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AGAについて
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【医師監修】AGA(エージ―エー)と遺伝の関係性
「いつのまにか髪の毛がなくなった」「抜け毛が止まらず、薄毛になっている」
日本の成人男性4,200万人のうち、1,260万人はなっているとされる男性型脱毛「AGA(エージ―エー)」。このAGAは進行性のため放っておいても薄毛の進行は治らずあなたがもしAGAであれば髪の毛は減り続け・段々薄毛が気になりやがて無くなっていきます。よくAGA(男性型脱毛症)は遺伝するものだと言われていますが本当なのでしょうか?ここではAGA(エージ―エー)と遺伝について詳しく解説していきます。「最近抜け毛が増えてきた」「薄毛が目立ってきた気がする」「将来ハゲたくない」など薄毛でお悩みの方についてはご参考にしていただければと思います。AGA・薄毛は予防・治療で止められます、髪の毛がなくなる前に「無くなった際にご自身に不都合がないか?」を考え予防を始められる方が増えています。
それではクリニックの医師が監修・AGA(エージ―エー)と遺伝の関連性について詳しくお伝えいたします。
■著者■ AGA薄毛予防治療クリニック医師
柏﨑 喜宣 (かしわざき よしのり)
名古屋大学医学部卒。創業以来日本全国のAGA・薄毛で悩む男女に対して適切な診察とAGA治療薬の効果最大化をしている。
これまでの薄毛解消の実績含めてプロペシア・ザガーロ・フィナステリド・デュタステリドなどのAGA治療薬の適切な処方に定評がある。
AGA(男性型脱毛症)の原因は遺伝的要素が8割以上
AGAはA(Androgen(男性ホルモン)+G(genetic(遺伝)+A(Alopecia(脱毛症))の略、ホルモン受容体が遺伝的(生まれつき)に多いほど男性型脱毛症が発症しやすくなります。薄毛の8割以上の原因はこの遺伝によるものであるとの報告があります。テストテロンと呼ばれるものと5αリダクターゼ(5α還元酵素)と呼ばれるものが結びつき「ジヒドロテストロン(DHT)」と呼ばれる男性ホルモンに変換されるのですが、このジヒドロテストロン(DHT)がホルモン受容体に取り込まれて、毛母細胞の働きを低下させ毛髪の成長サイクルが短くなり、結果ハリ・コシのある髪の毛が生えにくくなります。毛髪の成長期が短くなるということは髪の毛が成長する前に抜けてしまう、これが男性型脱毛症(AGA)の原因となります。この遺伝的要素をさらに詳しく解説いたします。
男性モルモン受容体(アンドロゲンレセプター)の感受性
男性ホルモンの感受性は遺伝されます、これまでわかっていることでは母親からの染色体に関係するとされ、母親の父親が男性型脱毛症による薄毛であった場合隔世遺伝で引き継がれる可能性が高くなります。
アンドロゲンレセプターの感受性もまた遺伝によるものです。アンドロゲンレセプターの感受性遺伝についてこれまでわかっていることでは、母親からの染色体に関係するとされています。男性の場合、父親からはY遺伝子、母親からはX遺伝。女性の場合は両方からX遺伝子を受け継ぎます。この際の母親から引き継がれるX遺伝子により、例えば母親の父親(祖父)が男性型脱毛症による薄毛であった場合、隔世遺伝で引き継がれる可能性が高くなります。「祖父のハゲが隔世遺伝する」なんていったことを聞いたことある方も多いのではないでしょうか。これには、こういった遺伝子による影響があるからだとご理解いただけたと思います。またボン大学のアクセル・M・ヒルマー博士とその研究チームについて少し触れましたが、このX遺伝子についての働きは彼らの研究によって明らかになりました。
テストテロンのDHT(ジヒドロテストステロン)への変化のしやすさ
5aリダクターゼの活性が高いとテストテロンがジヒドロテストステロン(DHT)に変化しやすくなります。父母どちらからもこれは遺伝される可能性があります。
テストロンとは体格や筋肉量などの「男性らしさ」に影響する男性ホルモンの一種です。テストステロン値のピークは20代で、それ以降減少していきます。体内では減少したテストステロンを補填しようと5αリダクターゼと結合が増加していき、更にこの5aリダクターゼの活性が高いとテストテロンがジヒドロテストステロン(DHT)に変化しやすくなります。この体質は父母どちらからも遺伝する可能性があります。
母方の祖父・曽祖父にさかのぼり、薄毛なら男性型脱毛症の発症は高い確率
x染色体は薄毛の遺伝子を持ち、薄毛の遺伝子も受け継ぎます。
母方の祖父が薄毛→約75%の確率
母方の祖父と曽祖父ともに薄毛の場合で約90%の確率で
AGAを発症するといわれています。男性のX染色体は母方です、母方に薄毛の男性がいればその遺伝子を引き継ぐ確率が高く、母親はその父親のX染色体を必ず受け継ぐということが言えます。
5aリダクターゼの活性化について
5aリダクターゼとは、全身の毛穴の皮脂線に存在する酵素のことです。この5aリダクターゼが、男性ホルモンのテストステロンに働きかけることで、ジヒドロテストステロン(DHT)が生成されます。このジヒドロテストロン(DHT)がホルモン受容体に取り込まれて、毛母細胞の働きを低下させ、髪の毛の正常な成長が阻害されることでハゲが進行してしまうのです。
5a還元酵素の活性度は上述のとおり遺伝し、ジヒドロテストステロンへの変化のしやすさに影響します。
母方に薄毛の人がいないため自分には遺伝しないというのは間違いで、父親からの遺伝的要素もあります。発症のトリガーとなる男性ホルモンレセプターについては母方から遺伝しやすいとされていますがほかのハゲやすい要因を父から受けつぐ可能性があります。
つまり父親が薄毛の方は遺伝的要素により薄毛になる確率があると言えます。
AGA(男性型脱毛症)の進行をとめ、髪の毛を生やすために
その他遺伝以外にもストレスや生活・食生活の乱れなどがAGA(薄毛)に繋がります。AGA・薄毛の進行は止められるものです、AGA薄毛予防・治療クリニックではみなさんの症状に応じて適切な処方を行っております。
より身近に・続けやすいAGA治療を行っていただくためにオンライン診療を充実。まずはお気軽にお問合せください。
著者紹介
■この記事の著者■ AGA薄毛予防治療クリニック 医師 柏﨑 喜宣 (かしわざき よしのり)
名古屋大学医学部卒。創業以来日本全国のAGA・薄毛で悩む男女に対して適切な診察とAGA治療薬の効果最大化をしている。
これまでの薄毛解消の実績含めてプロペシア・ザガーロ・フィナステリド・デュタステリドなどのAGA治療薬の適切な処方に定評がある。
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