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  • 頭皮の色でわかる薄毛の危険!頭皮の色が変化する原因と対策を徹底解説!

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    健康な髪を維持し抜け毛や薄毛を予防するためには、頭皮を敢行な状態に保つことが大切です。
    頭皮は髪に守られていることややや厚みがあること、また自分の目で直接見えないという特徴があります。
    そのため頭皮の環境悪化やトラブルが進行して、はじめて異変に気付きくということも少なくないでしょう。
    しかし頭皮の異変は抜け毛や薄毛の原因になるため、なるべく早い段階で発見して対策する必要があります。
    そこで今回は、頭皮環境の悪化やトラブルの前兆とも言える「頭皮の色の変化」についてくわしく解説します。
    薄毛や抜け毛対策のひとつとして頭皮の色の変化がもたらす影響や原因と対策を知り、毎日の頭皮チェックを欠かさないようにしましょう。
    【記事のポイント】
    ・頭皮の色別の特徴とは
    ・頭皮の色の悪化が関係する薄毛への影響とは
    ・頭皮の色味が変化するおもな病気とは
    ・頭皮の色を改善するためにできるケアとは

    ■この記事の著者■ AGA薄毛予防治療クリニック 医師

    柏﨑 喜宣 (かしわざき よしのり)

    名古屋大学医学部卒。創業以来日本全国のAGA・薄毛で悩む男女に対して適切な診察とAGA治療薬の効果最大化をしている。

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    頭皮の色別の特徴とは

    健康な頭皮は青白く状態の悪化とともに違う色に変化していきますので、自分の頭皮がどんな状態にあるのかを知ることが大切です。
    以下の色味を参考に、まずはシャンプー後の清潔な状態で鏡を使って自分の頭皮の色をチェックしてみましょう。
    ・頭皮が青白い状態
    ・頭皮が白からピンクの状態
    ・頭皮が黄色い状態
    ・頭皮が赤い状態
    ・頭皮が茶色い状態

    頭皮が青白い状態

    正常で健康な頭皮は青白い色でツヤがありしっとりしています。
    フケや皮脂による毛穴の詰まりがない頭皮は透明感があるため、毛根が透けて青白い色に見えます。
    また、乾燥や過剰な皮脂分泌が見られない健康な状態の頭皮は、しっとりしてキメが細かいという特徴もあります。
    色とともに頭皮の触感もチェックしてみましょう。

    頭皮が白からピンクの状態

    白から薄いピンク色の頭皮は頭皮が乾燥している状態の時に見られます。
    頭皮の水分や皮脂が不足していたりバランスが乱れているため、透明感がないという特徴があります。
    しっとり感がなくキメが荒くなっているため、触るとうるおいが感じられず細かく粉っぽいフケが落ちることもあります。

    頭皮が黄色い状態

    頭皮の色が黄色くくすんで見える状態は、血行不良や代謝の低下によることが多く体全体が老化や酸化傾向にあることを示しています。
    原因としては、加齢による代謝の衰えやストレスや不規則な食生活や生活習慣の乱れなどが考えられますが、急激な変化は見られにくいため自分で気付きにくいという特徴があります。
    黄色い状態の頭皮はかたくごわつきことも特徴のひとつであり、また髪がうねりやすくクセが出るといった変化が見られることもありますので触感や髪の変化にも注意しましょう。

    頭皮が赤い状態

    頭皮の色が赤い状態は、何らかの原因で頭皮がかぶれや炎症を起こしている危険な状態で、症状のある部分の毛細血管が拡張することから赤色に見えます。
    原因としては、過乾燥や紫外線の環境因子のほかにカラー剤やシャンプーといった化学物質などいろいろなものが考えられます。
    頭皮が炎症を起こすとかゆみや痛みなどを伴うことも多く、症状が気になって頭皮を見て赤みに気づくということもよくあります。
    炎症を起こしている頭皮は髪の発育や維持に影響し、抜け毛や薄毛に進行する可能性がありますので早めの対策が必要です。

    頭皮が茶色い状態

    黄色と赤色の頭皮の状態が併発すると茶色い頭皮に変化するため、頭皮の状態が悪化していると考えられます。
    頭皮の血行不良や代謝の低下に加え炎症が起きているため、髪の成長に必要な酸素や栄養が頭皮の修復に利用されてしまい髪の分が不足した状態を引き起こします。
    また、代謝が低下すると頭皮の老廃物の排出機能も低下するため、毛穴の汚れや詰まりが起こりやすくなり炎症をさらに悪化させる原因になります。
    そのため茶色い頭皮の状態が長く続くと、薄毛や抜け毛のリスクが高くなるとともに炎症を抑えるために治療が必要な場合もありますので皮膚科や専門の医療機関への受診がおすすめです。

    頭皮の色の悪化が関係する薄毛への影響とは

    頭皮の色が変化する原因は、紫外線や合わないヘアケア剤による刺激や、老化や体の酸化による代謝の低下が大きく関係していると言われています。
    そのため頭皮の色の変化を放置していると、頭皮環境の悪化が進み薄毛に影響するおそれがあります。
    ここでは頭皮の色の悪化が薄毛にどう影響するのか、以下のポイントでくわしく解説します
    ・頭皮トラブルにより髪の成長が遅くなる
    ・頭皮環境の悪化により髪が抜けやすくなる
    ・AGAを進行させる

    頭皮トラブルにより髪の成長が遅くなる

    頭皮の色が赤や茶色の状態は、頭皮トラブルのひとつである炎症が起こっていることを示しています。
    炎症を起こした頭皮は、自己回復のために炎症部分の血流を増やし酸素や栄養を集中させるようはたらきます。
    そのため髪に必要な酸素や栄養分が不足し、炎症が起こっている期間が長くなればなるほど髪の成長が遅くなることが考えられます。
    成長の遅れにより太く長く成長できずに細く短くなった髪は、ハリやコシも減少するため髪全体のボリュームが減り薄毛の状態に進行すると言えるため、頭皮の色の変化を見逃さずになるべく早く対策することが重要だと言えるでしょう。

    頭皮環境の悪化により髪が抜けやすくなる

    頭皮の色が変化していると乾燥や血行不良、皮脂の過剰な分泌などにより頭皮環境が悪化している可能性が高くなります。
    髪は「ヘアサイクル」や「毛周期」と呼ばれる自然な生え変わりを繰り返しており、「成長期」「退行期」「休止期」の3つの時期に分かれて成人男性では通常3〜5年を1サイクルとしています。
    しかし、頭皮環境の悪化はヘアサイクルを短くさせたり髪が太く長く成長する「成長期」を短くするおそれがあるため、通常のサイクルよりも早く髪が抜け落ちると考えられるでしょう。
    頭皮環境の悪化の原因は、気候の変化や紫外線などの外的要因のほかに睡眠不足や食生活の乱れなどの生活習慣によるものやストレスなど多岐にわたるため、考えられる原因をピックアップして対策するとともに頭皮の色が改善するかチェックすることが大切です。

    AGAを進行させる

    AGA(男性型脱毛症)は、成人男性の3人に1人が発症する薄毛や抜け毛が症状の脱毛症で進行性のため治療しないとどんどん進行し治らないと言われています。
    原因はジヒドロテストステロンという男性ホルモンの一種と遺伝であることがわかっていますが、症状の出方や進行スピードには個人差があり頭皮の状態も影響することがわかっています。
    AGAの抜け毛はヘアサイクルの短縮により健康な髪が生えにくくなることや、成長途中の髪が途中で抜けてしまうことで生じます。
    そのため頭皮の色が赤や茶色などに変化している状態では、頭皮環境が悪化しヘアサイクルをさらに短くしてAGAの進行を早める可能性があります。
    家族にAGAを発症した男性が多い場合や、薄毛や抜け毛が気になる男性は、頭皮の色の変化を定期的にチェックしながら治療や対策をAGA専門クリニックに相談することをおすすめします。

    頭皮の色味が変化するおもな病気とは

    頭皮の色味が変化するのは乾燥や体調の悪化など一時的で、季節の変化や体調の回復で自然に元に戻ることもよく見られます。しかし頭皮の色味が変化した状態を放置していると、頭皮や髪に重大な影響を及ぼす病気に進行する可能性があります。ここでは頭皮の色味の変化を起こすおもな病気について解説します。原因や症状を知り、当てはまることがあればすぐ対策しましょう。
    ・脂漏性皮膚炎
    ・アトピー性皮膚炎
    ・接触性皮膚炎
    ・皮脂欠乏性皮膚炎
    ・ニキビ

    脂漏性皮膚炎

    脂漏性皮膚炎は頭皮の赤みを特徴とする湿疹で、鱗屑という皮膚が剥げてポロポロ落ちる症状を伴います。
    皮脂腺が多い部位に出やすいため、頭部では特に生え際や耳の後ろなどに発症しやすい皮膚炎です。
    頭皮の赤みとともに特徴的なのは、皮脂が混ざって黄色くベタベタしたフケで、症状の進行とともに大量に発生しやすくなります。
    脂漏性皮膚炎の原因は、皮脂をエサにする「マラセチア菌」という常在菌が産生する「遊離脂肪酸」による刺激のため、皮脂の過剰分泌によるマラセチア菌の増殖が大きく影響していることがわかります。
    脂漏性皮膚炎が進行すると抜け毛が増え、「脂漏性脱毛症」に進行するおそれがあるため初期段階で対策することが重要です。

    アトピー性皮膚炎

    アトピー性皮膚炎は頭皮がピンクから赤に変化し、進行すると茶色になっていく慢性化しやすい皮膚炎です。
    全身の皮膚のバリア機能が低下し、乾燥してかゆみを伴う湿疹が生じる状態から皮膚にハリがなくゴワゴワして鱗屑が多い状態や、少しの刺激で腫れて出血や膿が出る状態まで進行するという特徴があります。
    アレルギー性だと言われていますが、はっきりとした原因はまだわかっていません。
    しかし、遺伝や喘息などの既往により発症しやすいことや、ストレスや生活環境により症状が悪化するという説が有力だと言われているため、日常生活の中での対策が必要な病気だと言えるでしょう。

    接触性皮膚炎

    頭皮に触れたものが刺激となり、アレルギー反応を起こして赤く変化した状態を接触性皮膚炎といいます。
    一般的には「かぶれ」と表現され、かゆみを伴う頭皮の赤みと湿疹が特徴です。
    原因はシャンプーやパーマ液などに含まれている化学物質や、ヘアアクセサリーやウィッグに使われている金属、季節により多く飛散する花粉など頭皮に直接触れるもので、どの物質に反応するかは個人差があります。
    原因となる物質に接触す流時間が長いほど症状が強く出るため、なるべく早く原因を特定して排除することが大切です。

    皮脂欠乏性皮膚炎

    皮脂欠乏性皮膚炎は、頭皮が乾燥し白やピンクまたは黄みがかった色に変化します。
    過度なシャンプーや洗浄力が強すぎるシャンプー剤などで皮脂が減少したり、季節性の激しい乾燥などが原因で頭皮の皮脂が不足することが原因になります。
    皮脂が不足すると頭皮の水分バランスが乱れ、外的刺激から守るバリア機能が低下するため多少の刺激でも炎症を引き起こし、乾燥による乾いたフケが増えるという特徴があります。
    皮脂の分泌が増える成人以降の男性にはあまり見られませんが、過剰なヘアケアや紫外線ダメージにより発症することが多いため覚えておきましょう。

    ニキビ

    アクネ菌という頭皮の常在菌が繁殖して炎症を起こすニキビは、頭皮全体の色味の変化はありませんが頭皮に赤い小丘疹や白い膿の溜まった丘疹が1〜数ヶ所できるという特徴があります。
    皮脂や汚れが毛穴に詰まり、アクネ菌が増殖して炎症を起こすため頭皮の洗浄が不十分な場合や皮脂が過剰に分泌されていることなどが原因だと言われているため、シャンプー剤やトリートメントのすすぎ残しや脂肪分の多い食生活などに注意が必要です。

    頭皮の色を改善するためにできるケアとは

    頭皮の色が変化する原因はヘアケアや食生活など日常生活の中にあることが多く、改善のためには毎日の頭皮チェックとセルフケアが重要です。
    頭皮の色味の変化に気づかす放置していると、皮膚炎を引き起こす危険や薄毛や抜け毛に進行することも考えられます。
    薄毛や抜け毛を防ぐためには、自分の頭皮の色をチェックする習慣をつけ、色が変化する原因に応じた以下の対策をできるだけ早くはじめましょう。
    ・シャンプーやヘアケアの見直し
    ・生活習慣の見直し
    ・食生活の見直し
    ・皮膚科に相談する

    シャンプーやヘアケアの見直し

    シャンプー剤やヘアケア剤を変更した場合は接触性皮膚炎の原因になることがありますので、変更後に頭皮に赤みが見られた場合は見直しが必要です。
    ノンシリコンなどの「低刺激」や化学物質「無添加」の表示を参考に、頭皮ケアやスカルプケアと表記されているシャンプー剤やケア剤を選ぶことをおすすめします。
    また、シャンプーを1日1回以上していたり、朝シャンプーしている場合に頭皮が白やピンクになっていたら、シャンプー方法も見直しましょう。
    皮脂の取りすぎを防ぎ頭皮のバリア機能を維持するためには、シャンプーは1日1回夜にして油分と水分のバランスを保つようにしましょう。

    生活習慣の見直し

    頭皮が黄色くなった場合は、代謝の低下が考えられますので睡眠不足や運動不足がないか生活習慣を見直してみましょう。
    睡眠時間は6時間を目安になるべく同じ時間に就寝して起床する習慣をつけ、睡眠の質を上げるために入眠前の刺激を避けることで睡眠による疲労回復効果や新陳代謝の向上が期待できます。
    睡眠の質を上げるためには、入眠3時間前には食事や入浴を済ませて部屋の明かりを落とし、できるだけTVやスマホの使用を避けるようにしましょう。
    また、運動不足は体の代謝を低下させ、老化や酸化を早めると言われていますので、適度な運動習慣を身につけることが大切です。
    ジムに通うなど本格的な運動以外にも、自宅でできるストレッチや出勤前のジョギングなど自分に合った方法を見つけて毎日30分程度体を動かすようにしましょう。

    食生活の見直し

    頭皮が赤く変化する炎症が見られる場合、脂漏性皮膚炎など皮脂の過剰な分泌が影響している可能性があります。
    皮脂の分泌には脂肪の摂取量が関係するため、揚げ物や肉の脂など脂質の摂取の割合や食物繊維やビタミンが不足していないか、食事内容を見直してみましょう。
    肉の脂やバターなどの動物性脂肪には飽和脂肪酸が多く含まれるため、動脈硬化を進行させ血行不良を招くおそれもありますので特に多く摂りすぎないよう注意しましょう。

    皮膚科に相談する

    頭皮が赤や茶色に変化していたり、痒みや痛みを伴う場合は早急な対処や治療が必要です。
    頭皮の色が茶色い場合は特に症状が重症化したり慢性化している場合があり、治療が難しく長引く可能性がありますので接触性皮膚炎など自分で原因がわかる場合はまず原因に触れないように対策し、できるだけ早く皮膚科で診察を受けましょう。

    まとめ|頭皮の色味と薄毛が気になったらAGA専門クリニックに相談しよう

    頭皮は自分の目に直接触れることがないため、意識しないと変化に気づきにくいと言えます。
    しかし、頭皮の色の変化を見逃してしまうと頭皮トラブルや頭皮環境の悪化をまねき、皮膚炎などの病気に進行する可能性があります。
    頭皮の炎症は進行すると髪の成長や生え変わりのサイクルに影響し、薄毛や抜け毛を引き起こすため早めの対策が重要です。
    まずは今日から頭皮の色をチェックする習慣をつけ、健康な青白い頭皮を維持するためのセルフケアを実践しましょう。
    また、AGA治療中に頭皮の色に変化が見られた場合は、すぐに担当医に相談することをおすすめします。
    自分の都合のいい時に相談できるオンライン診療や、いつでもLINEで相談できるクリニックをかかりつけにすることで、安心してAGA治療が受けられるでしょう。

    監修した医師の紹介

    ■この記事の著者■ AGA薄毛予防治療クリニック 医師

    柏﨑 喜宣 (かしわざき よしのり)

    名古屋大学医学部卒。創業以来日本全国のAGA・薄毛で悩む男女に対して適切な診察とAGA治療薬の効果最大化をしている。

    AGA,薄毛,治療,柏崎,医師

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