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抜け毛の量がやばい!すぐに対策したい方必見のトラブルシューティング3選
「明らかに抜け毛が増えている」「抜け毛の量がやばい」とお悩みの方、必見です。今回は抜け毛が増えた方に向けて、今すぐ実践できる対策方法について解説をしています。また抜け毛には危険な抜け毛とそうでない抜け毛もあります。「すごい量が多いわけでもないけど抜け毛が気になる」という方にも役立つ危険な抜け毛の見分け方法についても解説しておりますので、是非参考にしてくださいね。
■この記事の著者■ AGA薄毛予防治療クリニック 医師
柏﨑 喜宣 (かしわざき よしのり)
名古屋大学医学部卒。創業以来日本全国のAGA・薄毛で悩む男女に対して適切な診察とAGA治療薬の効果最大化をしている。
危険な抜け毛とは?
抜け毛は普通に生活しているだけでも、1日に100本前後抜けていきます。そのため掃除の際に髪の毛が落ちていることに気付く、ヘアブラシで多少抜ける、枕に数本付いている程度の抜け毛であれば全く問題ございません。また季節の変わり目などによっては通常よりも倍近く抜けることもありますので、季節の変わり目に抜け毛が増えたという方も心配する必要はありません。しかし、常に抜け毛が気になるような状態の場合は、危険な抜け毛の場合が多いです。危険な抜け毛とそうでない抜け毛は、抜けた髪の毛を観察することで判断ができます。抜け毛に悩んでいるという方は、まずは抜けた髪の毛をチェックしてみてください。確認する際は、無理やり抜く必要はなく、髪の毛をとかした際などに自然に抜けたばかりの毛を確認してみるようにしましょう。
根本が尖っている
円形脱毛症などや投薬治療の影響により、髪の毛の根本が尖ったようなギザギザな形になることがあります。また頭皮が乾燥しているとこうした根本が尖っているように見えることもあります。
毛根がない
髪の毛の毛根がブツッと切れてしまっており毛根が付いていない場合、ダメージによる切れ毛もしくは脱毛症の進行による抜け毛の可能性があります。切れ毛の場合もダメージの蓄積により頻発することがありますが、その他の髪の毛も同じような状態であれば脱毛症の進行が疑わしくなります。脱毛症は栄養不足などにより毛根がなくなるケースと、ヘアサイクルを司る毛母細胞が死滅してしまっている状態により毛根がなくなるケースの2パターンが考えられます。ヘアサイクルは生涯で行われる回数が決まっており、何らかのトラブルや脱毛症の発症により平均よりもサイクルが短縮され、早期段階に毛母細胞の寿命がきてしまうことがあります。
毛根が黒ずんでいる
ストレスや食生活などによる血流不足がや、髪の毛が成長中にも関わらず抜けてしまった場合、髪の毛の毛根が黒ずんでしまっていることがあります。また髪の毛をピンセットなどで抜いている場合も、まれにこうした黒ずみが発生することがあります。縮れ毛などが気になり髪の毛を抜いてしまうという方もいらっしゃるかもしれません。しかし頭皮に負担がかかるため髪の毛の毛根にとってはダメージのかかる行為であることを、覚えておきましょう。
髪の毛が細い、茶色い
全体的に抜けた髪の毛が細い、他の髪の毛と比べて茶色いという場合には注意が必要です。栄養不足や脱毛症の影響で髪の毛に栄養が行き渡らず、ハリ・コシの失われたやせ細った髪の毛になっています。ヘアカラーしているという方で色の変化が分かりにくいという方でも、髪の毛が明らかにやせ細っている場合には抜け毛としてはよくない抜け毛です。
髪の毛が短い
成長途中の髪の毛が抜けてしまっていると、髪の毛が短い状態で抜け毛になってしまうことがあります。他の髪の毛と比べて明らかに短い、または短い髪の毛が多く抜けている場合は注意が必要です。また抜ける前の髪の毛も、ヘアスタイルの中で短い髪の毛として目立つことがあります。生えている途中の髪の毛はハリ・コシがありしっかりとした太さがありますが、抜け毛につながりそうな髪の毛であれば同時にやせ細っていることが多いです。生えている髪の毛にも目を向けてみましょう。
根本に短い毛が生えている
抜けた髪の毛の根本から、細く短い毛が生えていることがあります。これは髪の毛が何らかのトラブルにより、自分の髪の毛を攻撃し抜けさせるようにした結果こうした髪の毛が生えることがあります。また脱毛症が進んだ方の抜け毛にも多くみられます。
危険ではない抜け毛とは?
危険な抜け毛だと判断するには、危険ではない抜け毛の特徴も覚えておく必要があります。また危険ではない抜け毛も、初めて見る方にとっては「危険な抜け毛」と間違って認識しやすいため、ここで正しい知識を覚えておきましょう。今の髪の毛の状態を知るために是非活用してくださいね。
毛根鞘がついている
抜け毛をよく観察すると、毛根部分が白くなっていることがあります。これは毛根鞘(もうこんしょう)と呼ばれ、真っ白ではなく多くの場合は半透明の白さであることが多いです。毛根鞘がついていると髪の毛の毛根が丸々抜けてしまったのではないか、と不安になってしまうかもしれません。しかし毛根と認識されることの多いこの毛根鞘は、頭皮と髪の毛をつなぐ役割のある組織で、髪の毛が生えているときは毛穴の周りを囲むようにして存在しています。そのため毛根そのものが抜けてしまっているわけではないので、安心してくださいね。
根本が白い
なんとなく髪の毛の色に対して、黒=健康、白=老化現象といったイメージを抱きがちですよね。そのため抜け毛の根本が白いと、不健康な抜け毛のイメージを持ってしまいがちです。しかし白い根本の抜け毛は、成長期にしっかり育ち寿命を迎えた髪の毛ですので、根本が黒いよりも白い方が正常な抜け毛と言えます。
抜け毛の量が増える原因
明らかに抜け毛が多いという方は、抜け毛が発生してしまう原因が必ずあります。日常生活で抜け毛が目立ってきたら、まずは原因を考えましょう。抜け毛を発生させてしまっている原因によっては、今すぐ受診が必要な内容もあります。受診が必要な症状の特徴についても詳しく解説していきますので、今の状況を見比べてみましょう。
頭皮トラブルによるもの
抜け毛が増えたという方は、頭皮に違和感を感じている方も多いです。頭皮トラブルが発生してしまうことにより、髪の毛が抜け落ちてしまうことはよくあります。具体的な頭皮トラブルとしては、
・フケ
・赤み
・発疹
・湿疹
などがあげられます。これらは日常生活の中で発症原因を作ってしまったり、発症してしまうことが多いです。例えば紫外線の強い時期に長時間日よけなしで外にいてしまった、なんて経験は多くの方があるかと思います。その後頭皮は紫外線によって乾燥してしまったり、頭皮のバリア機能の低下、また髪の毛そのものが傷んでしまうといったことが起きやすいです。また更に日常的な部分ですと、シャンプーが合わなかったり、シャンプーの仕方を間違っていたすると、頭皮にダメージが加わり上記のような頭皮トラブルを発生させてしまうことがあります。生活習慣の悪化によるもの
生活習慣とは、
・食生活
・睡眠
・ストレス
を含めた日常生活の活動をいいます。生活習慣が直接抜け毛につながることはありませんが、間接的に抜け毛の原因になってしまっていることはあります。例えば食生活で脂分の多い物を好んで連続的に摂取していると、頭皮からは代謝しきれなかった皮脂が過剰に分泌されてしまいます。そうすると上記のような頭皮トラブルにつながり、抜け毛を加速させてしまうことがあります。食生活の乱れは一例に過ぎず、生活習慣の乱れが積み重なることにより、体だけではなく髪の毛に影響してしまうのです。病気によるもの
抜け毛は病気によって発生している場合もあり、注意が必要です。主に抜け毛を増加させる可能性のある病気は以下の通りです。
・AGA(男性型脱毛症)
・円形脱毛症
・膠原病
・粃糠(ひこう)性脱毛症
・脂漏性脱毛症
・鉄欠乏性貧血
・梅毒(性病)
・薬剤性脱毛症 など
私生活に大きな変化もないのに抜け毛が明らかに増加した、危険な抜け毛の特徴がある、脱毛し薄毛になっている部分があるという方は一度病気による抜け毛の可能性も検討しましょう。できればどんな抜け毛であっても病気が隠れている可能性がありますので、症状の大小を問わず一度お近くの皮膚科を受診しましょう。男性の場合はAGAの可能性も十分に考えらえますので、AGAが疑わしい場合はAGA専門クリニックを受診することもおすすめします。抜け毛の増加を抑制する3つの方法!
病気による抜け毛の場合は、まずは病院での指示を受けましょう。投薬治療が必要な場合もあります。それ以外で日常生活を見直したい、抜け毛の対策を行いたいという方は是非これから紹介する方法を取り入れてみてくださいね。
食生活の改善
食生活が乱れているという自覚がある方は、まずは正常な食生活に近づけましょう。その中で余裕が出てきたら、今度は栄養バランスにも気を付けてみましょう。髪の毛の成長には「タンパク質」「亜鉛」「ミネラル類」「ビタミン類」が欠かせません。1日単位で完璧な栄養素を摂取するのは難しい部分もありますので、まずは1週間単位で栄養をまんべんなく摂取できるよう心がけましょう。亜鉛などは含まれる食材が少なく、含まれていても少量の場合がほとんどで、かなり摂取しにくい栄養素でもあります。そのため日常的に摂取が難しい栄養素はサプリメントで補給することもおすすめですよ。ファーストフードや高カロリーな食事も、全くだめというわけではなく、週に1回など回数を決めて楽しむようにしてみましょう。
睡眠の改善
髪の毛の成長にとって欠かせない成長ホルモンですが、実は睡眠時に一番放出されていると言われています。しかし残念ながら、その量は成長期をピークに年齢に応じて低下していってしまいます。成長ホルモンは熟睡しているタイミングで一番多く出ますので、成長ホルモンを効率よく分泌させるためには、日々の睡眠時間や質を見直すことが大切です。寝る前はPCや携帯を見ない、寝具を自分に合ったものにする、寝室の湿度や温度管理を行うなど睡眠の質をあげられるようにしましょう。また睡眠時間は1日7時間が理想と言われていますので、夜更かしをしないようにし、睡眠時間を確保できるよう心がけましょう。
ストレスをためない
人間の体はストレスがかかっている状態だと、緊張状態にあり血管が収縮してしまいます。髪の毛に栄養を運ぶのは血管ですので、血管の収縮は髪の毛にとっても栄養を運ぶ通路が狭まってしまうようなもので、あまりいいものではありません。もちろん血管が収縮しているから髪の毛が抜ける、というわけではありません。しかしストレスがかかっていない方が、体にも髪の毛にとってもいいです。ストレスをためないためにも1日の中で自分が好きなことに没頭できる時間をつくる、休日しか時間がないという方は休日に楽しみを設けるなどして、ほどよくストレスを発散できる環境をつくりましょう。
医師の紹介
■この記事の著者■ AGA薄毛予防治療クリニック 医師
柏﨑 喜宣 (かしわざき よしのり)
名古屋大学医学部卒。創業以来日本全国のAGA・薄毛で悩む男女に対して適切な診察とAGA治療薬の効果最大化をしている。
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