ZAGARO

ザガーロについて

  • ザガーロの偽物に注意 | AGA薄毛予防治療クリニック

    【医師監修】ザガーロのニセモノには注意を

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    薄毛予防・治療に当院でも多く処方されているザガーロ。AGA薄毛予防治療クリニックで処方されているザガーロ(有効成分デュタステリド)ですが、近年海外など個人輸入の類似品・偽物が出回っており健康被害などが多く出ているようです。未承認のものについては副作用を含めた健康被害が出たとしても自己責任となり医薬品副作用被害救済制度の対象外となります。

    クリニックで処方してもらう以外にも、通販による個人輸入で手に入れている人も一定数いるのではないでしょうか?通院の手間がない、コストが抑えられるなど、医薬品の個人輸入にメリットを感じる人も多いでしょう。

    しかし「ザガーロ」(デュタステリド)は偽造薬として流通しているものもあり、通販で個人輸入している人は特に注意が必要です。
    そこで今回は、ザガーロの偽造薬になぜ注意が必要なのか、偽造薬を見分ける方法があるのかなどを詳しくご紹介します。

    ※医薬品副作用被害救済制度とは薬を正しく使用したにも関わらず起きてしまった副作用についてはその治療に関わる費用を給付できる制度
    未承認の通販が安いからといって気軽に服用をすると効果以前に重大な健康被害に遭う恐れもあります。それでは当院が把握しているザガーロの偽物・未承認の薬について解説していきます。

    ■著者■ AGA薄毛予防治療クリニック医師

    柏﨑 喜宣 (かしわざき よしのり)

    名古屋大学医学部卒。創業以来日本全国のAGA・薄毛で悩む男女に対して適切な診察とAGA治療薬の効果最大化をしている。

    これまでの薄毛解消の実績含めてプロペシア・ザガーロ・フィナステリド・デュタステリドなどのAGA治療薬の適切な処方に定評がある。

    個人輸入・通信販売のザガーロには要注意

    「こんなはずじゃなかった・・・」海外から個人・並行輸入したりインターネット通信販売で安いものが販売されています。国内で承認されていないものでホームページの運営会社が明確になっていなかったり、明らかに日本人が運営していないような不審なものが多くあります。国内販売が承認されているザガーロはもちろん医師の処方がなければ手に入れることはできません。個人輸入は偽造薬の可能性が高く・リスクも伴います。当院でも以前似たような名前のものを服用されていた患者様がおり、薄毛の進行を止めるどころか抜け毛が止まらず健康被害も出ている患者様もおられました。

    クリニックや病院でザガーロを処方されたことのある方が通信販売で安価なもの(類似品・偽造薬)を探しご自身で服用され健康被害が出た際、自己責任となり医薬品副作用被害救済制度の対象となりません。AGAを正しく理解し、薄毛の予防・治療で結果を出すためにきちんとしたクリニック・病院の医師によるザガーロの処方をおすすめします。

    改めて、ザガーロ(デュタステリド)とは?

    ザガーロとは、有効成分デュタステリドを主成分とするAGA治療薬のことです。デュタステリドには、AGA原因である「5αリダクターゼ」を阻害する働きがあり、ヘアサイクルの正常化を目指すことでAGAの進行を防ぐとともに症状の改善が期待できます。もっとわかりやすく説明すると、ザガーロは薄毛の進行を食い止め、発毛・育毛を促す効果が期待できるということです。

    国内未承認の薬について

    ザガーロの有効成分であるデュタステリドを含有されているとされる、国内未承認の薬には以下のようなものがあります。
    デュプロスト

    デュタス

    デュタボルブ

    ベルトリド

    いずれの薬もザガーロ(デュタステリド)と同じく5a還元酵素Ⅰ型・Ⅱ型を共に阻害し薄毛の原因となるジヒドロテストステロン(DHT)の生成を抑える働きがあるとのことですが、日本国内では承認されていないため副作用が起こったとしても医薬品副作用被害救済制度の対象外です。近年個人輸入・インターネット通販サイトで多く見受けられるようになりましたが未承認かつ粗悪な偽物を知らず知らず服用している方が多いとのことです。本物か偽物かパッケージや薬の形状で見分けるのも難しいのが実情です。

    よっておすすめしたいのはきちんと病院・クリニックの医師から適切なアドバイスと処方をもらいきちんと続けることです。

    ザガーロ・ジェネリックのデュタステリドの偽造薬に注意!

    個人輸入できるザガーロですが、通販で手に入れるにはさまざまな危険もあります。その一つが「偽造薬」の存在です。

    偽造薬の場合、健康を害する成分や記載とはまったく違う成分、不純物などが含まれている可能性もあります。副作用などで思わぬ症状を引き起こす可能性もあるため、安全性を考えた上でザガーロの偽造薬には注意が必要なのです。

    また、偽造薬はたしかな効果が期待できないことも。そもそもAGA治療薬は、長期的な服用により効果が期待できるものです。個人輸入で手に入れたザガーロを長期的に服用しても、万が一効果が得られなかった場合に費用や時間が無駄になります。

    このように、ザガーロを個人輸入するデメリットには偽造薬の存在はもちろん、安全性や保障面などがあります。

    ニセモノの見分け方について

    すでにザガーロの個人輸入をしている人にとっては、手元の薬が偽造薬ではないか非常に気になることでしょう。そこで、ザガーロが偽造かどうかを見分ける目安についてご紹介します。

    ポイントは以下の5つです。

    ●パッケージの状態
    ●パッケージ記載内容のスペルミス、文法の誤り
    ●製造日と有効期限の記載が外側・内側ともに同一か
    ●薬の変色、劣化、異臭はないか
    ●明らかに安すぎる価格設定の薬ではないか

    以上は、ザガーロと同じ有効成分・デュタステリドを含有する治療薬「デュタプロス」の偽造薬に関する見分け方について、WHOが報告しているものです。もちろん、ザガーロにも共通した見分け方と言えるでしょう。

    海外製の医薬品ということで、スペルミスや文法の誤りは見落としがちなポイントです。上記の見分け方が100%正しいものとは言えませんが、確実に言えることは個人輸入でザガーロを購入しないこと。
    少なくとも、購入時のサイトに会社の住所や固定電話の番号が記載されているかもチェックすることが大切です。

    安全にAGA薄毛治療・予防を進めていただくために

    当院ではもちろん国内承認されているAGA治療薬しか取り扱っておりません。なお上記デュタス等を個人輸入されている方の中で粗悪な偽造薬を知らず知らずのうちに服用されている方も多いと聞きます。偽物や類似品を服用し万が一重大な副作用が生じた場合には救済措置はなく、あくまで自己責任となります。AGA(男性型脱毛症)・薄毛はご自身にあった治療で進行を止め、発毛を実感できるものです。リスクがある未承認の薬よりも正規ルートで国内承認されている処方薬の服用を強くおすすめします。

    症状を自己判断してザガーロを個人輸入している、またクリニックの受診を中断してザガーロを個人輸入しているなど、個人輸入をしている人にもさまざまな理由や事情があるかと思いますが、きちんとした効果を得るためにもクリニックや病院で処方してもらうべきです。

    特にAGAは進行性の脱毛症なので、症状やタイミングに合わせた治療法、治療薬が求められます。クリニックや病院では、一人ひとりの症状に合わせた薬が処方されるほか、副作用のリスクを抑えてザガーロを服用することが可能です。ザガーロには飲み合わせがNGな医薬品もあるため、きちんと説明してもらえる点でも大きなメリットがあります。

    ザガーロの処方には保険が適用されませんが、費用を抑えたい人にはジェネリック薬を処方してもらう方法もあります。前向きに検討してみてください。

    AGA治療薬を正しく理解する

    上記がザガーロの偽物・未承認薬についての解説でした。

    通信販売など、医師による処方ではない薄毛・AGAの治療薬と謳っている偽物には注意ください。

    AGA薄毛予防・治療クリニックでは病院・クリニックの医師による適切な診察・処方を受けたいという日本全国の患者様に対してスマートフォンひとつで受診・的確なアドバイスもあわせて適切に薬の処方をおこなっております。

    抜け毛・薄毛の進行を着実に止め・発毛を実感するサポートをさせていただきます。

    著者紹介

    ■この記事の著者■ AGA薄毛予防治療クリニック 医師

    柏﨑 喜宣 (かしわざき よしのり)

    名古屋大学医学部卒。創業以来日本全国のAGA・薄毛で悩む男女に対して適切な診察とAGA治療薬の効果最大化をしている。

    これまでの薄毛解消の実績含めてプロペシア・ザガーロ・フィナステリド・デュタステリドなどのAGA治療薬の適切な処方に定評がある。

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