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  • シャンプーは朝・夜、抜け毛の予防にとってどちらがいい?

    シャンプーは朝と夜どっち?抜け毛の予防にオススメなタイミングと正しい方法は?

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    抜け毛の予防について調べていると、「頭皮を清潔に保ちましょう!」といいたフレーズをよく耳にするかと思います。頭皮を清潔に保つ方法として一番最初に思い浮かべるのは、シャンプーをすることだと思います。しかしシャンプーは回数をこなせばいい、とりあえず洗えばいい、というわけではありません。シャンプーを行うタイミングを間違ったまま習慣化してしまうと、ダメージの積み重ねで抜け毛が加速してしまうケースもあります。今回はそんなシャンプーについて、抜け毛防止の観点からオススメのシャンプーをするタイミングや正しいシャンプー方法について解説していきます。抜け毛にお悩みの方、是非参考にしてみてくださいね。

    ■この記事の著者■ AGA薄毛予防治療クリニック 医師

    柏﨑 喜宣 (かしわざき よしのり)

    名古屋大学医学部卒。創業以来日本全国のAGA・薄毛で悩む男女に対して適切な診察とAGA治療薬の効果最大化をしている。

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    シャンプーは朝と夜、どっちがオススメ?

    多くの方は、一日の中でシャンプーをするタイミングは「朝シャン派」「夜シャン派」の2パターンかと思います。最近は特に「朝活」といった朝頭がフレッシュなうちに活動を行うことがいいとされ、その影響で朝にシャンプーをする、という方も多いかと思います。しかし「朝シャン派」と「夜シャン派」では、「朝シャン派」の方が確実に頭皮のダメージの差が出てしまい、習慣化するほど頭皮がダメージを負ってしまうなんてこともあります。ではなぜ「朝シャン派」は頭皮によくないのでしょうか。一緒に見ていきましょう。

    「朝シャン」は抜け毛を加速させる

    朝シャンが頭皮にとってよくないと言われている理由に、頭皮のバリア機能を低下させるというものがあります。一日活動する中で外に出て紫外線を浴びる、という機会があるかと思います。通勤、通学、仕事中など・・・外回りの方などは特に紫外線にさらされる機会が多いのではないでしょうか。こうした紫外線から頭皮を守ってくれるのが、実は皮脂です。皮脂は汚い、悪いもの、というイメージを持たれがちですが、適切な皮脂はむしろ頭皮を紫外線から守ってくれるプラスな働きをしてくれます。しかし朝にシャンプーをしてしまうと、一日の活動に必要な皮脂まできれいさっぱり洗い流してしまうことにより、紫外線による頭皮へのダメージが蓄積されてしまいます。また朝シャンプーをしたまま夜寝てしまうことで、枕などの寝具に一日活動した後の汗や汚れなどがついてしまったり、雑菌繁殖の原因になってしまうことがあります。

    「夜シャン」は髪の毛の成長にプラスになる

    朝シャンは抜け毛を加速させてしまうということを知っていただけたかと思います。その逆で、寝る前に行う夜シャンは髪の毛にいいことだらけです。まず一日の汚れを落とし、毛穴つまりをシャンプーによってきれいにすることができます。頭皮がきれいになることで寝具もきれいに保つことができますし、この時期から増えてくる花粉を寝室に持ち込まずに済みます。また毛穴がきれいな状態になっていると、睡眠時に分泌される成長ホルモンによる髪の毛の成長を妨げることなく、頭皮だけではなく髪の毛そのものにもプラスになります。このような面から夜シャンは、抜け毛予防にも効果があると考えられています。

    どうしても朝シャンしたい場合は?

    上記の理由から、抜け毛予防を目的とするならば朝シャンよりも夜シャンがオススメです。そのためこだわりが特にない、生活スタイル的にどちらでもいい、という方は夜シャンをするようにしましょう。しかし中にはどうしても朝シャンしたい、もう習慣化していて朝シャワーを浴びないと目が覚めない、という方もいらっしゃるかと思います。そういった方にオススメなのが、「湯シャン」です。文字通りシャンプーなどの石鹸類は使わず、お湯だけでシャワーをするという意味です。石鹸類を使わないことで必要以上に皮脂を洗い流してしまう可能性も減らせ、朝のすっきり感をシャワーで味わうことができます。どうしても、という方は是非試してみてくださいね。しかし湯シャンだけで夜は入らないとなると、皮脂汚れが溜まっていってしまいますので、湯シャンはあくまで目を覚ますために入る程度にとどめて、夜のシャンプーでしっかり汚れを落とすようにしましょう。

    抜け毛予防には正しいシャンプーを身につけることも大切!

    シャンプー自体が流れ作業になってしまっている、5分程度で終わらせてしまっている、という方は正しいシャンプーが行えていない可能性があります。正しいシャンプーが行えていないと、薄毛や抜け毛を加速させてしまう可能性があります。またシャンプーの前後のケアをしっかり行えているか、によっても大きく頭皮や髪の毛の状態は変わってきます。ここでは正しいシャンプーの方法と、頭皮ケアの方法について解説をしていきます。特別な道具は必要なく、家にあるものでできますので、今日から是非試してみてくださいね。

    ①自分に合うシャンプーを用意する

    シャンプーを行う上で、自分に合うシャンプーを使うというのはとても大切なことです。今家にあるシャンプーが合っていないという方は、まずは自分に合うシャンプーを探すということが必要になります。以下のような症状に当てはまっている方は、今現在使用しているシャンプーが頭皮に合っていない可能性があります。

    ・ふけが多い
    ・頭皮に痒みがある
    ・頭皮が赤くなっている

    見過ごしてしまいがちな症状ですが、シャンプーで洗った後にすぐこのような症状が出ている場合は、シャンプーによる頭皮トラブルの可能性が高いです。合わないシャンプーで多いのが、「クール感を感じる刺激の強いシャンプー」「洗浄力が高いシャンプー」「育毛成分入りシャンプー」です。地肌が弱い方にとってはこれらのシャンプーは頭皮によくない影響を与えてしまう可能性がありますので、薬用シャンプーや洗浄力があまり高くないシャンプーに変えるようにしてみましょう。

    ②ヘアブラシで髪をブラッシングする

    続いてヘアブラシを使って、髪の毛をブラッシングしていきます。ブラッシングには、一日の中でついた汚れを落とす目的があり、ブラッシングを行うだけでもシャンプーの泡立ちが変わります。ヘアブラシはどんなものでも問題はありませんが、可能であれば動物毛のブラシなど、柔らかい毛質のものを選ぶようにしましょう。柔らかい毛質のブラシは、プラスチックなど硬いブラシと比べて、ブラッシングする際の頭皮のダメージを軽減してくれる効果があります。動物毛のブラシはプラスチックのものと比べると高価にはなりますが、その分長く使えますのでケア用品のひとつとして持っておくと便利です。ブラッシングの方法は、とにかく優しく行うことです。特に冬場は乾燥で静電気が起きやすく、髪の毛同士が絡まってしまうことが多くなります。時間がない時などはつい力任せにとかしてしまいがちですが、髪の毛同士が絡まったまま強い力で引っ張ってしまうと、健康な髪の毛が切れてしまったり、毛根から抜けてしまうことがあります。そのためブラッシングの際は、髪の毛の絡まりにも注意してブラッシングを行うようにしましょう。

    ③お湯で髪の毛全体を予洗いする

    ブラッシングを終えたら、お湯で髪の毛全体を予洗いしていきましょう。お湯の温度は38度くらいに設定し、シャンプーですすぐ時のようにしっかり洗っていきます。この際に頭皮マッサージをするように頭皮を洗っていくようにしましょう。汚れはシャンプーでしか落ちないと思われがちですが、お湯で頭皮をマッサージしていくことで、毛穴の中の汚れもしっかり落としていくことができます。またブラッシングで取り切れなかった髪の毛の汚れを洗い流しておくことで、この後のシャンプーの泡立ちをよくして、少ないシャンプー量で頭皮に負担をかけず汚れを落としていくことができます。

    ④シャンプーを泡立てる

    次にシャンプーを適量手に取り、手の平の上で泡立てていきます。泡立てから30秒ほどでしっかりとした泡を作ることができますが、より濃密な泡を手軽に作りたいという方は、泡立てネットを使うのもオススメです。

    ⑤泡で頭を洗っていく

    ここまできてようやくシャンプーで髪を洗う段階になります。髪の毛を洗うこつは、爪を立てずに指の腹で優しくマッサージするように行うのがポイントです。ついやってしまいがちですが、頭皮をガシガシ洗ってしまうことは避けましょう。頭皮にシャンプーをべたつけするのではなく、泡立てた泡で優しくマッサージするように行うことで、頭皮を傷付けずに汚れを洗うことができます。男性の方でも髪の毛が肩くらい、または肩よりも下のロングヘアーの方もいらっしゃるかと思います。髪が長い方は、毛先から洗うようにしていきましょう。毛先で洗うと更に泡立ちを感じるかと思いますが、その泡を上へと持ってくるようにして洗うと全体をきれいに洗うことができます。髪の毛はシャンプー中でもこすれてしまってキューティクルを傷付けてしまったり、切れてしまうことがありますので、力いっぱい行わないよう注意しましょう。

    ⑥シャンプーを洗い流す

    シャンプーで全体をしっかり洗うことができたら、お湯でシャンプーを洗い流します。シャンプーで洗い流す際も、力任せに髪の毛をひっぱったり、からまってしまった部分に無理に指を通そうとせず、優しく時間をかけてシャンプーを洗い流していきましょう。首の後ろや耳の後ろ、額部分などは特に洗い流しが多い部分となっていますので、髪の毛を洗い流したら洗い残しが発生しそうな場所にシャワーを当てて洗い残しがないように念入りに流しましょう。

    ⑦優しくタオルドライをし、低温で乾かす

    シャンプーが完了したら終わり、ではなく、シャンプー後のケアも薄毛・抜け毛予防には非常に大切です。まずは髪の毛をバスタオルで包み込むようにして全体の水分を取ります。その後に毛先などを優しくトントンと叩くようにしてタオルドライをしていきます。タオルドライをするメリットとしては、頭皮へのダメージや切れ毛の発生、キューティクルの傷予防などがあげられます。ガシガシとタオルで髪の毛を乾かしてしまう方が多いですが、これは切れ毛などのトラブルにつながりますので控えましょう。タオルドライを5~10分ほど行った後は、低温設定にしたドライヤーで髪の毛を乾かしていきます。温度の設定が冷風か温風しかないという場合は、温風にして髪の毛からできる限り話して髪を乾かすことで、髪の毛へのダメージを最小限にすることができます。

    AGA専門クリニックでも抜け毛予防はできる!

    シャンプーのタイミングや方法など、日ごろできるケアを行っていくことはとても大切です。しかしAGAによる抜け毛の場合、ケアだけでは進行を食い止めることができません。そこで是非活用していただきたいのがAGAクリニックです。AGAクリニックでは現在の頭皮の状態や髪の毛の状態を含め、適切な予防方法をアドバイスし、治療によって現在お悩みの症状を改善することもできます。もちろん将来に向けて抜け毛予防もすることができます。気になる症状がある方やAGAを予防したいとお考えの方は、クリニックを受診することも検討していきましょう。

    医師の紹介

    ■この記事の著者■ AGA薄毛予防治療クリニック 医師

    柏﨑 喜宣 (かしわざき よしのり)

    名古屋大学医学部卒。創業以来日本全国のAGA・薄毛で悩む男女に対して適切な診察とAGA治療薬の効果最大化をしている。

    AGA,薄毛,治療,柏崎,医師

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