ZAGARO
ザガーロについて
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【AGA治療薬】ザガーロの有効性と正しい服用方法を徹底解説!
年齢問わず多くの男性を悩ませるAGA(男性型脱毛症)。今や国内の成人男性3人に1人の割合で発症していると言われて、原因は8割以上が遺伝によるものとされています。そんなAGAでの薄毛・抜け毛に悩む男性にとって、AGA治療薬はどんなものなのか気になる存在ですよね。また現在実際に治療されている方で使用中の治療薬に効果を感じることができず、「他の薬を試してみたい」「数多くあるAGA治療薬にザガーロという薬があるのを知って、調べていたらこの記事に行きついた」なんて方もいらっしゃるのではないでしょうか。今回はそんな方に向けて、AGA治療薬のひとつである「ザガーロ」の有効性や服用方法の解説をしていきます。治療薬を検討中の方、ザガーロについて詳しく知りたいという方は是非最後までご覧くださいね。
■著者■ AGA薄毛予防治療クリニック医師
柏﨑 喜宣 (かしわざき よしのり)
名古屋大学医学部卒。創業以来日本全国のAGA・薄毛で悩む男女に対して適切な診察とAGA治療薬の効果最大化をしている。
これまでの薄毛解消の実績含めてプロペシア・ザガーロ・フィナステリド・デュタステリドなどのAGA治療薬の適切な処方に定評がある。
ザガーロってどんな薬?有効成分デュタステリドとは?
ザガーロはもともと有効成分「デュタステリド」を含む前立腺肥大症の治療薬であった背景があり、「アボルブ」「アボダード」として普及していました。アルボブやアボダードを使用している患者のうち、有効成分デュタステリドによりAGA治療の効果が発見され、AGA治療薬としての開発が進み、やがてAGA治療薬としての「ザガーロ」が誕生します。日本では2015年に認証され、国内でも使用できるようになりました。またザガーロのジュネリック医薬品として、薬品名での「デュタステリド」も存在します。ザガーロを開発した製薬会社が独占的に販売できる期間を過ぎた後、日本国内では厚労省にジェネリック医薬品として認可されると販売開始されるようになりました。少しややこしく感じるかもしれませんが、基本的にザガーロ=デュタステリドと思って頂ければ分かりやすいかと思います。
ザガーロの有効性は?どんな人におすすめ?
ザガーロはAGAの原因であるDHTが生成されるのに不可欠な5α還元酵素と呼ばれるものをブロックすることでDHTが作られるのを抑制します。簡単にまとめると、男性ホルモンを調整してAGAの改善をしていくということです。AGAになる原因としては毛周期の乱れがあげられますが、ザガーロを服用することにより、毛髪の成長期が長くなり、細くなった髪の毛1本1本にコシ・ハリが生まれ、休止期にある毛穴から髪の毛が成長が促されます。そのため薄くなってしまった頭皮にも効果があり、髪のボリュームを増やしたい方、薄毛を予防したい方、発毛を目指している方にオススメの薬であると言えます。
ザガーロの正しい服用方法
基本的には1日に1回、0.5㎎(または0.1㎎)を水かぬるま湯で服用していただきます。服用時に特に注意事項はありませんが、当院では服薬を忘れてしまわないように1日の中で決まった時間に服用することをオススメしています。また基本的に他の薬との併用ができますが、心筋梗塞や狭心症などに用いられる薬など注意すべき薬剤があります。安心して服用いただくためにAGA薄毛予防・治療クリニックでは医師がみなさんのお話を伺いザガーロとの飲み合わせが可能か判断いたしますので、インターネットで調べて問題なさそうだから飲む、など自己判断はせず相談するようにしましょう。その他によく患者様から「ザガーロ」と「プロペシア・フィナステリド」を同時に服用したいというお話がありますが効能が似ており体への負担も考慮し同時には服用しないようお願いしています。
ザガーロの効果を実感するまでにかかる時間
AGA治療薬ではどの薬もほとんどが最低3ヵ月、最長でも6ヵ月ほどで効果を感じる事ができると言われています。一般的には3ヵ月でご自分で「抜け毛が減った気がする」と感じる程度で、6ヵ月ほどで周囲の人から「髪の毛少し増えた?」と気付かれる程度だと言われています。今悩まれている方にとっては今すぐ効果を感じたいと思うのが当然かと思いますが、薬での治療は忍耐力が必要です。長い目で見て治療スケジュールを立てるようにしましょう。参考までに当院で受診いただいる患者様の実例もご紹介します。当院で治療されている患者様を対象に治療実感までの時期をお聞きしたところ、AGA薄毛治療の開始から4ヵ月前後で約80%、6ヵ月前後で100%に近い方が発毛を実感されていました。※現状をキープしたいという予防の場合や患者様ご自身の健康状態などで個人差はあります。
ザガーロの副作用はどんなものがある?
ザガーロで起きる可能性があるとされている副作用は主に、勃起不全、性欲減退、肝機能障害、倦怠感、食欲の低下などがあげられます。またザガーロの臨床試験では勃起不全が4.3%、性欲減退が3.9%、精液量減少が1.3%の人に起きたと報告されています。全体を100%としたうちの数値ですので、副作用は稀であると言えますが、男性の方でも妊活などの予定がある方は注意が必要です。こういった場合、休薬指示が出る場合もありますので、かかりつけの専門医に必ず相談するようにしましょう。またザガーロは肝臓に持病がある方は悪化させてしまう可能性もありますので慎重に治療を進めなければなりません。通常専門医では血液検査などや健康観察などを行いながら患者様一人ひとりに対して副作用がないか確認していくものですので、自己判断での服用はやめましょう。
ザガーロとよく似ているプロペシア、一体何が違うの?
ザガーロとよく似ている薬としてあげられるのが「プロペシア」です。有効性は非常に似ており、ほぼ同等の効果がありますが、「プロペシアは効かなかったけどザガーロは効いた」などといった口コミを目にすることが多々あります。これにはしっかりとした理由があり、DHTを生成する5a還元酵素にはⅠ型とⅡ型があり、プロペシアはⅡ型を阻害するのに対しザガーロはⅠ型・Ⅱ型共に阻害できるためプロペシアでは改善が見込めなかった方でもザガーロで改善するといった現象が起きるのです。
ザガーロの有効性を更に高めるために気を付けたいこと
ザガーロの服用により毛髪が成長するサイクルを整えるとともに、抜け毛・薄毛予防のために日常生活の中でも気を付けてほしいことがあります。数多くありますが、今回は3つあげました。ザガーロを服用していない方にも当てはまることなので、是非試してみてくださいね。
ザガーロの有効性を高める①:栄養バランスのいい食事をとる
1つ目は食事です。バランス(タンパク質やミネラル類豊富な食材等)のとれた食生活により、身体の中で栄養の吸収の優先順位の低い頭皮にも栄養を届けることができ、発毛をより見込むことができます。
ザガーロの有効性を高める②:睡眠を十分にとる
髪の毛の成長に欠かせない成長ホルモンは、実は睡眠時に一番多く効率的に作られます。そのため睡眠不足=成長ホルモン不足となってしまいます。まとまった睡眠をとりにくい方でも10分~15分程度の昼寝を取るだけでも違ってきます。
ザガーロの有効性を高める③:外用薬ミノキシジルを併用する
また頭皮に直接アプローチするミノキシジルを併用することでより髪の毛が生えやすくコシのある髪質を目指すことができます。ミノキシジルは毛母細胞に直接働きかけ発毛を促進させるものです、特におでこの生え際・M字に薄毛になっている方の改善に効果的といわれています。ザガーロ(デュタステリド)自体M字の薄毛には効果が見込める治療薬となります。外用薬は医師の処方が必要なものとそうでないものに分かれていますが、きっちり薄毛を予防・治療したい方は専門の医師と相談しながらご自身にあった服用を心がけましょう。
より安心して薄毛予防・治療と向き合うために
AGA薄毛予防治療クリニックではみなさんの症状に応じて適切な処方を行っております。より身近に・続けやすいAGA治療を行っていただくためにオンライン診療を充実。まずはお気軽にお問合せください。
医師紹介
■この記事の著者■ AGA薄毛予防治療クリニック 医師 柏﨑 喜宣 (かしわざき よしのり)
名古屋大学医学部卒。創業以来日本全国のAGA・薄毛で悩む男女に対して適切な診察とAGA治療薬の効果最大化をしている。
これまでの薄毛解消の実績含めてプロペシア・ザガーロ・フィナステリド・デュタステリドなどのAGA治療薬の適切な処方に定評がある。
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