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  • 【医師監修】新型コロナウィルスの後遺症による抜け毛 | AGA薄毛予防治療クリニック

    新型コロナウィルス感染症の後遺症による抜け毛について

    新型コロナウイルス感染症の後遺症は、疲労感、倦怠感、呼吸苦,咳、胸部不快、味覚臭覚異常などの症状が知られています。

    新型コロナウイルス感染症の後遺症は急性期の症状が回復した後にも後遺症が新たに出現することがあります。

    遅発性後遺症と呼ばれているもので、睡眠障害、記憶障害、集中力の低下の他に脱毛症などがあります。

    当院に寄せられる患者様からの声も含めて今回は現時点で分かっている新型コロナウィルス感染症の後遺症における脱毛・抜け毛について詳しく解説していきたいと思います。

    新型コロナウィルス感染症の後遺症の頻度

    新型コロナウイルス感染症の後遺症は高い頻度でみられることがわかっていますが、後遺症のリスク要因としては肥満、高齢、女性、感染の急性期に5つ以上症状があった場合などです。後遺症は重症の方だけでなく、中等症や軽症の方にも多く、また無症状の方にみられます。新型コロナウイルス感染後2カ月経過したところでは48%の方に、感染後4カ月経過しても27%の方に何らかの後遺症が認められています。倦怠感、疲労感、咳、呼吸苦などが多いのですが、後遺症としての脱毛も24%にみられます。新型コロナウイルス感染症の発症から脱毛の出現するまでの平均期間は58日ほどで、発症の直後から出現する方から、3カ月ほどしてから出現している方までみられます。後遺症としての脱毛の平均持続期間は76日ほどで、1カ月程度の方から長期にわたる方まで様々です。

    後遺症による脱毛の程度は?

    脱毛の程度も比較的軽く済む場合、部分的な脱毛の場合、全頭部に及んでほぼ完全に脱毛してしまう場合までいろいろありますが、男女ともにみられ、年齢的には若い世代に多い傾向があります。しかしながら男女差や脱毛の程度などの詳しい集計は出来ていないのが実情です。実際に新型コロナウイルス感染症の後遺症としての脱毛は急速に進むことが多く、広い範囲で脱毛が起これば急な容姿の変化などもあり、精神的に落ち込んだりと社会生活をおくるのに支障を来たすこともあり、他の新型コロナウイルス感染症の後遺症と変わらず深刻な問題です。

    新型コロナウイルス感染症の症状は後遺症も含め200種類に及ぶといわれています。また女性は男性の1.5倍の頻度で新型コロナウイルス感染症の後遺症が出現するという報告があり、肥満や喫煙者も同様に後遺症の発現頻度が高くなります。20歳代から40歳代に多く、最近は10歳代の方の後遺症も増えています。また新型コロナウイルス感染症の回復後に出現する遅延性後遺症はウイルス後疲労症候群と呼ばれ、脱毛やブレインフォグと呼ばれる記憶障害、睡眠障害、集中力低下、精神的な疲労感、認知機能の低下などのことで、この症状と急性期症状の遷延する持続型の症状(倦怠感、呼吸苦など)が併せて存在することで本人にとって強い苦痛を伴ことから、さらに社会復帰が遅れる要因となり経済的救済が必要になる可能性が高くなるのです。

    海外の報告では、新型コロナウイルス感染症の後遺症として倦怠感、疲労感、呼吸苦、関節痛、胸痛、臭覚味覚異常などが主体ですが、後遺症としての脱毛も22%と比較的高い頻度(人種、男女差、地域特性などの集計はまだ出ていませんが)でみられています。

    新型コロナウイルス感染症の後遺症として脱毛の原因は未だ分かってはいませんが、軽度から中等症の方に多くみられ、新型コロナウイルス感染症で入院した人の約半数に何らかの脱毛がみられたという報告があります。新型コロナウイルスの直接的な影響ではなく、感染による身体的、精神的なストレスで発症している可能性があるといわれています。しかし新型コロナウイルス感染症の後遺症としての脱毛では頭皮の微小血管の血流障害が起こり、毛母細胞という毛髪を作り出す細胞や毛根そのものが破壊されていることがあるため再度毛髪を作り出せる可能性が極めて低い状態になっている場合があります。このように長引く脱毛の場合には頭皮の変化が強くなり毛髪の再生が困難になっている例もみられます。新型コロナウイルス感染症では全身の血管に炎症が起こり全身の臓器に影響を及ぼすという説や、感染によりできた物質が脳をはじめ多くの臓器に炎症を起こすという説や、感染により自身の組織、臓器な対する抗体ができ抗原抗体反応起が起こるという説などがあります。例えば腎臓には急性腎不全という形で、脳神経なら髄膜炎や脳炎、心臓では心筋炎や心房細動など全身的に様々な症状を起こします。いずれにしろ脱毛を含め後遺症の症状が長く続く可能性があるのです。

    新型コロナウィルス感染症の後遺症の対策について

    新型コロナウイルス感染症に罹患しないことが一番の後遺症の対策です。またワクチンの接種により、感染したとしても後遺症を軽減できるとの報告があり、自分で予防できる部分もあります。感染し後遺症が出現てしまった場合には、いち早くかかりつけ医に相談し、それぞれの専門医への紹介なども含めての対策をし、焦らずに治療を続け回復を待つことが必要です。新型コロナウイルス感染症の後遺症としての脱毛で、男性の場合には男性型脱毛症(AGA)ではない病態といわれていますが今後の知見を待つことになります。脱毛は急なことが多く、その外見上の変化が大きいため男女とも深刻な問題だと思います。「抜け毛が止まらない」「薄毛が目立ってきた」と感じたらまずは経験豊富な医師による診察をおすすめします。

    医師・監修者紹介

    ■この記事の著者■ AGA薄毛予防治療クリニック 医師

    柏﨑 喜宣 (かしわざき よしのり)

    名古屋大学医学部卒。創業以来日本全国のAGA・薄毛で悩む男女に対して適切な診察とAGA治療薬の効果最大化をしている。

    これまでの薄毛解消の実績含めてプロペシア・ザガーロ・フィナステリド・デュタステリドなどのAGA治療薬の適切な処方に定評がある。

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