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つむじの薄毛に気づいた方必見!今すぐ始めるべき対策を解説
「最近つむじが薄くなってきた気がする」
「日本人はつむじハゲになりやすいって本当?」
「つむじの薄毛は病院やクリニックで治療できる?」
つむじの薄毛は日本人に多いと言われていますが、自分で見にくい部分のため、薄毛になってきたと気づいた時には症状がだいぶ進行していた、ということも珍しくありません。
また、薄毛がいつから始まっていたのか、原因がなんなのかわからないといった問題を抱える人も多いのではないでしょうか。
今回は、つむじの薄毛とはどんな状態なのか、治療やすぐに始められる対策方法についてくわしく解説しますので、つむじの薄毛が気になる方はぜひ参考にしてください。■この記事の著者■ AGA薄毛予防治療クリニック 医師
柏﨑 喜宣 (かしわざき よしのり)
名古屋大学医学部卒。創業以来日本全国のAGA・薄毛で悩む男女に対して適切な診察とAGA治療薬の効果最大化をしている。
つむじの薄毛セルフチェック方法とは
将来自分はつむじの薄毛になるのか不安がある方や、最近つむじのボリュームが減った気がしている方のために、つむじの薄毛をセルフチェックする3つの項目をまとめました。
当てはまる項目が1つでもあればつむじの薄毛の可能性があり、当てはまる項目が多いほど薄毛の進行度が高くなると考えられますのでまずはここで自分のつむじの薄毛の可能性をチェックしてみましょう。つむじ周囲の地肌が透けているか
つむじは通常右向きか左向きに渦を巻いたような毛流れが見られ、中心部以外は地肌が透けることがなく均一に髪が生えています。
しかし、つむじの薄毛の場合は毛流れが放射状の直線のように見えたり、渦を巻いた流れがはっきり見えずつむじの中心から外側に向かって地肌が透けて見えるという特徴があります。
地肌が透けて見えるということは、つむじ周囲の髪のボリュームダウンがあきらかになってきているため、つむじの薄毛が進行していると言えるでしょう。つむじの頭皮の色や状態
正常な頭皮の色は、やや青みがかった白色で顔の肌よりも白いという特徴がありますが、薄毛が進行している頭皮は赤みがかっていたり茶色くくすんでいる状態がみられます。
つむじの薄毛が見られる場合、頭皮環境が悪化し炎症を起こしているケースがあり、慢性的な炎症がある頭皮は酸素や栄養分が不足しがちで髪の成長が不十分になり抜け毛が増える可能性があります。
さらに、茶色い頭皮は頭皮の炎症に加え代謝の低下や血行不良が著明な状態を示しており、抜け毛がすでに進行していることも多いためすぐになんらか対策する必要があるでしょう。つむじ周囲と後頭部の髪質が違う
つむじの髪は毛流れで横に倒れているケースが多いですが、健康な場合左右どちらかに流れて髪質は太くしっかりしています。
しかし、薄毛が始まったつむじの周囲は髪質が軟化して細くなる傾向があり、側頭部や後頭部の下方の髪に比べて弱々しく見えることや、伸びが不十分で短くなるという髪質の違いが特徴として現れます。
つむじ周囲の髪や地肌を自分でチェックするには、なるべく同じ距離と明るさで定期的につむじの写真を撮影して変化がないか見比べることをおすすめします。
また、AGA専門クリニックなどで定期的に診察を受け、専門家の目で判断してもらうことは薄毛の進行を判断するためにとても重要ですので、気軽に相談できるオンライン診療などを活用しましょう。つむじの薄毛の原因とは
つむじの薄毛にはいくつかの原因があり、ひとつではなくいくつかが複雑に絡み合っているケースが多く見られます。
男性の薄毛の原因は大半がAGA(男性型脱毛症)だと言われていますが、つむじの薄毛の場合生活環境や頭皮環境にも原因が見られることが多いため、ここでそれぞれの原因についてくわしく見ていきましょう。AGA(男性型脱毛症)
AGAとは、ジヒドロテストステロンという男性ホルモンが、頭頂部や額の生え際に多く分布されているアンドロゲンレセプターに取り込まれることで脱毛因子を生成し抜け毛や薄毛を発症する男性特有の脱毛症です。
ジヒドロテストステロンは、テストステロンという別の男性ホルモンが5αリダクターゼという酵素と結びつくことで変換されるホルモンで、5αリダクターゼの活性度は両親から遺伝し、アンドロゲンレセプターの感受性の高さは母親方の祖父や曽祖父から遺伝することがわかっています。
脱毛因子のはたらきにより髪に抜け毛の指令が出されるため、髪の成長期間が極端に短縮されて強制的に抜け落ちて抜け毛が急増し薄毛の症状が現れます。
アンドロゲンレセプターはおもに頭頂部と額の生え際に分布していますが、日本人は頭頂部の方に症状が出やすいことがわかっており、AGAは成人男性の3人に1人に発症するため早い方では10代からつむじの薄毛が見られるケースがあり注意が必要です。頭皮環境の悪化
頭皮の過剰な乾燥や、紫外線やブリーチなどによるダメージが原因となり頭皮環境が悪化した場合、頭皮の血行不良や慢性的な炎症を引き起こし髪の発育不足や抜け毛の増加が見られる可能性があります。
また、皮脂の過剰な増加は頭皮の毛穴を詰まらせたり皮膚の常在菌の異常繁殖の原因となり、脂漏性脱毛症や粃糠性脱毛症といった頭皮環境の悪化による脱毛症に進行するおそれがあるため、洗浄力の強すぎるシャンプーなど誤ったヘアケアによる頭皮の乾燥や脂肪分の多い食事に注意が必要です。生活習慣の乱れ
髪が太く長く成長するためには、髪の元となる毛母細胞に豊富な酸素と栄養が必要ですが、バランスの悪い食事や不規則な食事時間といった食生活の乱れは、髪の成長不足によるつむじの薄毛をまねく可能性があります。
さらに、睡眠不足は髪の成長に不可欠な「成長ホルモン」の分泌量を減少させることから、睡眠時間が短い人や寝ても熟睡できないという人はつむじの薄毛リスクが高いと言えるでしょう。円形脱毛症
円形脱毛症は、頭部に円形の脱毛斑が見られる脱毛症で、出現部位に決まりはないためつむじに脱毛斑が発症する可能性があります。
円形脱毛症の原因ははっきりわかっていませんが、自己免疫疾患のひとつであるという説が有力で、アトピー性皮膚炎の既往がある人に発症しやすいとも言われています。
境界がはっきりした円形の脱毛斑は、ほかのつむじの薄毛と見分けがつきやすいという特徴があり、皮膚科や免疫を専門に診察できる病院での治療が必要です。つむじの薄毛の治療方法とは
AGAが原因になっているつむじの薄毛は、病院やクリニックなどの施設で治療が受けられます。
AGAは進行性で症状や進行スピードには個人差が大きいため、AGAの発症リスクが高い場合や診断された場合はすぐに予防や治療を始めることが大切です。
ここではおもなAGA治療を紹介しますので、AGAの治療がどんなものか気になる方は参考にしてください。内服薬治療
AGA治療の柱とも言える内服薬治療では、AGAの原因となるジヒドロテストステロンの生成を抑えるため、フィナステリド(プロペシア)やデュタステリド(ザガーロ)という5αリダクターゼ阻害薬を内服します。
厚生労働省が承認している治療方法で、日本皮膚科学会による脱毛症診療ガイドライン*では、内服薬治療は最も推奨度が高く有効性を示すエビデンスがあることがわかります。
内服薬治療では、脱毛因子のはたらきによって乱れたヘアサイクルという髪の生え変わりを元に戻すため、6ヶ月継続する必要がありますが、AGAの原因に対して根本的な治療ができるためつむじの薄毛対策におすすめです。*参考:男性型および女性型脱毛症診療ガイドライン2017年版 (https://www.dermatol.or.jp/uploads/uploads/files/AGA_GL2017.pdf)
外用薬治療
外用薬治療で使用されるミノキシジルは、血管拡張作用成分と毛母細胞や毛乳頭細胞を活性化させるはたらきにより頭皮の血行を促進し髪の成長を助ける効果が期待されます。
頭皮の気になる部分に1日2回直接塗布するため、つむじの薄毛が部分的に気になる方におすすめです。
全身的な副作用の心配がほとんど見られないため、既往症などで内服治療が難しい方でも治療できることが大きなメリットですが、厚生労働省が承認しているのは5%以下のミノキシジル外用薬のため、濃度の高い外用薬や内服のミノキシジルに関しては安全性が確立されていないことからから、使用する際は慎重に検討する必要があるでしょう。注入療法
髪の成長を助けるミノキシジルや成長因子などの成分や、頭皮環境を整える亜鉛やミネラルなどを配合した薬液を頭皮に直接注入する治療方法です。
注入薬剤の種類や注入方法に決まりはなく、それぞれの病院やクリニック独自の方法で行われているため料金もそれぞれ異なります。
気になる薄毛の部分に直接注入できるというメリットがあり、つむじの薄毛が気になる場合は治療の選択肢のひとつになりますが、AGAの根本治療ではないため内服薬との併用が望ましいでしょう。つむじの薄毛におすすめの対策法とは
つむじ周りの髪のボリュームの低下や、髪質の変化は薄毛に進行する可能性があるためなるべく早い段階で対策することが大切です。
ここでは、今すぐ始められるおすすめのつむじの薄毛対策方法を3つ紹介しますので、できることからすぐに始めましょう。AGA専門クリニックに相談する
つむじの薄毛の大きな原因であるAGA対策には、AGA専門クリニックや病院に相談して自分の薄毛に合わせて予防や治療することが大切です。
AGA治療は基本的に最低6ヶ月から症状に合わせて長期にわたるため、いつでも気軽に相談できるかかりつけの病院やクリニックを見つけることをおすすめしますが、AGA薄毛予防治療クリニックではオンライン診療を充実し、自分の都合に合わせて診療が受けられるためぜひお気軽にご相談ください。ヘアケアで頭皮環境を整える
頭皮環境の悪化は、皮脂分泌の過剰な増加による毛穴詰まりや乾燥による頭皮の血行不良をまねき、髪が抜けやすくなったり栄養不足になり髪の発育不良や薄毛に進行する可能性がありますので、毎日の適切なヘアケアで頭皮環境を整えましょう。
皮脂が気になるからとシャンプーの回数を増やしたり、洗浄力の高いシャンプーを使用していると、皮脂をとり過ぎて乾燥をまねきかえって皮脂分泌が増える悪循環になるおそれがあります。
そのためシャンプーは1日1回夜に行い、シャンプー剤は頭皮に優しいスカルプケア用やアミノ酸系のものを選ぶことをおすすめします。生活環境を見直す
睡眠不足や入眠障害などの睡眠の質の低下は、髪の成長に欠かせない成長ホルモンの分泌低下をまねき薄毛につながるおそれがありますので、アルコールや食事摂取と入浴は入眠3時間前に済ませ、入眠2時間前から室内を暗くするなど工夫することで入眠後すぐに深い眠りに移行できるようにしましょう。
また、運動不足は頭皮の血行不良や代謝の低下の原因となりますので、毎日の運動を習慣づけることをおすすめします。
運動といっても、エレベーターを階段に変えたり歩く時間を増やすなど無理のない範囲から始め、体を動かすことに抵抗がなくなってきたら興味のあるスポーツを始めて習慣にしていきましょう。まとめ
つむじの薄毛はAGAや頭皮環境の悪化などさまざまな原因によって現れますが、早い段階で適切な対策ができれば進行を防ぎ改善することが期待できます。
自分のつむじの薄毛の原因を見つけ、治療や対策をできるだけ早く始めましょう。
つむじの薄毛は自分ではなかなか気づきにくいため、AGA発症リスクが高い方は早めにAGA専門クリニックに相談することも大切です。
AGA薄毛予防治療クリニックでは、オンライン診療を充実しているため自分の都合に合わせていつでもお気軽にご相談ください。関連する記事
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