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    血行不良を改善して薄毛対策をしよう! 効果的な生活習慣とは?

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    寒い日が増えてくると、増えてくるのが血行不良による冷え性です。冷え性と聞くと女性に多いイメージがあるかと思いますが、実際は多くの男性が悩まされていることのひとつでもあります。そんな冷え性ですが、実は薄毛を気にする男性にとっては大敵となることをご存じでしょうか。血行不良だから必ず薄毛になるというわけではありませんが、血行不良が薄毛のひとつの要因になることは十分に考えられます。そこで今回は、なぜ血行不良が薄毛につながるのか、また薄毛対策で気をつけたいこととはなにかについて、詳しく解説をしていきます。冷え性でお悩みの男性にもぜひ読んでいただきたい記事ですので、最後までご覧ください。

    ■この記事の著者■ AGA薄毛予防治療クリニック 医師

    柏﨑 喜宣 (かしわざき よしのり)

    名古屋大学医学部卒。創業以来日本全国のAGA・薄毛で悩む男女に対して適切な診察とAGA治療薬の効果最大化をしている。

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    なぜ血行不良が薄毛につながるのか?

    血行不良が冷え性を招くことは、多くの方がご存じかと思います。しかし血行不良が薄毛につながると言われても、あまりピンとこない部分がありますよね。血行不良と薄毛に関係性があるようにも思えません。そのため特に冬の時期に発生しやすい血行不良ですが、薄毛を気にしていながらもその対策を十分に取れないという方が多いのです。そこで今回は、なぜ血行不良が薄毛につながるのかについて詳しく解説をしていきます。

    毛根への酸素供給不足

    血液は、毛根に酸素や栄養素を運ぶ重要な役割を果たしています。しかし、血流が悪くなると、毛根に必要な酸素が十分に供給されなくなります。酸素不足の状態では、毛母細胞の働きが低下し、健康な髪の成長が妨げられることがあります。特に、毛母細胞は髪の生成に欠かせない細胞であるため、その機能が低下すると髪の成長速度が遅くなり、最終的には薄毛へとつながります。酸素供給が不十分な状態が長く続くと、髪が細く弱くなり、抜け毛が増える原因となります。

    毛細血管の機能低下

    頭皮には非常に多くの毛細血管が張り巡らされていますが、血行不良になるとこれらの血管が収縮し、十分に機能しなくなります。その結果、毛根まで栄養が届きにくくなり、髪の成長が妨げられます。毛細血管が劣化すると、新しい髪が生えにくくなるだけでなく、成長途中の髪も弱くなって抜けやすくなるため、薄毛が進行します。また、毛細血管の機能低下は一度進行すると回復しにくいことがあり、早期に改善が求められる重要な要因です。

    頭皮の代謝低下

    血流が悪くなると、頭皮の代謝も低下します。健康な髪を保つためには、古い角質や汚れを適切に排出し、新しい細胞を生み出すサイクルが必要です。しかし、血行不良が原因でこの代謝サイクルが滞ると、頭皮が硬くなり、毛根が圧迫されることがあります。これにより、毛髪の成長環境が悪化し、髪が細く弱くなるだけでなく、新しい髪が生えにくくなるため、薄毛の原因となります。

    栄養素の運搬不足

    血液は髪の成長に必要な栄養素、例えばタンパク質やビタミン、ミネラルを頭皮まで運搬する役割を担っています。しかし、血行不良になるとこれらの栄養素が毛根に届きにくくなります。栄養不足の毛根では髪の生成が妨げられ、成長途中の髪が抜けたり、髪質そのものが弱くなる可能性があります。栄養素が不足した髪は切れやすく、成長速度も遅いため、薄毛が目立つようになります。

    老廃物の排出不良

    血液は栄養を運ぶだけでなく、老廃物を回収して排出する役割も果たしています。血流が悪化すると、この老廃物の排出が滞り、毛根周辺に有害物質が蓄積する可能性があります。この状態が続くと、毛根が炎症を起こし、健康な髪の成長を妨げる原因になります。さらに、炎症によって毛根がダメージを受けると、髪が細くなるだけでなく、生えてこなくなるリスクも高まります。

    血行不良のサインはどう出る?

    外の気温が寒くなるこの季節、血行不良で冷えているのか、ただ単に皮膚が冷えて冷たく感じているのか分かりにくいこともありますよね。そのため、冬の期間は気付かない間に血行不良に陥っていたなんてこともあります。軽度な血行不良はよくあることであり、性別問わず誰にでも起きる可能性があるものです。では、自分が血行不良が気付くためにはどのような状態を見て判断すればいいのか、気になりますよね。ここでは、自分が血行不良がどうかを知るために、血行不良が発生している時に身体から出るサインについてもご紹介していきます。

    頭皮が冷たく感じる

    血行が悪くなると、頭皮の温度が低下することがあります。健康な状態では血液が頭皮を流れ、適度な温かさを保っていますが、血流が滞ると温度が下がり、触れたときに冷たさを感じることがあります。頭皮が冷たい状態が続くと、毛根への酸素や栄養の供給が不足するサインともいえます。この状態を放置すると、髪の成長が妨げられる可能性が高まります。

    頭皮が硬くなる

    血流が悪くなると、頭皮が硬く感じられることがあります。通常、健康な頭皮は柔軟性があり、適度に弾力がありますが、血行不良によって頭皮の筋肉が緊張し、硬くなる場合があります。これは血液や栄養素が十分に届かず、頭皮の代謝が滞っているサインです。特に、頭皮の柔軟性が失われると、毛根が圧迫されて髪の成長に悪影響を及ぼす可能性があります。

    抜け毛が増える

    血行不良の典型的なサインとして、抜け毛が増えることが挙げられます。特に、抜け毛の本数が急増したり、抜けた髪が細く短いものばかりの場合は、血流不足が原因の可能性があります。毛根に十分な酸素や栄養が届かない状態では、髪が成長途中で弱くなり、抜けやすくなります。抜け毛が普段よりも目立つようであれば、血行不良を疑うべきです。

    肩や首のこりがひどくなる

    頭皮への血液は、肩や首の血流と密接に関係しています。そのため、肩や首のこりが慢性的にひどい場合、頭皮への血流も悪くなっている可能性があります。肩こりや首の緊張は、頭皮の血行を阻害する要因となり、結果として抜け毛や髪の成長に影響を与えることがあります。肩や首の痛みや張りを感じたら、それが血行不良のサインであるかもしれません。

    頭皮の乾燥やかゆみ

    血流が悪いと、頭皮の新陳代謝が低下し、皮脂や水分の分泌が不安定になることがあります。その結果、頭皮が乾燥しやすくなったり、かゆみを感じることがあります。乾燥した頭皮はフケが発生しやすくなるほか、バリア機能が低下して炎症を引き起こす可能性もあります。これらは血行不良による頭皮環境の悪化を示すサインといえます。

    髪が細くなる

    血行不良は、髪を作る毛母細胞への栄養供給を妨げるため、髪の成長が阻害される原因となります。その結果、太くしっかりとした髪が生えにくくなり、細く弱々しい髪が増えることがあります。髪が細くなると、全体のボリュームが失われたように見え、薄毛が目立ちやすくなります。特に、生え際や頭頂部の髪が細くなり始めた場合、血行不良が関与している可能性が高いです。

    髪のツヤがなくなる

    健康な髪は適度な油分と水分を含み、自然なツヤがあります。しかし、血流が悪くなると、頭皮からの皮脂分泌が低下し、髪に必要な油分が届かなくなることがあります。これにより髪が乾燥し、ツヤが失われてしまうのです。ツヤのないパサついた髪は、血行不良のサインであると同時に、髪の栄養状態が悪化していることを示しています。

    髪が伸びるのが遅くなる

    髪の成長には、毛母細胞への十分な酸素と栄養供給が欠かせません。血行不良によりこれらが不足すると、毛母細胞の働きが低下し、髪の成長スピードが遅くなります。通常、髪は1カ月で約1cm伸びるとされていますが、それよりも明らかに遅い場合は血行不良が影響している可能性があります。髪がなかなか伸びないと感じたら、頭皮の血流状態を確認する必要があります。

    薄毛対策のためにできる血行不良改善策とは?

    血行不良のサインについて知ることができたかと思います。上記にあげたようなサインがあるからと言って必ずしも血行不良が原因というわけではありませんが、血行不良がひとつの要因となっている可能性は十分に考えられます。放置することで薄毛が悪化する可能性もありますので、ぜひ今後は髪の毛の状態や頭皮の状態も含めてセルフチェックを実施してみてくださいね。では、実際に血行不良が起きている場合、どのように対策をしていけばいいのでしょうか。ここでは、薄毛対策のためにできる血行不良改善策についてご紹介していきますので、参考にしてみてくださいね。

    頭皮マッサージを行う

    頭皮マッサージは、直接的に頭皮の血行を促進する簡単な方法です。指の腹を使って、優しく円を描くようにマッサージをすることで、滞った血流が改善され、毛根に必要な酸素と栄養が届きやすくなります。特にお風呂上がりやシャンプー後の時間帯は血流が良くなっているため、マッサージの効果を最大限引き出せます。1日5分程度の習慣化が無理なく実施でき、薄毛予防にも役立つことが期待できます。

    適度な運動を取り入れる

    運動不足は全身の血流を悪化させ、頭皮の血流にも影響を与えます。ウォーキングやジョギングなどの有酸素運動は、心拍数を上げて血液循環を促進するため、頭皮への血流改善に効果的です。無理のない範囲で毎日少しずつでも運動を取り入れることで、薄毛予防につながる健康的な生活を送ることができます。

    食事内容を見直す

    血行促進に役立つ栄養素を摂取することも重要です。特に血流を良くする効果がある「ビタミンE」、血液を作るために必要な「鉄分」、そして血液をサラサラにする効果がある「オメガ3脂肪酸」を意識して取り入れるとより効果を期待できます。これらの栄養素はナッツ類、ほうれん草、青魚などの食品に含まれており、日々の食生活に取り入れることで自然に血行を改善できます。その他一緒に摂取していただきたいのが、「タンパク質」です。髪の毛の9割以上はタンパク質で構成されていますので、健康な髪の毛を維持するためにはタンパク質が欠かせません。食事からすべて摂取できない場合は、サプリメントを活用するのもオススメですよ。

    冷え性を改善する

    頭皮の血行不良は、冒頭でも触れたように全身の冷え性とも関係があります。寒い季節に手足が冷える場合は、体全体の血流を良くする工夫が必要です。例えば、入浴時に湯船に浸かることで体を温める、冷たい飲み物を控え温かい飲み物を摂取する、といった対策が有効です。体温を保つことは頭皮の血行改善にもつながり、結果として薄毛対策に効果的です。

    ストレスをコントロールする

    ストレスは血管を収縮させ、血流を悪化させる大きな原因の一つです。適切な睡眠を取ることや、瞑想や休憩などのリラックスできる時間を意図的に日々の生活に取り入れることで、ストレスを軽減し、血流を正常に保つことができます。ストレスが少ない状態を維持することは、頭皮環境を整え、薄毛予防にも大きく寄与します。

    より安心して薄毛予防・治療と向き合うために

    AGA薄毛予防・治療クリニックではみなさんの症状に応じて適切な処方を行っております。より身近に・続けやすいAGA治療を行っていただくためにオンライン診療を充実。まずはお気軽にお問合せください。

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