皮に塗布するあるいは服用することで頭皮の血流を促進し、髪の成長を刺激する働きがあります。外用薬には市販のものもありますが、医療機関で処方されるものは外用薬よりもミノキシジル含有量が高いものが処方可能です。フィナステリドは、AGAの原因物質を阻害する働きがあるため、根本的な抜け毛や薄毛予防が可能となります。ただしミノキシジルやフィナステリドは、必ずしも全員に満足のある効果があるわけではなく、状況に応じて医師の指導のもと薬や治療法の変更も必要です。
注射や手術による治療
AGAでは一般的に薬物による治療が行われていますが、選択肢としては注射や手術などにおける治療もあります。注射では取り扱う医療機関によって内容成分や名称が異なることがありますが、基本的には頭皮に発毛・育毛効果のある成分を直接注射して、薄毛や抜け毛を改善する方法です。手術ではAGAに侵されていない皮膚を移植する手術などが該当します。いずれも医療機関によって取り扱いや対応が異なるため、受診する際には希望している治療法に対応しているかの確認もするようにしましょう。
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